どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 今週は台風7号がお盆のUターンラッシュを直撃。交通機関の乱れなどが報じられましたが、15日は栗東トレセンも強い雨風に見舞われ、厩舎によっては早めに調教を切り上げて対応していたそうです。翌16日は走路がぬかるんでいた中で追い切りが行われたようですが、今週の関西馬は調教タイムや馬の状態に関する関係者コメントを、いつも以上にチェックしたいですね。

先週は、2日間とも3場すべて良馬場で開催されました。開幕週の馬場が向いたのか、小倉記念はテーオーシリウスが5番人気②着と逃げ粘りました。西村淳騎手は新馬券術｢騎手のコース実績に注目作戦｣の対象騎手となっていて、馬券もテーオーシリウスの複勝と馬券の軸にした3連複59.4倍が的中しました。

▲小倉記念は3→2→7で決着

また、馬券は的中しませんでしたが、関屋記念を4番人気のアヴェラーレで勝った戸崎騎手も対象騎手でした。これでこの新馬券術の対象騎手が騎乗した馬は6週連続で馬券圏内を確保。絶好調です。

今週の重賞は札幌記念(札幌芝2000m)と北九州記念(小倉芝1200m)。早速、北の大一番･札幌記念から当該コースで実績を残している騎手をチェックしていきましょう。2022年以降に好成績だった騎手は下記の通りです。

■札幌芝2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回収率	複回収率
横山武騎手	[4.3.2.14]	17.4%	39.1%	43%	61%
ルメール騎手	[4.1.1.10]	25.0%	37.5%	73%	44%
丹内騎手	[3.6.4.18]	9.7%	41.9%	29%	98%
浜中騎手	[3.0.3.12]	16.7%	33.3%	250%	153%
菱田騎手	[2.3.1.9]	13.3%	40.0%	202%	115%
斎藤騎手	[2.1.2.9]	14.3%	35.7%	202%	302%

※データ対象は2022年以降

複勝率が優秀な騎手の中でも、回収率を比較すると大きく違ってきます。ここは札幌記念に騎乗予定馬がいる騎手の中から、横山武騎手、ルメール騎手、浜中騎手の3人をピックアップします。

続いて、小倉芝1200mの注目騎手です。

■小倉芝1200mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回収率	複回収率
川田騎手	[8.4.0.3]	53.3%	80.0%	225%	129%
西村淳騎手	[11.3.9.65]	12.5%	26.1%	90%	87%
松山騎手	[7.4.1.26]	18.4%	31.6%	88%	63%
幸騎手	[7.3.6.47]	11.1%	25.4%	125%	81%
松若騎手	[7.1.2.44]	13.0%	18.5%	173%	77%

※データ対象は2022年以降

川田騎手は札幌記念に騎乗予定ですが、好成績&馬券的妙味もあるので掲載しました。ここは西村淳騎手、松山騎手、幸騎手、松若騎手に期待します。

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新馬券術｢夏競馬は敢えて古馬に注目作戦｣の検証に移ります。羊ヶ丘特別は前走②着で対象馬となっていた、バニシングポイントが4番人気②着。3連単フォーメーションで101.2倍が的中しました!

このレースは朝日杯FS③着の実績があるレイベリングが強いとみて、①着固定。8番人気③着だったメタルスパークも前走③着だったため、この新馬券術の対象馬でした。

▲羊ヶ丘特別は1→10→7で決着

石狩特別は前走②着で対象馬となっていたキングロコマイカイが2番人気①着。そして前走③着で同じく対象馬のグランドゴールドが4番人気②着、1番人気だった3歳馬ガットネロが③着となり、3連単69.2倍が的中です。

▲石狩特別は5→2→8で決着

西部日刊スポーツ杯は前走②着で対象馬だったファベルが2番人気③着。この馬を馬券に入れて、3連単42.3倍が的中しました。

▲西部日刊スポーツ杯は7→5→9で決着


馬券が的中しなかったレースでも、湯沢特別でテラフォーミングが7番人気③着、12日新潟12Rでキュートヘスティアが7番人気①着、筑紫特別でサクセスドレークが6番人気②着に好走しています。

先週は3歳馬と古馬が対戦した25レースで3歳馬16勝、4歳馬5勝、5歳馬4勝となり、5歳馬が健闘。5歳馬全体の成績は[4.9.3.49](勝率6.2%、複勝率24.6%)で、勝率、複勝率は4歳馬を上回りました。今週も3歳馬“優勢"であっても“絶対"ではないことを念頭に置きつつ、狙える条件に該当する古馬を馬券に入れていきます。

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小倉開催で馬体重500kg以上の馬を狙う、新馬券術｢小倉ダートは馬体重500kg以上の馬狙い作戦｣の検証です。先週は12日小倉3R(ダート1000m)で馬体重500kgのサイレンスゴールドが1番人気①着。3連複7.0倍という堅い決着でしたが、追加馬券でプラス幅を増やすことに成功しました。

▲12日小倉3Rは6→14→2で決着

■先週の小倉ダートで、馬体重500kg以上の馬

距離	着別度数	勝率	複勝率	単回収率	複回収率
1000m	[2.1.0.3]	33.3%	50.0%	95%	130%
1700m	[2.2.2.22]	7.1%	21.4%	27%	93%

ダート1000mの方が好成績。これは今年の1～2回開催と同じ傾向です。まだ1週目を終えたばかりなので断定はできませんが、大きな傾向の変化は無さそうな印象。今週もダート1000mを中心に、馬体重500kg以上の馬を狙います。

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新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の検証です。先週は5鞍に対象馬がいて、[1.1.0.6]。関屋記念でディヴィーナが2番人気②着、阿蘇Sでキングズソードが1番人気①着でした。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢〇｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

｢厳選馬｣だった、阿蘇Sのアラジンバローズは2番人気⑤着。③着とはアタマ+ハナ差で、もう少しで馬券圏内だったのですが……。

一方で｢2歳～3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣は、コスモス賞の対象馬コスモディナーが2番人気②着に入り、3連単17.5倍が的中しました。

▲コスモス賞は1→4→8で決着

フェニックス賞の対象馬ヒロアプリオリは、8番人気⑩着。これで現2歳世代の対象馬は[1.1.1.1]となりました。

今週の対象レース・クローバー賞の対象馬はドナベティです。そして｢今週の厳選馬｣にピックアップしたのがこの馬。デビュー戦(函館芝1200m)は好スタートから2番手につけ、メンバー中最速の上がり34秒0で抜け出すセンスの良さを見せました。今回は距離が1500mに延びますが、前走のレース運びができれば対応できるはず。あとはコース形状的に、できれば内目の枠が欲しいところです。

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最後に観測種牡馬の情報。回収率に重点を置いて、現2歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
スワーヴリチャード	[7.4.6.12]	151%	134%
リアルスティール	[3.3.2.4]	311%	124%
サトノクラウン	[2.0.3.16]	395%	115%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
レッドファルクス	[1.0.2.2]	138%	110%
ダノンレジェンド	[0.4.1.0]	0%	224%
ニューイヤーズデイ	[0.1.2.2]	0%	114%

先週は芝に出走したスワーヴリチャード産駒が[2.1.2.2]の好成績。13日札幌5Rはワンツー決着となり、馬券もしっかり3連単50.2倍が的中しました。同産駒はここへ来て、さらに勢いを増してきた感があり、目を離せません。

▲13日札幌5Rは6→1→8で決着

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