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馬迷男の挑戦

2022年は万馬券締め。さあ、初ダート馬狙いのチャンスがやってきた!


あけましておめでとうございます!“馬迷男” 八木たかおです! 東西金杯から新年の中央競馬がスタートするのは例年通りですが、今年はいきなりの変則4日間開催。なかなかハードですねw 今年の「馬迷男の挑戦」は谷間にあたる金曜からスタートします。2023年もよろしくお願い致します。

松の内も終わりに近づき、年末の記憶などすっかり薄ぼんやりとしていますが、有馬記念週とホープフルS当日の当コラムの馬券を振り返りましょう。2022年の万馬券納めとなったのはカウントダウンS。新馬券術「3歳よりも古馬狙い作戦」によって3連単172.7倍と3連複68.7倍が的中! 「終わり良ければすべて良し」の結果になりました。

▲カウントダウンSは6→1→15で決着

■狙える古馬の条件
・前々走、前走のどちらかにおいて同級以上で馬券圏内がある
・昇級2戦目まで

■狙える古馬の条件Ver.2
・古馬の中で人気最上位かつ1~3番人気
・1番人気は信頼度◎

このレースは16頭立てで3歳馬5頭、古馬11頭の組み合わせでした。文末まとめでは2頭が挙がっていて、そのうちの1頭だった5歳馬ハーモニーマゼランが8番人気で③着と逃げ粘ってくれました。①着が1番人気のインダストリア、②着が3番人気ダンテスヴューと、上位人気の3歳馬が好走しましたが、③着がひも荒れとなり万馬券まで手が届きました。

28日阪神7Rは3連複56.7倍の好配当が的中。4歳馬スキピオが1番人気で「狙える古馬の条件Ver.2」に該当していたため、この馬と5番人気の3歳馬セイクリッドからの2頭軸流しを選択しました。結果はスキピオが③着で、セイクリッドが①着。

▲28日阪神7Rは4→1→13で決着

このレースは16頭立てで3歳馬8頭、古馬8頭の組み合わせで、1、2、4番人気が4歳馬。好配当の使者となったのは8番人気で②着に頑張った3歳馬クインズジュピタでした。未勝利戦を勝った後、6ヶ月半ぶりでの昇級初戦ということで、ちょっと買いづらい面はありましたが、前走はメンバー中最速の上がりを発揮しての勝利。一応警戒して、馬券に入れておいたのが正解でした。

ベストウイッシュCは文末まとめに4頭が挙がっていて、中でも1番人気に支持されていた5歳馬パイプライン「狙える古馬の条件Ver.2」に該当。この馬と2番人気の3歳馬ホワイトガーベラの3連複2頭流しを購入したところ、①着ホワイトガーベラ、③着パイプラインが入り、②着は文末まとめに挙がっていた7番人気の4歳馬トップヴィヴィットでした。3連複41.8倍とここもまずまずの配当です。

▲ベストウィッシュCは16→8→10で決着

24日阪神8Rは文末まとめに3頭が挙がっていましたが、持ち時計をチェックすると3歳馬ハッピースワニーが1位でした。そこでこの馬から入ったところ、ハッピースワニーが①着で、文末まとめに挙げていた6歳馬ヒルノアマランテが5番人気③着となり、3連複21.2倍が的中。追加馬券も購入していました。

▲24日阪神8Rは14→8→9で決着

28日中山7Rは「狙える古馬の条件Ver.2」に該当していた1番人気の4歳馬テイデを信頼。この馬と2番人気の3歳馬モカフラワーから流した3連複25.6倍が的中しました。①着は4番人気の3歳馬デコラシオンで、②着がモカフラワー、③着がテイデでした。

▲28日中山7Rは11→9→4で決着

ノエル賞は文末まとめに挙がっていた2頭のうちの1頭、ディオスバリエンテから流した3連複17.9倍、馬連9.4倍が的中。ディオスバリエンテは去勢手術明けで6ヶ月半の休み明けでした。しかし、新聞には陣営の「まともに走れば楽勝すると思う」という、あまり見かけない程の超強気コメントが載っており、そのコメント通りの2番人気①着。頭から狙うべきだったかもしれません。

▲ノエル賞は7→15→12で決着

28日中山8Rで文末まとめに挙がっていたのは4歳馬アジアノジュンシン1頭だけでした。1番人気の3歳馬ドリームビリーバー、4番人気の3歳馬サバンナチャンスと合わせた3連複2頭軸流しを2パターン購入したところ、①着ドリームビリーバー、②着アジアノジュンシン、③着サバンナチャンスとなり、どちらも的中。さらに追加馬券も的中しました。3連複11.9倍と堅い決着でしたが、気持ちの良い結果です。

