どうも! “馬迷男” 八木たかおです! 友人から誕生日プレゼントとしてハンチング帽を頂きました｡最近は愛用している若い人も増えているようですが､どちらかというと中高年男性が被っているイメージがあります｡｢年齢相応のおじさんになれ｣というメッセージと共に受け取りました｡被ってみると､あら不思議｡競馬場や場外馬券場で見かけた気がする男性が鏡の中に｡ハロウィンの時期でもあったので｢競馬ファン｣のコスプレのようでした｡

どうせなら｢馬券がよく当たる競馬ファン｣のコスプレをしたいものです｡先週は新馬券術｢3歳よりも古馬狙い作戦｣で複数の的中馬券をゲットできました｡

まずは29日新潟6R｡｢狙える古馬の条件｣該当馬だったエクストラノートを中心に3連複フォーメーションを組んだところ､82.4倍の好配当が舞い込みました｡

▲29日新潟6Rは1→3→8で決着

■狙える古馬の条件
･前々走､前走のどちらかにおいて同級以上で馬券圏内がある
･昇級2戦目まで

■狙える古馬の条件Ver.2
･古馬の中で人気最上位かつ1～3番人気
･1番人気は信頼度◎

このレースは11頭立てで3歳馬7頭､古馬4頭の組み合わせでした｡｢狙える古馬の条件｣該当馬として文末まとめに挙がっていたのは､エクストラノートとサトノスライヴの2頭｡持ちタイムを確認するとメンバー中1位がエクストラノートだったので､こちらを上位に取りました｡

結果はエクストラノートは3番人気①着で､サトノスライヴが5番人気②着､4歳馬トーセンマークが9番人気③着｡1番人気と2番人気が3歳馬で､4頭いた古馬のうち3頭が上位を占めたことで好配当となりました｡

該当馬が複数いる場合､どうやって絞るのかは悩みどころですが､持ち時計はやはり使えそうです｡29日新潟6Rはダート1800mでしたが､同日の芝1200mの新津特別でも持ち時計を活用して的中させることができました｡

新津特別は3連複56.4倍が的中｡1番人気だった3歳馬カフジテトラゴンと｢狙える古馬の条件｣該当馬だった4歳馬カンティーユの2頭から流した馬券です｡2頭流しなのに｢フォーメーション｣になっているのは､フォーメーションを買おうとして発売締切ギリギリまで悩んだ結果ですw

▲新津特別は3→17→8で決着

このレースは18頭立てで3歳馬3頭､古馬15頭の組み合わせ｡持ち時計を比較するとカフジテトラゴンが1位でした｡3歳馬の伸びしろを考慮すると､持ち時計をさらに短縮して古馬勢を圧倒する可能性まであるとみて､カフジテトラゴンを馬券の軸に抜擢｡

｢狙える古馬の条件｣該当馬4頭と組み合わせようと､当初はフォーメーションを目論んだのですがトリガミの恐れが非常に高いオッズでした｡そこで持ち時計がメンバー中3位タイで､該当馬4頭のうちで最も速かったカンティーユとの2頭流しになりました｡

結果はカンティーユが2番人気①着､カフジテトラゴンが1番人気②着と軸2頭がワンツーを決め､③着は9番人気の5歳馬アビエルト｡③着馬は｢狙える古馬の条件｣該当馬ではありませんでしたが､3走前にクビ差の②着があったので馬券に入れておきました｡

その他の的中馬券は簡単にご紹介｡伊勢佐木特別は｢狙える古馬の条件｣該当馬4頭の中から持ち時計がメンバー中1位だったディクテオンを馬券の軸に決定｡この馬が1番人気①着となり､3連複フォーメーション18.0倍が的中しました｡追加馬券でプラス収支に持ち込むことに成功｡

▲伊勢佐木特別は14→9→11で決着

30日東京7Rは3連単50.4倍をゲット｡1.7倍の1番人気に支持されていた3歳馬ララエフォールが強いとみて①着固定にしたところ､｢狙える古馬の条件｣該当馬だった4歳馬グリュースゴットが5番人気②着と頑張ってくれました｡

▲30日東京7Rは4→5→10で決着

聖籠特別は3連複16.5倍が的中｡｢狙える古馬の条件｣該当馬の4歳馬テイデが4番人気①着でした｡この馬券もギリギリまで迷って､フォーメーションになってるけど2頭流しw

▲聖籠特別は15→8→9で決着

先週行われた3歳馬が1頭でも出走した3歳以上条件の平地競走は34鞍｡世代ごとの成績は下記の通りです｡

3歳[19.14.16.130](勝率10.6%､複勝率27.4%)
4歳[8.12.10.134](勝率4.9%､複勝率18.3%)
5歳以上[7.8.8.97](勝率5.8%､複勝率19.2%)

