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馬迷男の挑戦

持ち時計作戦で109.3倍の万馬券始め! 500kg以上の馬が狙える条件は?


どうも!“馬迷男” 八木たかおです! 1月15日にアーモンドアイが第2子を出産したというニュースが報じられました。おめでとうございます!

初子はエピファネイア産駒、第2子はモーリス産駒でどちらも牡馬。今年生まれたての仔馬は父母合わせて15冠です。驚きの超良血ですが、仔馬の写真を見てまたびっくり! 胸前の筋肉がムキムキですし、四肢が太くて骨量たっぷりに見えます。「期待しかない」とは宝石のようなこの仔馬のこと。健やかに育ってもらいましょう。

先週は当コラムの期待馬が万馬券を運んで来てくれました。新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」により、サンライズSの狙い馬だった7番人気コスモカルナックが逃げて②着好走。3連複109.3倍と馬連19.5倍が的中しました!

▲サンライズSは1→5→6で決着

このレースは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"の比較で、コスモカルナックが2位に0秒6差をつけてトップでした。11頭立て7番人気の人気薄になった一因は、1年ぶりの休み明けだったためと推測されます。しかし、3勝クラスで②着1回、③着2回の実績があった上、1勝クラスを勝った時も1年ぶりの出走だったので、休み明けでも能力を発揮できるタイプなのかも。「長期休養明けで人気が下がるようであれば、狙っておもしろそう」と書いた通り、会心の馬券となりました。

11頭立てながら、3連複はコスモカルナックと1番人気①着だったキミワクイーンの2頭軸で、相手を8頭に“惜しみなく"流して正解。8番人気③着のオシリスブレインは54→58kgの斤量増が気になりましたが、前走・南総Sは差す脚を発揮して0秒6差⑤着。今回は2番手追走から踏ん張る新味を見せてくれましたが、背景には調子の良さがあったかもしれません。

先週、この新馬券術では4鞍に狙い馬がいて、サンライズS以外ではジャニュアリーSハコダテブショウが1番人気③着、門司Sアラジンバローズが1番人気②着に入りました。

今週狙えそうなレースは4鞍。注目のAJCC東海Sにも狙い馬が浮上しています。

■初富士S(中山芝2000m)
1位:1分57秒8(良)レインフロムヘヴン
2位:1分58秒0(良)パラレルヴィジョン
3位:1分58秒3(良)ヘッズオアテールズ

■睦月S(中京芝1600m)
1位:1分31秒6(良)メイショウオーパス
2位:1分32秒5(良)トリプルエース
2位:1分32秒5(良)グラティアス

■AJCC(中山芝2200m)
1位:2分11秒3(良)エヒト
2位:2分11秒8(稍重)ガイアフォース
3位:2分11秒9(良)アリストテレス
3位:2分11秒9(稍重)レインカルナティオ

■東海S(中京ダート1800m)
1位:1分48秒9(不良)オーヴェルニュ
2位:1分49秒4(不良)ハギノアレグリアス
3位:1分49秒8(重)ゲンパチルシファー

2勝クラスのハンデ戦・東雲賞は“想定持ち時計"を比較すると、1位が1分45秒7のディオスバリエンテで、2位を0秒5リード。目安となる“0秒5差以上"をクリア。また、芝1800mでは好時計で何度も走っています。昨年末のノエル賞①着後の昇級初戦となりますが、休み明けをひと叩きした上積みがあるとみて、ここはディオスバリエンテから入ります。

3勝クラスのハンデ戦・初富士Sは上位拮抗の持ち時計を“想定持ち時計"に換算すると、1分57秒8で1位のレインフロムヘヴンが2位に0秒5差をつける計算になります。昇級初戦の前走・ウェルカムSは勝ち馬とアタマ差の②着。前走と同斤量のハンデ57kgであれば、馬券の軸として信頼できそうです。

睦月Sはちょっと悩む一戦。“想定持ち時計"1位は1分32秒0のメイショウオーパスで2位を0秒7リードします。しかし、この馬の持ち時計は2019年5月の錦S②着時に記録したもので、やや古いタイムです。また、芝での馬券圏内は2020年10月の長岡京S(京都芝1400m)までさかのぼらなければなりません。その上、近5走はダート戦に使われていて、近2走は⑯着。芝替わりで一発…の可能性は否定できませんが、控えめに狙う程度に留めておきます。

AJCCは“想定持ち時計"を比較すると、1位は2分11秒3のエヒト。2位に0秒7差をつけています。ただ、この馬が持ち時計をマークしたのは2021年4月の千里山特別①着時で、翌日には桜花賞(ソダシ)など2鞍でレコードが記録されました。この持ち時計はやや割り引いて考える必要があるかもしれませんが、エヒトはG3で好戦を続けている実力馬。去年のこのレースも⑨着ながら勝ち馬とは0秒7差だったので、もうひと押しに期待する手はありそうです。

