どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 僕は神戸出身で、家族や親戚も関西に多く住んでいます。そのため家族のLINEによると、阪神タイガースファンの親族と前身の阪急ブレーブス時代から応援しているオリックス･バファローズファンの親族が異様に盛り上がっているようです。日本シリーズでの対決もありそうですが、こういう“骨肉の争い"はいいですねw

野球だけでなく、ラグビーワールドカップやアジア大会も開催中ですし、何より今週は秋のG1開幕週&凱旋門賞! 日本競馬の悲願となっているビッグレースに関しては、関係者がレースの傾向を分析して、2011年優勝のデインドリーム、12年優勝のソレミアとイメージが被る“ゴツくない牝馬" スルーセブンシーズでの挑戦を決めたそうで、これまでにあまり聞かなかった経緯です。発走は日本時間1日･23時05分。テレビ観戦の予定が充実の“スポーツの秋"がやってきました。

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神戸新聞杯でワンツースリー!

こちらの作戦も充実期が続いています。神戸新聞杯は4頭推奨のうち、3頭がワンツースリーで馬券圏内を独占! 先々週のローズSのワンツーを上回ってきました。池添騎手騎乗のサヴォーナは10番人気②着。人気薄もしっかり好走してくれます。

今週の重賞はスプリンターズS(中山芝1200m)、シリウスS(阪神ダート2000m)の2レース。まずはスプリンターズSについて、去年から今年にかけて当該コースで実績を残している騎手をチェックしましょう。

■中山芝1200mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
横山武騎手	[6.5.3.19]	18.2%	42.4%	80%	72%
M.デムーロ騎手	[5.0.0.14]	26.3%	26.3%	151%	46%
横山和騎手	[4.1.1.7]	30.8%	46.2%	126%	103%
ルメール騎手	[3.1.2.6]	25.0%	50.0%	166%	100%
荻野極騎手	[2.1.1.1]	40.0%	80.0%	514%	286%

※データ対象は2022年以降

荻野極騎手が特に好成績ですが、スプリンターズSには騎乗予定馬がありません。それ以外もスプリンターズSに騎乗予定がない騎手が多い状況。ここは複勝率に注目して、横山武騎手に期待してみます。

■阪神ダート2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
鮫島駿騎手	[7.4.0.7]	38.9%	61.1%	243%	201%
岩田望騎手	[6.3.3.15]	22.2%	44.4%	124%	111%
松山騎手	[4.3.3.7]	23.5%	58.8%	93%	120%
川田騎手	[3.4.3.8]	16.7%	55.6%	24%	79%

※データ対象は2022年以降

鮫島駿騎手が圧倒的な数字を収めています。また、岩田望騎手の回収率も優秀ですし、松山騎手と川田騎手の複勝率も見逃せません。この4人を対象騎手とします。

→神戸新聞杯で【穴ぐさ】が②着! 今週も要注目!←

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2歳OP限定作戦が好結果!

先週は2鞍に1頭ずつ対象馬がいて、どちらも馬券圏内に入ることができませんでした…。内房Sのカシノブレンドは10番人気④着でしたが、メンバー中最速の上がりで最後方から追い込んで、③着とはクビ差でした。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢〇｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

｢今週の厳選馬｣には、堺Sのセイクリッドゲイズを指名。前走･マレーシアCはメンバー中最速の上がりで差してきましたが、勝ち馬と半馬身差の惜しい②着でした。中京ダート→阪神ダートの転戦となるので、今回は『直線距離短縮』の無印となります。『直線距離が同じ』の次に期待していいパターンです。

また、ダート1800mの持ち時計はメンバー中1位。阪神ダート1800mも4走前に②着と実績があります。去勢手術明けとなりますが、2戦連続の馬券圏内に期待です。

｢2～3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきます。カンナSのマスクオールウィンが2番人気②着、野路菊Sのヴェロキラプトルが2番人気①着、フナデが4番人気⑤着、神戸新聞杯のシーズンリッチが7番人気⑩着でした。

