どうも! “馬迷男” 八木たかおです! このゴールデンウィークは武豊騎手の活躍が目立ちますね｡2日のかきつばた記念はヘリオスで③着に入り､翌3日には兵庫CSをミトノオーで6馬身差の快勝｡このレジェンドこそ､ケガの療養以外では大型連休が全く無い人生を生きて､馬に乗り続けているはず｡頭が下がる思いです｡

当コラムもほぼ休みなく馬券を買い続けていますが､先週は新馬券術｢500kg以上の馬は前走4角4番手以内狙い作戦｣で御池特別の3連単161.0倍をゲット! 狙い馬だったラクスバラディーが3番人気①着となり､この馬を馬券の軸に据えた3連単フォーメーションが的中しました｡これで､2週連続での万馬券ゲットに成功です!

▲御池特別は3→4→10で決着

ラクスバラディーの前走は逃げて7番人気④着｡今回も逃げて1馬身差の快勝でした｡陣営のコメントによると､前走の千種川特別は最後の最後でやめてしまったそうですが､今回は最後までしっかり走ったようです｡

五泉特別は前走4角2番手だったワールドタキオンが1番人気①着｡この馬を馬券の軸にした3連複61.0倍が的中しました｡

▲五泉特別は9→3→8で決着

29日京都1Rは前走4角4番手だったトモジャケーヤが2番人気③着｡この馬を馬券の軸にした3連複27.6倍が的中しました｡トモジャケーヤの前走はスタートでゴチャつく場面がありましたが､今回はスタートを決めて3番手から粘りを見せてくれました｡

▲29日京都1Rは5→7→6で決着

29日東京1Rは前走4角3番手だったライブリームーランが1番人気③着となり､3連複8.0倍が的中｡追加馬券でこのレースをプラス収支に持ち込めました｡

▲29日東京1Rは13→12→14で決着

■2023年1月5日～4月30日
500kg以上[299.267.274.2374](勝率9.3%､複勝率26.1%)
499kg以下[856.889.881.10505](勝率6.5%､複勝率20.0%)

■平地に出走した500kg以上の馬の前走4角位置取りごとの成績
4番手以内[164.119.138.828](勝率13.1%､複勝率33.7%)
5番手以下[121.130.118.1335](勝率7.1%､複勝率21.7%)

■前走4角4番手以内だった500kg以上の馬の芝･ダート別成績
芝[43.30.45.288](勝率10.6%､複勝率29.1%)
ダート[121.89.93.540](勝率14.4%､複勝率35.9%)

ダートの勝率と複勝率が0.2ポイントずつジワリと上昇しました｡年初からデータを蓄積すること4ヶ月､そろそろ全体的には数字の動きが見られなくなってきた中での成績上昇は価値がありそうです｡

2週目を終えた京都開催に限定した500kg以上の馬の成績も確認しておきましょう｡

■4月22日～30日に京都に出走した500kg以上の馬の芝･ダート別成績
芝[5.4.3.38](勝率10.0%､複勝率24.0%)
ダート[13.7.9.67](勝率13.5%､複勝率30.2%)

数値は芝でアップし､ダートでダウン｡ということは､先述のダートの勝率と複勝率が上昇した数字の動きは､京都での成績はあまり関係なかったのかもしれません｡

そして先週の当コラムで注目の傾向として取り上げた､京都に出走した500kg以上の馬を対象にした前走4角の位置取りと成績もチェックしておきます｡

■京都芝に出走した500kg以上の馬の前走4角通過順別の成績
前走4角1番手[1.2.0.5](勝率12.5%､複勝率37.5%)
前走2番手以内[2.3.0.12](勝率11.8%､複勝率29.4%)
前走3番手以内[3.3.0.16](勝率13.6%､複勝率27.3%)
前走4番手以内[3.3.0.19](勝率12.0%､複勝率24.0%)

■京都ダートに出走した500kg以上の馬の前走4角通過順別の成績
前走4角1番手[5.2.0.5](勝率41.7%､複勝率58.3%)
前走2番手以内[8.5.1.11](勝率32.0%､複勝率56.0%)
前走3番手以内[9.6.4.15](勝率26.5%､複勝率55.9%)
前走4番手以内[9.6.7.18](勝率22.5%､複勝率55.0%)