先週は5歳以上の古馬勢が健闘しました｡裏を返せば3歳勢の成績がイマイチだったということ｡ただ､この3歳勢の成績は今週開幕する福島を待っている有力馬が多いからかもしれません｡この新潟開催の開幕週は3歳馬が1頭でも出走した3歳以上条件の平地競走14鞍のうち､3歳馬が13勝｡仮説｢ローカル開幕週は3歳優勢｣を念頭に置いて､今週の福島開幕を見守ります｡

そして先週の｢狙える古馬の条件｣該当馬の成績は[10.13.9.66](勝率10.2%､複勝率32.7%)｡該当馬で1番人気となった馬は[3.3.0.2](勝率37.5%､複勝率75.0%)と先々週に続いて2週連続の好成績でした｡これも有力3歳勢に福島開幕待機組がいる影響なのでしょうか?

また､先週の人気最上位古馬は[10.6.3.15](勝率29.4%､複勝率55.9%)｡先々週に続いて勝ち馬は全て｢狙える古馬の条件｣該当馬でした｡29日東京8Rは11頭立て6番人気だった5歳馬カトゥルスフェリスが勝利しましたが､つまり1～5番人気が3歳馬｡単勝は18.9倍つきました｡

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続いては新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の検証に移ります｡先週は9鞍に対象馬がいて[1.1.3.10]｡スワンSでルプリュフォールが11番人気③着と激走したほか､アルテミスSでアリスヴェリテが6番人気③着､カシオペアSでワールドバローズが5番人気③着､魚沼Sでカレンルシェルブルが1番人気①着でした｡

馬券はカレンルシェルブルから流した魚沼Sの3連複13.8倍が的中｡追加馬券と合わせてプラス収支となりました｡カレンルシェルブルは文末まとめで前走から『直線距離延長』の｢〇｣付き｡意外と取りこぼす傾向のある｢〇｣付きですが､前走に続いて2戦連続メンバー最速の上がりを発揮して勝ち切りました｡

▲魚沼Sは12→7→4で決着


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢〇｣付き､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います｡

そして､先週から検証を始めた｢2歳OP限定､メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣の狙い馬もチェックしておきましょう｡先週の対象馬は､アルテミスSのリバティアイランドが1番人気②着､萩Sのラスハンメルが2番人気⑦着｡これで今年の2歳OPにおいて､レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[5.3.3.9](勝率25.0%､複勝率55.0%)｡さらに末脚の切れよりも先行力のある馬が有利になることが多い1200m以下のレースを除くと[5.2.2.5](勝率35.7%､複勝率64.3%)となりました｡

今週の対象馬は京王杯2歳Sのロンドンプラン､ファンタジーSのミカッテヨンデイイ｡ロンドンプランが最速上がりを発揮したレースは大きな出遅れにも関わらず差し切った小倉2歳S｡距離延長と長い直線を利することができれば､今回も大いに期待できそうです｡スタートを決めて欲しいですね｡

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続いては､｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣の検証です｡29日東京1Rは2頭いた初ダート馬のうち､サンデュエルが2番人気③着｡この馬を中心にした3連複フォーメーションを購入して10.6倍が的中しましたが､これはトリガミでした…｡

▲29日東京1Rは8→9→10で決着

現在はダートの3歳未勝利戦で結果を出していた購入の流れを､そのまま2歳未勝利戦にも流用しています｡


先週行われたダートの2歳未勝利戦は10鞍｡出走した初ダートの馬は[5.1.4.33](勝率11.6%､複勝率23.3%)｡これを前走8番人気以内に絞ると[2.1.4.15](勝率9.1%､複勝率31.8%)となります｡

先々週は初ダートの馬が[1.3.0.26](勝率3.3%､複勝率13.3%)｡前走8番人気以内に絞ると[1.2.0.19](勝率4.5%､複勝率13.6%)でしたから､勝率､複勝率も大幅にアップ｡いよいよ初ダート馬を狙うシーズンが到来したのかもしれません｡

そしてこの新馬券術では､狙うレースと馬を絞るために同じレースに出走した前走8番人気以内の初ダート馬の頭数に注目しています｡先週は前走8番人気以内の初ダート馬3頭以内は2鞍で､どちらも2頭のレースでした｡

3頭以内[1.0.2.7](勝率10.0%､複勝率30.0%)
2頭以内[1.0.1.5](勝率14.3%､複勝率28.6%)
1頭のみ[1.0.0.0](勝率100%)

先週は前走8番人気以内の初ダート馬4頭以上のレースで勝った馬が4頭｡そして3頭以内のレースで唯一勝った29日阪神2Rのパラシュラーマは単勝1.7倍の1番人気でした｡なかなか買いづらいですねぇ…｡