東海Sの“想定持ち時計"1位は1分49秒3のオーヴェルニュ。2位を0秒5リードしています。G1では苦労していますが、近2年の東海Sは①②着なので、G2であれば通用していい実力馬です。

しかし、もう1頭気になるのが“想定持ち時計"1分50秒4のハヤブサナンデクン。この馬が持ち時計を記録したレースは馬場状態が良でした。“想定持ち時計"の差は1位と1秒1で、2位とは0秒6で、馬場状態を考慮すれば上位に迫る、あるいは逆転もありそう。狙いはオーヴェルニュですが、ハヤブサナンデクンも馬券に入れておきたいところです。

続いて、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の検証に移ります。先週は5鞍に対象馬がいて[0.1.1.5]。遠江Sレオノーレが2番人気②着、壇之浦Sタガノパッションが4番人気③着と好走し、馬券は遠江Sの3連複13.6倍が的中しました。

▲遠江Sは14→6→7で決着

レオノーレは前走で牝馬限定の2勝クラスをメンバー中最速上がりで勝ち上がり、昇級初戦の今回もメンバー中2位の上がりを発揮。前走が東京、今回が中京だったので『直線距離が同じ』の転戦となり、文末まとめではもっとも狙える「★」付きとなっていました。平場の牝馬限定戦を勝ち上がって、昇級初戦で牡牝混合の特別競走は楽ではないと思いますが、今回は切れ味が通用したようです。

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「〇」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして、当コラムが注目している「2歳~3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」は先週も好調。京成杯ソールオリエンスが2番人気①着、紅梅Sバースクライが2番人気②着でした。馬券は紅梅Sの3連単96.9倍が的中。バースクライ①着付け流しと②着付け流しを購入していて正解でした。

▲紅梅Sは4→9→1で決着

これで今年の2歳OPにおいて、レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[8.6.4.16](勝率23.5%、複勝率52.9%)。さらに末脚の切れよりも先行力のある馬が有利になることが多い1200m以下のレースを除くと[8.5.3.12](勝率28.6%、複勝率57.1%)となっています。

なぜメンバー中最も速い上がりを使っていた馬が好走するのか、その理由については先週の当コラムで、「速い上がりは高い能力の証」「特に若駒の場合は絶対能力の差が結果に大きく影響する可能性」という2つの仮説を提示しました。

その仮説を裏付けるかもしれないレースが、少し前になりますが昨年7月31日の新潟5R(2歳新馬戦)です。10頭立てで行われたこのレースはダノントルネードが勝利。②~⑥着馬が全て2戦目に勝ち上がって、⑤着のウインオーディン新潟2歳Sで②着に入っています。

新馬戦の時の上がりは①&④着馬が最速タイの32秒4。そして②&③&⑤&⑥着馬が3位タイの32秒5でした。一方、⑦着以下の馬の上がりは33秒2~34秒5で、現在のところその後も連対した馬がいません。

今週の若駒Sの対象馬はワンダイレクトとなります。

続いて「未勝利戦は初ダート馬作戦」の検証です。先週は14日中山3Rで3連複2頭流しを2通り購入して、8.5倍がダブル的中しました。

▲14日中山3Rは16→15→4で決着

「未勝利戦は初ダート馬作戦」購入の流れ(暫定)
[1]馬券の軸は、初ダートの馬の中から前走8番人気以内
[2]軸から初ダートの馬&気になる馬に流す
[3]軸になった馬が4番人気以内であれば単式①着付けも検討

14日中山3Rは、前走8番人気以内だった初ダートの馬はザングウィル1頭だけでした。この馬を中心にして、ダート1200mの持ちタイム1位タイだったスーパーリベロタリエシンとそれぞれ組み合わせたところ、タリエシンが1番人気①着、スーパーリベロが3番人気②着、ザングウィルが2番人気③着。堅い決着でしたが、狙い通りの的中です。

先週行われたダートの3歳未勝利戦は14鞍で、出走した初ダートの馬は[5.1.1.39](勝率10.9%、複勝率15.2%)。これを前走8番人気以内に絞ると[4.1.1.15](勝率19.0%、複勝率28.6%)となります。

アタマまで突き抜ける馬が目立つ一方で、複勝率は物足りない数字でしょうか。ただ、週ごとの数字は去年の検証でも一定のバラつきがありました。巡り合わせの問題と考えられるので、恐らく7月半ばまでのチャンス期間のうちは積極的に狙っていこうと思います。

続いては、当コラムの注目種牡馬情報です。去年6月以降、現3歳世代の新馬&未勝利戦で高回収率を示している種牡馬を観測しています。年末3日間の開催を終えた時点の成績をチェックしておきましょう。

