どうも! “馬迷男” 八木たかおです! サッカーワールドカップ･カタール大会の開幕が迫ってきました｡スポーツ好きとしてもちろん楽しみなのですが､カタールと競馬について調べてみると…そうでした! 2017年のカタールダービーとイタリアダービーを勝ったマクマホンが今年種牡馬デビュー｡ワールドカップ期間中に産駒が好走すると話題になるかもしれませんね｡｢カタールで活躍した血が騒ぐ!｣なんて､つい書きたくなるのが僕たちの職業病ですw

そんなサイン的なものも一応気にしますが､13日阪神7Rは新馬券術｢3歳よりも古馬狙い作戦｣で理論に従って的中｡3連単106.9倍の万馬券をゲットできました!

▲13日阪神7Rは7→11→3で決着

■狙える古馬の条件
･前々走､前走のどちらかにおいて同級以上で馬券圏内がある
･昇級2戦目まで

■狙える古馬の条件Ver.2
･古馬の中で人気最上位かつ1～3番人気
･1番人気は信頼度◎

このレースは11頭立てで3歳馬4頭､古馬7頭の組み合わせ｡3歳馬ジュタロウが単勝1.7倍の抜けた1番人気となっていました｡3走前に1勝クラスを勝って､前々走はユニコーンS⑩着でしたがわずか0秒5差､前走は芝を使って③着という臨戦過程を見ると､ダート戻りの今回は頭まで期待できると判断して､馬券はジュタロウ①着固定流しを選択｡

結果はジュタロウが5馬身差で完勝し､②着は文末まとめで挙がっていた2頭のうちの1頭だった4番人気の5歳馬シルバーエース､③着は5番人気の3歳馬｡シルバーエースは近2走が③⑦着ということで､｢狙える古馬の条件｣該当馬となっていました｡このレースは1～3番人気が3歳馬でしたが､圧倒的1番人気の3歳馬を軸にしての万馬券ゲットは､古馬の好走に期待して好配当を狙う､この新馬券術の狙い通りと言えます｡

13日福島6Rは､1頭だけ文末まとめで挙げていた4歳馬ハイラブハンターが5番人気③着｡この馬から流した3連複36.4倍が的中です｡ハイラブハンターは前走③着ということで｢狙える古馬の条件｣該当馬になっていました｡

▲13日福島6Rは11→4→2で決着

そして12日東京6Rはおもしろい結果になりました｡前走③着で｢狙える古馬の条件｣該当馬になっていた4歳馬セラフィナイトが4番人気①着となり､この馬から流した3連複21.9倍が的中｡追加馬券と合わせてプラス収支となりました｡

▲12日東京6Rは7→8→13で決着

このレースは15頭立てで､セラフィナイト以外の14頭全てが3歳馬という極端なメンバー構成｡そんな組み合わせでただ1頭の古馬が勝利しました｡メンバー中1頭だけの3歳馬が勝つレースは時々ありますが､逆のパターンもあるんですね｡当然､セラフィナイトはただ1頭の｢狙える古馬の条件｣該当馬｡ちょっと気持ちいい馬券になりました｡

｢気持ちいい｣と言えば､銀嶺Sは3連複1点買いで的中｡配当は14.7倍と控えめでしたが､1点買いならまずまずです｡

▲銀嶺Sは12→7→1で決着

このレースは｢狙える古馬の条件｣該当馬が5頭いて､そのうち5歳馬ゴールドパラディンが1番人気①着､4歳馬ゴダイリキが5番人気②着でした｡①着の5歳馬ゴールドパラディンは近4走が②⑨②③着で､馬券圏内に入った3回は左回り｡まずはこの安定感を評価しました｡

そして､他の2頭は過去に騎乗した騎手に注目する新機軸で選択｡②着の4歳馬ゴダイリキは近2走でルメール騎手が乗って③⑬着で､今回はマーカンド騎手に乗り替わっていました｡また､2番人気③着の3歳馬イグザルトは休養明けの前走は⑩着でしたが､その前はレーン騎手が乗って2連勝｡｢ルメール騎手やレーン騎手といったトップジョッキーに依頼する馬は陣営の期待度が高いのでは?｣と推理したわけです｡

また､特にG1開催日には､トップジョッキーがひとつの競馬場に集まるため､期待馬の乗り替わりが発生することもあるはず｡｢トップジョッキー｣は現在のリーディングを参考に川田騎手､戸崎騎手､横山武騎手､松山騎手､ルメール騎手､福永騎手､そして日本での実績があるレーン騎手､C.デムーロ騎手などの短期免許外国人騎手として､そういった騎手が近5走以内に連続騎乗していた馬に注目したいと思います｡