なお､パラシュラーマ以外の勝ち馬の人気をチェックしておくと､5番人気2頭､7番人気と9番人気が1頭ずつ｡4頭以上の初ダート馬の中で｢これだ!｣という根拠を何か見つけられれば高配当ゲットに近づけそうな状況ですが､これもまた難しそうです｡もうしばらく状況を見守るべきでしょうか｡

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続いて､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証に移ります｡先週はアルテミスSに2頭の狙い馬がいましたが､どちらも馬券圏外でした｡よって､この新馬券術での的中馬券はありません…｡

今週狙えそうなレースは5鞍｡この新馬券術にしては対象レースが多くなりました｡狙い馬の好走続出を期待します｡

■ノベンバーS(東京芝1800m)
1位:1分44秒3(良)サトノフウジン
2位:1分44秒5(良)ノースザワールド
3位:1分45秒4(良)ルージュラテール
3位:1分45秒4(良)シャチ

■三陸特別(福島芝2600m)
1位:2分36秒7(良)サンデージャック
2位:2分37秒0(良)ダノングレーター
3位:2分38秒8(良)トラウンシュタイン

■錦秋S(東京ダート1600m)
1位:1分34秒3(重)バトルクライ
2位:1分35秒0(重)ダイワドノヴァン
3位:1分35秒3(重)クリーンスレイト

■道頓堀S(阪神芝1200m)
1位:1分7秒1(良)ジョニーズララバイ
2位:1分7秒3(良)ロジーナ
3位:1分7秒4(良)ジャスパージャック
3位:1分7秒4(良)エグレムニ

■みやこS(阪神ダート1800m)
1位:1分48秒5(不良)クリンチャー
2位:1分49秒2(良)オメガパフューム
3位:1分49秒3(重)ヒストリーメイカー

ノベンバーSは“想定持ち時計"を比較すると1位が1分44秒5のノースザワールド､2位が1分44秒7のサトノフウジンとなり､持ち時計の順位が逆転します｡そして､この2頭が3位を0秒7以上リード｡一応の目安としている｢0秒5以上｣をクリアしているので､この2頭を狙えそうです｡

2勝クラスのハンデ戦･三陸特別は2頭が大きく抜けている一戦｡“想定持ち時計"1位は2分36秒1のサンデージャック､2位は2分36秒4のダノングレーターとなり､3位に2秒1以上という大差をつけています｡ただ､この2頭が持ち時計を記録したレースはレコードタイムが記録された今年7月の彦島特別｡夏の小倉開催開幕週で､馬場状態が良かった可能性があります｡ここは2頭を控えめに狙うに留めておきましょう｡

錦秋Sの“想定持ち時計"1位は1分34秒5のバトルクライ｡2位を0秒5リードしています｡3歳で持ち時計と“想定持ち時計"が共に1位のバトルクライはさらなる時計短縮の可能性がありそう｡ここはバトルクライから入ります｡

道頓堀Sは持ち時計の比較では上位拮抗ですが､“想定持ち時計"に換算すると狙い馬が浮上します｡1位が1分7秒1のジョニーズララバイで､2位を0秒5リード｡3勝クラスに上がってからの10戦は全て0秒8差以内という堅実派です｡現級でも②着と③着が1回ずつあるので､狙っておもしろい1頭となりそう｡

みやこSの“想定持ち時計"1位は1分48秒3のクリンチャーで､2位を1秒0引き離しています｡ただ､“想定持ち時計"1分49秒6で3位のオメガパフュームが持ち時計を記録したレースは､良馬場で行われた2019年のチャンピオンズC｡クリンチャーが持ち時計を記録したレースが不良馬場だったので､タイム差は詰まる可能性がありそう｡ここはクリンチャーとオメガパフュームの2頭から入ります｡

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続いては､当コラムの注目種牡馬情報です｡今年6月以降､2歳新馬&未勝利戦で高回収率を示している種牡馬を観測しています｡

芝のレース出走のダノンバラード産駒
[5.4.12.57]
単勝回収率76.0%↓､複勝回収率126.0%↓

ダートのレース出走のヘニーヒューズ産駒
[11.9.10.36]
単勝回収率120.0%↓､複勝回収率204.0%↓

ダートのレース出走のドレフォン産駒
[5.5.6.24]
単勝回収率83.0%↓､複勝回収率84.0%→

ダートのレース出走のキンシャサノキセキ産駒
[4.6.5.10]
単勝回収率100.0%↓､複勝回収率206.0%↓

観測種牡馬を入れ替えました｡INキンシャサノキセキ､OUTマインドユアビスケッツという感じです｡

先週､ダートのレースに出走したキンシャサノキセキ産駒は[0.1.2.2]｡相変わらず馬券圏内に入る頭数が､着外になる頭数よりも多いという数字が続いています｡ここまでの成績[4.6.5.10]は複勝率60.0%｡馬券の軸として積極的に買っていきたい種牡馬です｡


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