▲28日中山8Rは11→10→5で決着

先週行われた3歳馬が1頭でも出走した3歳以上条件の平地競走は31鞍。世代ごとの成績は下記の通りです。

3歳[20.16.12.113](勝率12.4%、複勝率29.8%)
4歳[8.9.11.123](勝率5.3%、複勝率18.5%)
5歳以上[3.6.8.132](勝率2.0%、複勝率11.4%)

そして先週の「狙える古馬の条件」該当馬の成績は[9.10.10.85](勝率7.9%、複勝率25.4%)で、このうち1番人気となった馬は[3.2.4.2](勝率27.3%、勝率81.8%、)とさすがの安定感を見せてくれました。また、先週の人気最上位古馬は[7.4.4.16](勝率22.6%、複勝率48.4%)とこちらも好成績です。

去年最後の当コラムでお知らせした通り、この新馬券術は年が明けて3歳馬が4歳になったこのタイミングで一旦検証を休止します。ただ、「4歳馬より5歳以上狙い」のようにアレンジすることはできますし、各々の馬券のスタイルに合わせて穴の5歳以上を狙っていったり、より信頼できる人気上位の5歳以上を絞り込むこともできそうです。僕も個人的にいろいろと試していこうと考えています。

検証再開の時期については未定ですが、再び3歳馬と古馬の対戦が始まる今年6月頃になるでしょうか。たくさんの美味しい馬券を届けてくれた新馬券術ですから、検証再開をもうしばらくお待ちください。半年なんてあっという間ですよ。

続いて、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の検証に移ります。年末の3日間は8鞍に対象馬がいて[3.2.3.15]でした。有馬記念イクイノックスが1番人気①着、ボルドグフーシュが6番人気②着、ジェラルディーナが3番人気③着。また、ホープフルSトップナイフが7番人気②着に入り、G1で好走馬が続出しました。

他にも、摩耶Sロッキーサンダーが5番人気③着、グレイトフルSシルブロンが4番人気①着、ホウオウリアリティが7番人気③着、ベテルギウスSサンライズウルスが2番人気①着。馬券は摩耶Sロッキーサンダーを中心にした3連複フォーメーション24.7倍が的中しました。

▲摩耶Sは9→10→5で決着

ロッキーサンダーの前走・西脇Sはメンバー中2位の上がりを使って④着。今回もメンバー中2位の38秒2の末脚を見せたのですが、逃げたプロミストウォリアが上がり最速の38秒1で押し切ったので届かず。しかし、馬券圏内は確保してくれました。

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「〇」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして、当コラムが注目している「2歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」の狙い馬も確認しておきましょう。ホープフルSの対象馬だったガストリックは4番人気⑯着でした。

これで今年の2歳OPにおいて、レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[7.4.4.15](勝率23.3%、複勝率50.0%)。さらに末脚の切れよりも先行力のある馬が有利になることが多い1200m以下のレースを除くと[7.3.3.11](勝率29.2%、複勝率54.2%)となっています。

シンザン記念ペースセッティングフェアリーSイコノスタシスが対象馬。強烈な末脚で、年初めの美味しい馬券を届けてもらいましょう。

続いては、「未勝利戦は初ダート馬作戦」の検証です。先週はこの新馬券術での的中はありませんでした…。

現在はダートの3歳未勝利戦で結果を出していた購入の流れを、そのまま2歳未勝利戦にも流用しています。

「未勝利戦は初ダート馬作戦」購入の流れ(暫定)
[1]馬券の軸は、初ダートの馬の中から前走8番人気以内
[2]軸から初ダートの馬&気になる馬に流す
[3]軸になった馬が4番人気以内であれば単式①着付けも検討

先週行われたダートの2歳未勝利戦は13鞍で、出走した初ダートの馬は[4.4.3.42](勝率7.5%、複勝率20.8%)。これを前走8番人気以内に絞ると[4.2.1.17](勝率16.7%、複勝率29.2%)となります。

初ダート馬が同じレースで2頭以上、馬券圏内に入るケースが増えてきました。28日阪神1Rは①~③着まで初ダート馬が独占、24日阪神3Rは①&②着、24日中山2Rは①&③着。ここからがこの新馬券術のチャンス期間となりそうです。

そしてこの新馬券術では、狙うレースと馬を絞るために同じレースに出走した前走8番人気以内の初ダート馬の頭数に注目しています。

3頭以内[4.2.1.17](勝率16.7%、複勝率29.2%)
2頭以内[2.1.0.6](勝率22.2%、複勝率33.3%)
1頭のみ[0.0.0.3](複勝率0.0%)

ここまで2頭以内の成績が比較的良い傾向が出ていましたが、これからダートのレースが増えると、前走8番人気以内の初ダート馬の出走頭数も増えてきそうです。そこで一旦、「2歳未勝利戦で初ダート馬を狙うなら、前走8番人気以内が2頭以内のレース」と結論を出して、頭数に関する検証を終了します。

