独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

馬迷男の挑戦

秋競馬も3歳馬より古馬狙い!? トライアルは末脚自慢に注目!


どうも! “馬迷男” 八木たかおです! 国内で秋競馬が開幕し、クラシックのトライアルが始まったかと思えば、海外では凱旋門賞の前哨戦も行われています。気温がまだ高いので秋の到来という感覚はまだ正直薄いのですが、行われるレース名は確かに秋。秋は競馬からやって来ます。頭を無理やりにでも切り替えて、今週の3日間開催に挑みたいと思います。

そんな秋競馬開幕週は、夏競馬から引き続いて古馬狙いの馬券が的中。新馬券術「夏競馬は敢えて古馬に注目作戦」によって、11日(日)中京8Rの3連複36.9倍を買い目を絞ってゲットできました。

▲11日中京8Rは2→7→12で決着

■狙える古馬の条件
・前々走、前走のどちらかにおいて同級以上で馬券圏内がある
・昇級2戦目まで

■狙える古馬の条件Ver.2
・古馬の中で人気最上位かつ1~3番人気
・1番人気は信頼度◎

このレースは13頭立てで3歳馬7頭、古馬6頭の組み合わせ。その中で「狙える古馬の条件」該当馬として文末まとめに挙がっていたのは、1年5ヶ月の長期休養明けながら、前走で②着に好走していたイフティファール1頭だけでした。

夏競馬に限らず開催替わりは馬場傾向が気になりますが、前日の中京ダートは1200mで2回レコードタイムが記録されていました。道悪馬場だったとは言え、高速馬場の傾向は見えていました。

そして、このレースの馬場状態は前日の道悪が残った稍重。軸はイフティファールに決定し、恐らくスピードのある馬が有利とみて、2頭目に持ち時計のある3歳馬2頭、3頭目に6頭を並べました。

その結果、イフティファールは2番人気で③着に入り、2頭目に配置した1番人気の3歳馬が①着、8番人気の4歳馬が②着でした。その②着馬も持ち時計はメンバー中2番目。持ち時計優先で馬券を組み立てて正解でした。

現在の中京は、どうやら極端な馬場状態のようです。10日は道悪のダート1200mでレコードが2回出たかと思えば、芝が良に回復した11日はセントウルS(芝1200m)と12R(1勝クラス、芝1600m)でレコードを記録。良馬場の芝と道悪ダートは、特に持ち時計やスピードを優先した方が良さそうです。

10日中山8Rも1頭だけの対象馬が期待に応えてくれました。2走前に今回と同じ中山ダート1800mで②着に好走していた4歳馬インヴァリアンスが2番人気②着。この馬から流した3連複33.4倍が的中です。

▲10日中山8Rは12→10→5で決着

このレースは12頭立てで、3歳馬と古馬が6頭ずつでした。3→2→5番人気での決着でしたが、1番人気の3歳馬が⑤着に敗れてまずまずの配当となりました。

11日中山6Rは、2走前に今回と同じ中山ダート1800mで②着に好走していた5歳馬ミュアウッズが3番人気③着。この馬から流した3連複17.1倍が的中し、追加馬券でプラス収支に持ち込むことに成功しました。①&②着は3歳馬が入り、4→1→3番人気の決着で配当が跳ねませんでしたが、着実に的中させることができました。

▲11日中山6Rは3→8→4で決着

この新馬券術、タイトルが「夏競馬は敢えて古馬に注目作戦」だったのですが、秋競馬になっても通用しています。よって、ここからはシンプルに「3歳よりも古馬狙い作戦」として、引き続き秋競馬でも古馬狙いがどこまで通用するのか、研究を進めていくことにします。

先週行われた3歳馬が1頭でも出走した3歳以上条件の平地競走は23鞍。世代ごとの成績は下記の通りです。

3歳[18.12.11.69](勝率16.4%、複勝率37.3%)
4歳[2.6.6.89](勝率1.9%、複勝率13.6%)
5歳以上[3.7.4.60](勝率4.1%、複勝率18.9%)

先週の「狙える古馬の条件」該当馬の成績は[2.5.7.38](勝率3.8%、複勝率26.9%)。該当馬で1番人気となった馬は[1.0.1.1]でした。

そして、先週の人気最上位古馬は[1.2.3.17](勝率4.3%、複勝率26.1%)。先々週の[6.4.3.16](勝率20.7%、複勝率44.8%)から成績を大きく落としました。秋競馬開幕によるものなのか、他に理由があるのか、あるいはたまたまなのかは現状では不明。今週の結果が注目されます。

続いて、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証に移ります。先週は3鞍に1頭ずつ計3頭の狙い馬がいて、セプテンバーSスノーテーラーが1番人気①着。馬券もスノーテーラー①着付け流しの馬単15.6倍が的中しました。