ダートに関しては1週目終了時点では､前走4角1番手だった500kg以上の馬は複勝率80%超えというとんでもない傾向が出ていましたが､2週目終了で落ち着いてきたようです｡それでも依然として高い数値を叩き出していますし､前走4角3番手以内であれば単勝回収率､複勝回収率も100%を超えています｡京都ダートはまだまだ狙い目となりそうです｡

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続いて､新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の検証に移ります｡この新馬券術は先週､7鞍に対象馬がいて[5.2.3.14]｡天皇賞･春でジャスティンパレスが2番人気①着､青葉賞でスキルヴィングが1番人気①着､ティムールが11番人気③着､ブリリアントSでディクテオンが4番人気①着､端午Sでマホロバが7番人気②着など､OPや重賞で好走馬が続出しました｡

また､3勝クラスの横浜Sでは､テンカハルが1番人気①着､ラヴォラーレが7番人気③着｡3連単51.4倍が的中した府中Sはレインフロムヘヴンが2番人気①着､キングズパレスが3番人気②着､パラレルヴィジョンが1番人気③着となり､対象馬の上位独占となりました｡

▲府中Sは4→11→6で決着


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢〇｣付き､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います｡

｢2歳～3歳OP限定､メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も検証しておきましょう｡先週の対象馬は､青葉賞のスキルヴィングが1番人気①着､スイートピーSのメランポジュームが7番人気⑧着､端午Sのミラクルティアラが2番人気⑩着でした｡

これで現3歳世代のOPにおいて､レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[15.11.5.36](勝率22.4%､複勝率46.3%)｡さらに末脚の切れよりも先行力のある馬が有利になることが多い1200m以下のレースを除くと[14.10.4.32](勝率23.3%､複勝率46.7%)となっています｡

今週の対象馬は､NHKマイルCのクルゼイロドスル､京都新聞杯のダノントルネード､プリンシパルSのトーセントラム､橘Sのヤクシマです｡

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続いて､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証です｡先週は2鞍に狙い馬がいて､天皇賞･春でディープボンドが5番人気②着となりましたが､馬券を的中させることはできませんでした…｡

今週狙えそうなレースは1鞍です｡

■立夏S(東京ダート1600m)
1位:1分34秒6(重)サトノアポロン
2位:1分34秒9(稍重)ビヨンドザファザー
2位:1分35秒4(良)ボルサりーノ

3勝クラスのハンデ戦･立夏Sは､持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"を比較すると1位が1分34秒2のサトノアポロン｡2位に0秒7差をつけて､目安となる“0秒5差以上"をクリアしています｡昇級初戦となった前走･中京スポーツ杯は⑧着でしたが勝ち馬とは0秒6差で大きく負けていません｡55kgと走り頃のハンデとなる今回は一変可能とみます｡

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続いて､新馬券術｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣の検証に移ります｡先週はこの新馬券術による的中馬券はありません…｡


先週行われたダートの3歳未勝利戦は15鞍で､出走した初ダートの馬(初出走の馬は除く)は[1.0.1.16](勝率5.3%､複勝率10.5%)｡これを前走8番人気以内に絞ると[1.0.1.6](勝率12.5%､複勝率25.0%)となります｡

前走8番人気以内の初ダート馬で馬券圏内に入ったのは2頭だけでしたが､頭数が絞られることもあって複勝率は悪くない数字｡そして回収率に目を転じると､先週出走した前走8番人気以内の初ダート馬は単勝回収率98%､複勝回収率207%という好成績でした｡

30日新潟3Rを3番人気で勝ったヤマニンエンディマは単勝7.9倍､複勝2.6倍｡29日京都2Rで9番人気③着だったアッチェレランドは複勝14.0倍つきました｡アッチェレランドが好走したレースは7→6→9番人気の決着｡なかなか買いづらいところですが､この新馬券術ではアッチェレランドは入れられます｡あとは9番人気を軸にする勇気が必要だったかもしれません｡

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続いては､当コラムの注目種牡馬情報です｡去年6月以降､現3歳世代の新馬&未勝利戦で高回収率を示している種牡馬を観測しています｡