ちなみに､エリザベス女王杯当日(13日)の東京､福島で対象馬の成績を調べてみると､以下のようになります｡

東京7R:ヴァーンフリート1番人気①着､アーレンダール2番人気⑨着
東京8R:バクシン4番人気⑮着
銀嶺S:イグザルト2番人気③着､ゴダイリキ5番人気②着
ユートピアS:ルージュエヴァイユ1番人気①着､ノワールドゥジェ2番人気⑦着､サルファーコスモス10番人気⑪着､クライミングリリー4番人気⑬着

福島3R:キュン13番人気⑨着､ブランアルディ1番人気⑫着
福島6R:モディカ1番人気⑧着､
福島7R:フリートオブフット2番人気①着､シタン4番人気⑤着､ラヴォルタ3番人気⑨着
福島8R:アウサンガテ2番人気⑤着
福島2歳S:レイカットスルー2番人気④着
福島放送賞:モントブレッチア2番人気⑩着
福島記念:サトノセシル3番人気②着､アラタ1番人気③着､カテドラル6番人気⑬着､パトリック13番人気⑭着
福島12R:ザアトム4番人気②着

先週の対象馬は[3.3.2.15](勝率13.0%､複勝率34.7%)｡今週のマイルCS当日の東京･福島のレースにも注目してみます｡

そして先週行われた3歳馬が1頭でも出走した3歳以上条件の平地競走は36鞍｡世代ごとの成績は下記の通りです｡

3歳[22.16.13.147](勝率11.2%､複勝率25.8%)
4歳[9.11.13.137](勝率5.3%､複勝率19.4%)
5歳以上[5.10.9.140](勝率3.0%､複勝率14.6%)

先週の｢狙える古馬の条件｣該当馬の成績は[9.11.9.98](勝率7.1%､複勝率22.8%)｡該当馬で1番人気となった馬は[2.1.0.3](勝率33.3%､複勝率50.0%)と手堅い走りを見せました｡

また､先週の人気最上位古馬は[4.9.4.19](勝率11.1%､複勝率47.2%)｡人気薄では､12日福島4Rでアジアノジュンシンが9番人気③着と好走しました｡

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続いて､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証に移ります｡先週は2鞍に狙い馬がいて､[0.1.0.3]｡エリザベス女王杯でウインマリリンが5番人気②着と好走しましたが､馬券は的中せず…｡

今週狙えそうなレースは5鞍｡マイルCSにも狙えそうな馬がいますが､ちょっと注意が必要かもしれません｡

■晩秋S(東京ダート2100m)
1位:2分7秒9(重)セブンデイズ
2位:2分8秒4(重)ディクテオン
3位:2分10秒1(良)アベックフォルス

■尼崎S(阪神芝外2400m)
1位:2分24秒0(良)ドンアルゴス
2位:2分24秒3(良)ゼーゲン
3位:2分24秒8(良)マイネルコロンブス

■霜月S(東京ダート1400m)
1位:1分21秒7(重)メイショウテンスイ
2位:1分22秒2(不良)ケイアイターコイズ
3位:1分22秒5(重)ナンヨーアイボリー

■マイルCS(阪神芝外1600m)
1位:1分31秒1(良)ソダシ
2位:1分31秒6(良)シュネルマイスター
2位:1分31秒6(良)エアロロノア

■姫路S(阪神ダート1400m)
1位:1分22秒8(良)ドンフランキー
2位:1分23秒0(不良)ブッチーニ
2位:1分23秒1(不良)ワイドカント

晩秋Sは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"を比較すると､1位は2分7秒9のセブンデイズ｡2位に0秒5差をつけていて､目安となる“0秒5差以上"をクリアしています｡東京ダート2100mは[2.1.1.2]の得意条件｡馬券の軸はセブンデイズです｡

尼崎Sの“想定持ち時計"1位は2分24秒0のドンアルゴスで､2位は2分24秒3のゼーゲン｡3位以下を0秒5リードしています｡ただ､この2頭が持ち時計を記録したレースは2019年ダービー当日の青嵐賞｡馬場状態の良い開催で行われたレースなので､ここは2頭を控えめに狙ってみます｡