続いて、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証に移ります。先週は4鞍に狙い馬がいて、4頭とも馬券圏外でした。よって、この新馬券術での的中は無し…。

今週狙えそうなレースは2鞍。今年から負担重量の見直しが行われたことで、全体的に負担重量が増えていますが、この新馬券術にも影響が出そうなレースがあります。

■ポルックスS(中山ダート1800m)
1位:1分49秒2(不良)ケンシンコウ
2位:1分50秒3(不良)アシャカトブ
3位:1分50秒4(不良)ウィリアムバローズ

■淀短距離S(中京芝1200m)
1位:1分6秒8(良)メイショウチタン
2位:1分6秒9(稍重)スノーテーラー
3位:1分7秒0(良)カリボール

ポルックスSは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"比較で1分49秒8のケンシンコウが1位。2位を0秒8リードしています。斤量59kgという不安材料はありますが、ここはケンシンコウを狙います。

淀短距離Sは“想定持ち時計"に換算すると1分6秒9のスノーテーラーが1位に浮上し、2位に0秒5差を付けます。また、スノーテーラーが持ち時計を記録したレースは稍重馬場で、そこで記録した時計をさらに高評価することもできそう。さらに、今回の斤量55kgは持ち時計を記録した時と同じ。他馬が軒並み増量されている中、これは有利かも。オープン昇級初戦となった前走・ラピスラズリSは⑨着ながら勝ち馬とは0秒4差。ここは2戦目の慣れにも期待して、スノーテーラーから入ります。

続いては、当コラムの注目種牡馬情報です。今年6月以降、2歳新馬&未勝利戦で高回収率を示している種牡馬を観測しています。年末3日間の開催を終えた時点の成績をチェックしておきましょう。

芝のレース出走のダノンバラード産駒
[5.7.16.93]
単勝回収率49.0%↓、複勝回収率104.0%↓

芝のレース出走のダイワメジャー産駒
[13.8.11.76]
単勝回収率209.0%↑、複勝回収率101.0%↑

ダートのレース出走のヘニーヒューズ産駒
[18.15.14.57]
単勝回収率111.0%↑、複勝回収率155.0%↓

ダートのレース出走のキンシャサノキセキ産駒
[9.7.8.31]
単勝回収率78.0%↓、複勝回収率139.0%↑

ダートのレース出走のエスポワールシチー産駒
[5.4.1.14]
単勝回収率247.0%↓、複勝回収率155.0%→

各種牡馬が複数の項目で数字を上げてきました。特に芝のレース出走のダイワメジャー産駒は単勝回収率、複勝回収率が共にアップ。芝のレースが減少するここから春先までどのような数字の変移を見せるかが注目されます。

さて、今年も様々な角度から新馬券術を探す冒険を続けていきます。空振りを恐れずにチャレンジしていきますので、引き続きお付き合いください。読者の皆さん、本年もよろしくお願い致します!

★今週の狙い馬★
【中山・土曜】
R 狙い馬
1 グランフォーブル、スティルディマーレ
2 エスシービビ
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 ココロノトウダイ(同級)、サクラトゥジュール(同級、★)、シュヴァリエローズ(同級)
12  

【中山・日曜】
R 狙い馬
1  
2 アドラブリーズ
3 ホウオウプレシャス、ユイノシノビアシ
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 キタノヴィジョン(同級、★)、ケンシンコウ、ニューモニュメント(同級、★)
12  

【中山・月曜】
R 狙い馬
1 クインズベル、ゴットリープ
2 メイテソーロ
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10 サンストックトン、リリーピュアハート(同級)
11 エナジーチャイム(同級)
12  

【中京・土曜】
R 狙い馬
1 ロジウムエポック
2 ロイヤルナタール
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10 セファーラジエル(同級、★)、ナリタブレード(同級、★)、ハートオブアシティ(同級、★)、ボーデン(同級)、ヤマニンサルバム(★)
11 オーヴァーネクサス(同級、〇)
12  

【中京・日曜】
R 狙い馬
1 キャロルビアンカ、グラングスト、ハイグッドミネルバ、ベファーナ
2 ヴィヴィッシモ、スリーアイランド、マリアナトレンチ
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10 ヒメノカリス(同級、★)
11  
12  

【中京・月曜】
R 狙い馬
1 ジャスティンレオン、ダンツセリカ、マテンロウメテオラ
2 クリノエンジェル、スプレンディダ、ワイアウ
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10 トウセツ(同級、★)
11 スノーテーラー
12  

★各項目の説明★
「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「未勝利戦は初ダート馬作戦」
※初ダートで、前走が8番人気以内の馬を表記(該当馬が1レースにつき5頭以内の場合)

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」


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