先週は30日東京2R(3歳未勝利､ダート1400m)でヘニーヒューズ産駒のマスグラバイトが2番人気①着｡この馬を馬券の軸にした3連複15.9倍が的中しました｡

▲29日東京2Rは15→5→16で決着

29日東京3R(3歳未勝利､ダート1300m)はエスポワールシチー産駒のサーブルミラージュが3番人気③着｡この馬を馬券に入れていた3連複10.8倍が的中しました｡前走が⑮着だったので､レース直後に｢これは好配当になるかも!｣と期待したものの肩透かし…｡

▲29日東京3Rは7→4→11で決着

先週の開催を終えた時点の注目種牡馬の成績をチェックしておきましょう｡

芝のレース出走のダイワメジャー産駒
[17.14.12.104]
単勝回収率169%↓､複勝回収率105%↓

ダートのレース出走のヘニーヒューズ産駒
[30.28.19.113]
単勝回収率86%→､複勝回収率110%→

ダートのレース出走のシニスターミニスター産駒
[18.15.17.68]
単勝回収率315%↓､複勝回収率172%↓

ダートのレース出走のエスポワールシチー産駒
[7.5.3.39]
単勝回収率126%↓､複勝回収率85%→

キズナ産駒
全成績[33.24.15.189]単勝回収率128%↓､複勝回収率98%↓
芝[24.17.11.125]単勝回収率143%↓､複勝回収率96%↓
ダート[9.7.4.64]単勝回収率97%→､複勝回収率103%↓

シルバーステート産駒
全成績[24.19.34.176]単勝回収率94%↓､複勝回収率91%→
芝[20.13.21.113]単勝回収率89%↓､複勝回収率87%↓
ダート[4.6.13.63]単勝回収率105%↓､複勝回収率99%↑

29日新潟3Rはシルバーステート産駒のメイショウライジンが4番人気③着となり､複勝が3.2倍つきました｡この影響で､シルバーステート産駒のダートの複勝回収率が1ポイントアップ｡以前指摘した通り､シルバーステート産駒はダートの方が狙って美味しい傾向が続いています｡

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最後に1回新潟開幕週の世代別成績を確認しておきます｡去年から新馬券術｢3歳よりも古馬狙い作戦｣の検証を続けている中で､左回りローカルの開幕週で現4歳世代が活躍している傾向を発見しました｡1回新潟開幕週の結果は…｡

■1回新潟開幕週の世代別勝利数
4歳:9勝(勝率10.1%､複勝率23.6%)
5歳:3勝(勝率6.1%､複勝率28.6%)
6歳以上:0勝(勝率0.0%､複勝率4.0%)

4歳馬もまずまずですが､複勝率の面では5歳馬が好成績です｡ここで過去4年間の10～12月の新潟･福島･中京､および今年の2回中京と1回福島の開幕週における世代別の勝利数を確認しておきましょう｡｢2023年｣と表記している欄が今年の2回中京と1回福島の開幕週の成績です｡

<新潟>
2019年:3歳10勝､4歳3勝､5歳以上3勝
2020年:3歳7勝､4歳7勝､5歳以上3勝
2021年:3歳9勝､4歳2勝､5歳以上4勝
2022年:3歳13勝､4歳0勝､5歳以上1勝

<福島>
2019年:3歳9勝､4歳3勝､5歳以上4勝
2020年:3歳10勝､4歳5勝､5歳以上3勝
2021年:3歳10勝､4歳5勝､5歳以上1勝
2022年:3歳8勝､4歳6勝､5歳以上1勝
2023年:4歳7勝､5歳3勝､6歳以上1勝

<中京>
2019年:3歳11勝､4歳4勝､5歳以上2勝
2020年:3歳10勝､4歳4勝､5歳以上2勝
2021年:3歳11勝､4歳4勝､5歳以上2勝
2022年:3歳15勝､4歳1勝､5歳以上1勝
2023年:4歳8勝､5歳4勝､6歳以上0勝

次のローカル左回りはちょっと先になりますが､今年10月14日に開幕する4回新潟｡3歳世代と古馬勢の対戦が行われている時期です｡“開幕1週目の3歳馬狙い“をしっかり覚えておきます｡


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