マスクオールウィンは｢今週の厳選馬｣に指名していました。前走･ダリア賞③着時の上がりが優秀、芝1200m戦の持ち時計がメンバー上位、未勝利戦を勝った芝1200m戦に戻ることが買い材料とみましたが、期待に応えてくれました。

これで現2歳世代OPの対象馬は[4.3.2.5]。また、現3歳世代の対象馬は[17.13.6.49](勝率20.0%、複勝率42.4%)。さらに末脚の切れよりも先行力のある馬が有利になることが多い1200m以下のレースを除くと[15.12.5.45](勝率18.2%、複勝率41.6%)となっています。

今週の対象馬は芙蓉Sのシリウスコルト。3歳OPはありません。

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今週は古馬のターン?

夕月特別は前々走と前走が②着のヘネラルカレーラが3番人気②着。この馬を馬券に入れた3連単18.2倍が的中し、追加馬券でプラス収支に持ち込めました。

このレースは1番人気(①着)と2番人気(③着)が3歳馬。上位人気3頭の決着となって配当は低めでしたが、近5走で②着4回という安定感を示していたヘネラルカレーラが3歳馬の間に割って入る形で、3連単の配当をやや引き上げてくれた形です。

▲夕月特別は1→7→11で決着

24日中山12Rは前走で1勝クラスを勝ち上がって対象馬となっていたムーヴが3番人気③着。相手が難しいとみて購入した複勝が的中しました。なお、1番人気②着だったフラップシグナスも対象馬でした。

▲24日中山12Rは16→14→11で決着


馬券が的中しなかったレースでも、木更津特別でサザンステートが7番人気②着、マイネルダグラスが8番人気③着、内房Sでダノンマデイラが6番人気①着、道頓堀Sでドロップオブライトが6番人気③着と、対象馬が好走しました。

先週は3歳馬と古馬が対戦した23レースで3歳馬18勝、4歳馬2勝、5歳馬2勝、6歳馬1勝。3歳馬が圧倒する週となりました。古馬の人気最上位馬も[1.4.3.15](勝率4.3%、複勝率34.8%/単勝回収率12%、複勝回収率66%)とやや低迷。

ただ、これだけ3歳馬が勝つと、過去の傾向から今週は古馬が健闘するターン。来週の東京･京都開幕週の絶好馬場、3日間開催を狙っている3歳馬もいるはずなので、今週は古馬が活躍しそうですが、どんな結果になるでしょうか。

→神戸新聞杯で【穴ぐさ】が②着! 今週も要注目!←

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現2歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

先週は23日阪神3R(未勝利戦、芝2000m)でスワーヴリチャード産駒のベレンガリアが8番人気③着。この馬を馬券に入れて3連複135.3倍が的中しました!

▲23日阪神3Rは9→5→6で決着

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
スワーヴリチャード	[11.11.9.25]	277%	137%
リアルスティール	[4.5.4.13]	157%	95%
マクフィ	[2.2.0.7]	290%	138%
サトノクラウン	[2.0.4.24]	276%	243%
ニューイヤーズデイ	[2.3.4.14]	234%	145%
レッドファルクス	[1.2.2.14]	100%	115%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
カリフォルニアクローム	[2.3.2.12]	327%	168%
コパノリッキー	[1.1.3.20]	143%	90%
シルバーステート	[1.0.1.2]	177%	132%
ダノンレジェンド	[1.5.1.3]	18%	137%

先週は23日中山3R(新馬、ダート1800m)でスペイドアンが10番人気②着となり、複勝6.7倍をつけました。この影響でダートのカリフォルニアクローム産駒の複勝率がアップ。まずまずの好成績ですが目立った数字ではないので、人気種牡馬の産駒の陰に隠れてしまうのかもしれません。逆に美味しい馬券を狙うなら好都合です。

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