霜月Sの“想定持ち時計"1位は1分21秒7のメイショウテンスイ｡2位に0秒5差をつけています｡前走･オータムリーフS⑤着は59kgを背負っての健闘｡57kgで出走できる今回は､前進が期待できそうです｡

マイルCSは“想定持ち時計"1分31秒1のソダシが､並み居る強豪マイラーを抑えてトップ｡2位に0秒5差をつけ､目安もクリアしています｡芝1600mで4戦4勝の実績は､ここでも通用するでしょうか｡

姫路Sは“想定持ち時計"比較で2頭が抜けているレース｡ドンフランキーとブッチーニが1分23秒0でトップタイとなり､3位を0秒5リードします｡この2頭が狙えそうですが､持ち時計を記録したレースの馬場状態はドンフランキーが良馬場で､ブッチーニが不良馬場｡さらに3歳馬の伸びしろを考えると､ここはドンフランキーを上位にとるべきでしょう｡

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続いては新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の検証です｡先週は8鞍に対象馬がいて[3.3.1.13]｡エリザベス女王杯でジェラルディーナが4番人気①着&ライラックが12番人気②着に激走したのをはじめ､好走馬が続々出たのですが､的中馬券はありません…｡


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢〇｣付き､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います｡

そして､｢2歳OP限定､メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣の狙い馬もチェックしておきましょう｡先週の対象馬は､デイリー杯2歳Sのクルゼイロドスルが2番人気⑤着｡これで今年の2歳OPにおいて､レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[5.3.3.12](勝率21.7%､複勝率47.8%)｡さらに末脚の切れよりも先行力のある馬が有利になることが多い1200m以下のレースを除くと[5.2.2.8](勝率29.4%､複勝率52.9%)となりました｡

今週の対象馬は東京スポーツ杯2歳Sのガストリックとテンカノギジン｡G1ホースを次々と輩出しているレースで､この2頭がどんな走りを見せてくれるでしょうか｡

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続いては､｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣の検証に移ります｡先週はこの新馬券術での的中は無し…｡

現在はダートの3歳未勝利戦で結果を出していた購入の流れを､そのまま2歳未勝利戦にも流用しています｡


先週行われたダートの2歳未勝利戦は10鞍｡出走した初ダートの馬は[1.2.3.36](勝率2.4%､複勝率14.3%)｡これを前走8番人気以内に絞ると[1.2.1.18](勝率4.5%､複勝率18.2%)となります｡数字を見る限り､全体的に振るわなかったと言わざるを得ません｡

そしてこの新馬券術では､狙うレースと馬を絞るために同じレースに出走した前走8番人気以内の初ダート馬の頭数に注目しています｡先週は前走8番人気以内の初ダート馬3頭以内は6鞍｡いずれも2頭以内のレースで計9頭が出走しましたが､馬券圏内に入った馬はいませんでした｡

前走8番人気以内が2週連続で複勝率30%を超えてきたと思ったら､先週はトーンダウン｡右肩上がりとはいきませんが､チャンスがやって来るのを待ちたいと思います｡

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続いては､当コラムの注目種牡馬情報です｡今年6月以降､2歳新馬&未勝利戦で高回収率を示している種牡馬を観測しています｡先週は13日阪神3Rで､芝のレース出走のダイワメジャー産駒･シャルラハロートを入れた3連複16.9倍が的中しました｡シャルラハロートは1番人気②着でした｡

▲13日阪神3Rは9→13→15で決着

芝のレース出走のダノンバラード産駒
[5.4.12.67]
単勝回収率67.0%↓､複勝回収率112.0%↓

芝のレース出走のダイワメジャー産駒
[12.8.11.56]
単勝回収率239.0%↓､複勝回収率121.0%↓

ダートのレース出走のヘニーヒューズ産駒
[13.10.11.45]
単勝回収率110.0%↓､複勝回収率180.0%↓

ダートのレース出走のキンシャサノキセキ産駒
[6.6.6.13]
単勝回収率101.0%↓､複勝回収率186.0%↓

ダートのレース出走のエスポワールシチー産駒
[3.3.1.9]
単勝回収率338.0%↓､複勝回収率206.0%↓

観測種牡馬を入れ替えました｡ダートのレース出走のドレフォン産駒が単勝回収率､複勝回収率とも100%を割ったのでリストから外し､芝のレース出走のダイワメジャー産駒､ダートのレース出走のエスポワールシチー産駒を追加｡引き続き､好調な種牡馬を探索していきます｡


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