芝のレース出走のダノンバラード産駒
[5.7.16.100]
単勝回収率46.0%↓、複勝回収率98.0%↓

芝のレース出走のダイワメジャー産駒
[13.10.11.79]
単勝回収率200.0%↓、複勝回収率99.0%↑

ダートのレース出走のヘニーヒューズ産駒
[18.17.15.66]
単勝回収率99.0%↓、複勝回収率144.0%↓

ダートのレース出走のキンシャサノキセキ産駒
[11.9.10.37]
単勝回収率85.0%↓、複勝回収率139.0%↓

ダートのレース出走のエスポワールシチー産駒
[6.5.1.20]
単勝回収率204.0%↓、複勝回収率130.0%↓

先週、芝のレース出走のダイワメジャー産駒は②着1回。複勝回収率がアップしました。しかし、ダノンバラード産駒は単勝回収率と複勝回収率が共に100%割れ。入れ替えのタイミングのようです。

気になるのはダートのレース出走のシニスターミニスター産駒。ここまでのべ58頭が全てダート戦に出走していて[9.8.8.33]で勝率15.5%、複勝率43.1%。回収率も優秀で、単勝回収率279.0%、複勝回収率210.0%とここへ来て急上昇中です。

さて、今年から負担重量の見直しが行われたことで、当コラムでは重い斤量に耐えられるイメージがある馬体重500kg以上の馬に注目しています。去年、そして今年ここまでの平地競走を対象にした500kg以上と499kg以下の馬たちの成績をチェックしましょう。

■2023年1月5~15日
500kg以上[34.47.44.358](勝率7.0%、複勝率25.9%)
499kg以下[129.117.118.1502](勝率6.9%、複勝率19.5%)

先週終了時点で勝率が逆転。500kg以上の馬の方が勝率、複勝率とも高くなりました。これは検証のし甲斐があります。

また、先週終了時点までを対象に500kg以上の馬の芝・ダート別の主な各距離の勝率、複勝率の数字も調べてみました。

■2023年1月5~15日
芝1200m[1.2.4.17](勝率4.2%、複勝率29.2%)
芝1400m[0.2.1.3](勝率0.0%、複勝率50.0%)
芝1600m[4.3.6.29](勝率9.5%、複勝率31.0%)
芝1800m[1.1.0.3](勝率20.0%、複勝率40.0%)
芝2000m[6.5.5.35](勝率11.8%、複勝率31.4%)
芝2200m[2.1.1.10](勝率14.3%、複勝率28.6%)

ダート1200m[6.5.5.55](勝率8.5%、複勝率22.5%)
ダート1400m[2.2.3.35](勝率4.8%、複勝率16.7%)
ダート1700m[2.2.0.6](勝率20.0%、複勝率40.0%)
ダート1800m[8.18.15.132](勝率4.6%、複勝率23.7%)
ダート1900m[2.3.2.19](勝率7.7%、複勝率26.9%)
ダート2400m[0.2.1.7](勝率0.0%、複勝率30.0%)

芝1600~2400mとダート1700mの成績の良さが目立ちます。500kg以上の馬を狙うべき条件はこのあたりの距離にあるのでしょうか。

実際に14日中山6R(3歳未勝利、芝2000m)では馬体重514kgだったナスノカンゲツが4番人気②着。この馬を入れた3連複33.4倍が的中しました。

▲14日中山6Rは10→11→7で決着

現在開催されているのが中山、中京、小倉なので、今週は芝1600~2200mと小倉ダート1700mで500kg以上の馬を狙い撃ちしてみます。

★今週の狙い馬★
【中山・土曜】
R 狙い馬
1 アイリッシュパール、カプリーヌメファ、ハッピーミーク、フェリスクララ
2  
3 ロジドレフォン
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 カルリーノ(同級、★)、パラレルヴィジョン、レインフロムヘヴン(同級)
12  

【中山・日曜】
R 狙い馬
1 エルフサイエン
2 エルフォルク、エンジェルラウンド、フェブランシェ
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 エヒト、スタッドリー
12  

【中京・土曜】
R 狙い馬
1 スカイゲイザー、ベルオブピース
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9 アーテルアストレア(★)、キングスフィリア(★)、ステイブルアスク(同級)
10  
11 メイショウオーパス
12  

【中京・日曜】
R 狙い馬
1 オストファーレン
2 アルルカン、オーケーボニータ、マチカゼ、リトルミム
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11 オーヴェルニュ、ウェルカムニュース(○)、サンライズウルス(同級、○)、ディクテオン、プロミストウォリア
12  

【小倉・土曜】
R 狙い馬
1 オシゲ
2 メタマックス
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11  
12  

【小倉・日曜】
R 狙い馬
1 オウギノカナメ、セクシーコマンドー
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9  
10  
11  
12  

★各項目の説明★
「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「未勝利戦は初ダート馬作戦」
※初ダートで、前走が8番人気以内の馬を表記(該当馬が1レースにつき5頭以内の場合)

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」

※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。

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