▲セプテンバーSは6→4→7で決着

スノーテーラーは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"が1分6秒9でトップ。2位を0秒6リードしていました。しかも、このタイムは稍重馬場で記録されたもの。今回の勝ち時計は1分7秒6で、持ち時計には及びませんでしたが、3連勝でオープン入りを果たしました。

今週狙えそうなレースは3鞍。この新馬券術と相性が良いハンデ戦が3鞍含まれていますが、馬場状態がカギを握るレースがありそうです。

■ケフェウスS(中京芝2000m)
1位:1分58秒0(良)ショウナンバルディ
2位:1分58秒6(良)エヴァーガーデン
3位:1分58秒8(良)アーデントリー

■ラジオ日本賞(中山ダート1800m)
1位:1分48秒5(不良)ナムラカメタロー
2位:1分49秒2(不良)ケンシンコウ
3位:1分51秒0(重)ダノンファスト

■鋸山特別(中山ダート1800m)
1位:1分50秒8(稍重)カンリンポチェ
2位:1分51秒8(重)ジーマックス
3位:1分52秒2(不良)アトラクティーボ

オープンのハンデ戦・ケフェウスSの“想定持ち時計"1位は1分58秒1のショウナンバルディ。2位を0秒5リードしていて、一応の目安としている“0秒5差以上"をクリアしているので、ここは狙ってみます。今の中京芝は良馬場だと時計が速くなりがちなので、良馬場が望ましそうですが?

ラジオ日本賞は一考が必要とみます。“想定持ち時計"比較で1位となるのは1分48秒7のナムラカメタローですが、昨年のプロキオンS(⑭着)以来1年2ヶ月ぶり&斤量59kgとあって、条件面は厳しいところ。控えめに馬券に入れます。

2勝クラスのハンデ戦・鋸山特別の“想定持ち時計"1位は1分50秒4のカンリンポチェで、2位を0秒8リードしています。持ち時計を記録したレースの馬場状態がカンリンポチェは稍重馬場で、2位の馬が重馬場なので、ここはカンリンポチェを狙います。

続いて、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の検証です。先週は2鞍に1頭ずつ計2頭の対象馬がいて、どちらも馬券圏外でした。よってこの新馬券術での的中はありません…。この新馬券術はコースを限らず開幕週はやや成績を落とすことがありますが、特に先週の対象馬は10日中京のムーンライトH(芝、稍重)とエニフS(ダート、重)に1頭ずつで、末脚自慢が苦労する馬場状態でした。巡りあわせが悪かったようです。

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「〇」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして、「3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」の検証も。紫苑Sの対象馬だったスタニングローズは1番人気①着でした。

これで今年に入ってから3歳OPにおいて、レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[9.6.3.32](勝率18.0%、複勝率36.0%)となりました。なかなかの好成績が続いています。

今週はローズSサリエラセントライト記念マテンロウスカイが対象馬。ローズSは時計が速かった中京芝での一戦ですが、この2頭はどんな走りを見せてくれるでしょうか。

続いては、こちらも改名が必要な新馬券術です。「3歳未勝利戦は初ダート馬作戦」改め「未勝利戦は初ダート馬作戦」を検証していきましょう。先々週で今年の3歳未勝利戦が終了したため、2歳戦に目を転じました。ところがこの時期はダートの2歳未勝利戦がまだ少ないため、初ダートの馬が多数出走してきて、狙いを絞りづらい状況です。

たとえば、10日中京1R(ダート1400m)は出走12頭で初ダート馬が9頭。そのうち前走8番人気以内が7頭いました。また、11日中山1R(ダート1200m)は出走16頭中初ダート馬が11頭で、そのうち前走8番人気以内が3頭いました。そして、この2鞍はどちらも前走8番人気以内の初ダート馬によるワンツーで決着しています。特に11日中山1Rは①着6番人気→②着7番人気で、馬連109.5倍の万馬券決着になっているんですよね。

「未勝利戦は初ダート馬作戦」購入の流れ(暫定)
[1]馬券の軸は、初ダートの馬の中から前走8番人気以内
[2]軸から初ダートの馬&気になる馬に流す
[3]軸になった馬が4番人気以内であれば単式①着付けも検討

3歳未勝利戦ではこの流れで何度も的中馬券を手にできましたが、2歳未勝利戦でも通用するのでしょうか?

先週、ダートの2歳未勝利戦は4鞍。出走した初ダートの馬は33頭いて、[3.3.2.25](勝率9.1%、複勝率24.2%)。これを前走8番人気以内に絞ると[3.3.1.11](勝率16.7%、複勝率38.9%)となります。この数字を見ると、どうやら狙っていけそう。

この時期のダートの2歳未勝利戦を上手に立ち回るには、初ダート馬に前走8番人気以内の馬が多数いる場合はケンに回るということになるでしょうか。ひとまず、ページ最下部の表は前走が芝で8番人気以内の馬が5頭以内の場合に該当馬を表記することにしたいと思います。

さて、最後は当コラムの注目種牡馬です。今年6月以降、2歳新馬&未勝利戦で高回収率を示していた芝のダノンバラード産駒、ダートのヘニーヒューズ産駒マインドユアビスケッツ産駒の成績をチェックします。

芝のレース出走のダノンバラード産駒
[4.3.9.33]
単勝回収率98.0%↓、複勝回収率169.0%↓

ダートのレース出走のヘニーヒューズ産駒
[4.4.6.13]
単勝回収率237.0%↓、複勝回収率394.0%↓

ダートのレース出走のマインドユアビスケッツ産駒
[2.3.3.14]
単勝回収率65.0%↓、複勝回収率87.0%↓

いずれも成績がダウンして、ダート出走のマインドユアビスケッツ産駒は単勝、複勝とも回収率が100%を割りました。そろそろ見直しを検討するタイミングかもしれません。

一方、新たに気になってきたのがダートのレース出走のドレフォン産駒で、[2.1.2.6](単勝回収率116.0%、複勝回収率120.0%)という好成績。注目種牡馬の入れ替えも視野に入れておきます。

★今週の狙い馬★
【中山・土曜】
R 狙い馬
1 サッチモ、トラネスハープ、ハチミツプリン、マラマプア
2 タッチャブル、ツインクルトーズ、ファンネルマーク、モンドプリューム
3  
4  
5  
6 サンフィニティ、ニシノミズカゼ
7 ミステリーウェイ
8 モンサンラディウス
9  
10 エープラス、オメガロマンス、チアチアクラシカ、ルルローズ
11  
12 エイムトゥルー、ダノンジェネラル、ノーエクスキューズ、マイネルヒッツェ

【中山・日曜】
R 狙い馬
1 タイシャククリゲ、ニフェーデービル
2  
3  
4  
5  
6  
7 ギャラントマナー
8 オレンジフィズ、スウィートブルーム
9 ヴァリアント、エリモグリッター、コスモノアゼット、コルニリア
10 アナゴサン(〇)、グランオフィシエ(同級、〇)
11  
12 ラナキラ

【中山・月曜】
R 狙い馬
1  
2  
3 デイズオブドリーム、バトルトウショウ、ヒャクマンボルト
4  
5  
6  
7  
8 カッティングロック、クロスザルビコン、ナスノコウラン
9 カンリンポチェ
10 アオイショー、レットミーアウト、ワンデイモア
11  
12  

【中京・土曜】
R 狙い馬
1 エースオブスペーズ、ドライグ、ヨウシタンレイ
2 ファビーニョ、レッドマグナス、ワインワインレッド
3  
4  
5  
6 ヴァジュランダ、コンテナジュニア、シゲルカセイ、マジックスピーチ
7 アイヴォリーアイ、サイモンルピナス、ヤマカツパトリシア
8  
9  
10 クリノクラール
11 ショウナンバルディ、ラヴユーライヴ(同級、〇)
12 メイショウフンケイ

【中京・日曜】
R 狙い馬
1 スリーディプテー、ニシノコウダイ、パガファンタス
2 モーメントキャッチ
3  
4  
5  
6 ニホンピロクリフ
7 エニシノウタ、マリオンエール、ラフダイヤモンド
8 カネトシディーバ、サウンドプリズム
9 サジェス、タガノカイ、ダノンターキッシュ、ハーランズハーツ、レベランス
10 ヴィアルークス、ヴィルヘルム、エルカスティージョ、サトノフウジン(同級)、シャンブル、チュウワノキセキ
11  
12  

【中京・月曜】
R 狙い馬
1 カムカムキリシマ、ジャストザヴァルス、ジュンウィンダム、マルカラピッド
2 コパノハンプトン、ティリア
3  
4  
5  
6  
7 ヴィレーヌ、スカイナイル
8  
9 ヘネラルカレーラ
10 アサケエース、アルディテッツァ、セントウル、トーホウディアス
11 テイエムマグマ、ナンヨープランタン、ビジン(〇)、フラーレン、ロッキーサンダー
12 ソルトキャピタル

★各項目の説明★
「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「未勝利戦は初ダート馬作戦」
※初ダートで、前走が8番人気以内の馬を表記(該当馬が1レースにつき5頭以内の場合)

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」

「夏競馬は敢えて古馬に注目作戦」
※3歳馬が出走する古馬混合戦で、近2走以内に現級以上(芝・ダートは別)で③着以内があるか、昇級2戦目以内の古馬を表記(各レースで5頭以下の場合)

※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。

TOPページに戻る