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馬迷男の挑戦

3歳OP戦が終了…使える「最速上がり作戦」は2歳戦でも注目!


“簡単な理論で穴馬券が獲れる、新しい馬券術を作りたい!"を目標に、馬迷男・八木たかお氏が試行錯誤するコーナー。今週は強力メンバーが揃った天皇賞・秋。騎手に注目すると、狙いたいのは?

<今週の厳選馬>

古都Sシホノスペランツァ
※「前走の上がりに注目作戦」で解説

<先週の厳選馬の結果>

三年坂Sモズゴールドバレル(4番人気②着!)

どうも! “馬迷男" 八木たかおです! ここ数年は2週間に1回のペースで近所の整体に通院中。首、肩、腰、股関節…痛みや硬さ、違和感をケアしてもらっています。そこの整体師の先生方は去年くらいに「ウマ娘」から競馬に興味を持ったそうで、先日は僕の体をほぐしてくれながら「天皇賞の日に東京競馬場へ3人で行くんですよー」とうれしそうに話してくれました。「いいですねー」なんて答えて、帰宅した後に「待てよ…」。

今年の天皇賞・秋ジャパンC有馬記念の当日は事前に入場券をネットで予約・購入する必要があります。入場券を買ったという話は一言もありませんでした…。整体師の先生方ー! そして当コラムの読者のみなさーん! ネット購入した入場券が必要ですからねー! どうか整体師の先生方が入場券をネット購入していますように。そしてG1でも独特の雰囲気になる天覧競馬を楽しめますように。

新馬券術
騎手のコース実績に注目作戦

菊花賞でルメール騎手の“魔法"が炸裂!


菊花賞はG1レベルではあまり見たことのない、逃げて、一旦控えて、もう一度差すという“魔法"のような騎乗で、ルメール騎手騎乗のドゥレッツァが優勝。5連勝でのG1制覇となりました。重賞初挑戦で菊花賞を制したのは1990年のメジロマックイーン以来とか。僕が競馬を見始めた年ですから鮮明に覚えています。マックイーンは当時ステイヤーの登竜門的なレースだった1500万下の嵐山S(京都芝3000m)②着からの菊挑戦でした。

ルメール騎手は2019年から先週の開催前の時点で、京都芝3000mでは[0・1・0・1]。この②着は2020年菊花賞アリストテレスに騎乗して、コントレイルを徹底マークした末にクビ差まで迫ったものでした。あの時も「ルメール騎手は怖いなぁ…」と思いましたが、京都芝3000mでの手腕は目を見張るものがあります。

今週行われる重賞は天皇賞・秋(東京芝2000m)、スワンS(京都芝外1400m)、アルテミスS(東京芝1600m)の3レースです。まずは天皇賞・秋から当該コースで実績を残している騎手をチェックしていきます。対象期間は東京の2重賞が昨年以降、スワンSが2019年以降です。

■東京芝2000mで注目したい騎手

騎手着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
ルメール騎手 [22.5.7.13] 46.8% 72.3% 113% 90%
戸崎騎手 [10.5.6.27] 20.8% 43.8% 88% 74%
横山武騎手 [6.3.5.23] 16.2% 37.8% 199% 92%
田辺騎手 [5.5.1.27] 13.2% 28.9% 101% 70%
菅原明騎手 [5.3.1.30] 12.8% 23.1% 155% 48%
吉田豊騎手 [1.6.1.8] 6.3% 50.0% 28% 128%
※データ対象は2022年以降

枠の内外で有利不利があるとされるこのコースでも、ルメール騎手が圧倒的な好成績。騎乗予定馬イクイノックスへの強烈な追い風になりそうです。他に騎乗予定馬がいる騎手から横山武騎手菅原明騎手にも注目します。

■京都芝外1400mで注目したい騎手

騎手着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
北村友騎手 [6.5.0.16] 22.2% 40.7% 89% 73%
松山騎手 [6.1.5.18] 20.0% 40.0% 96% 106%
川田騎手 [5.1.2.9] 29.4% 47.1% 87% 83%
池添騎手 [3.1.2.15] 14.3% 28.6% 228% 83%
鮫島駿騎手 [3.1.1.5] 30.0% 50.0% 213% 112%
ルメール騎手 [2.4.1.4] 18.2% 63.6% 77% 95%
角田河騎手 [2.1.1.3] 28.6% 57.1% 131% 152%
※データ対象は2019年以降

騎乗予定馬のいる騎手の中では川田騎手の勝率、複勝率が優秀。池添騎手の単勝回収率も目を引きます。また、角田河騎手は1kg減の減量特典がある身ですが、実は減量特典の無い特別競走では[2.0.1.0]。騎乗回数こそ少ないものの見逃せない成績を残しています。ここは川田騎手池添騎手角田河騎手を狙います。

■東京芝1600mで注目したい騎手

騎手着別度数勝率複勝率単回
収率
複回
収率
ルメール騎手 [17.15.14.32] 21.8% 59.0% 48% 89%
戸崎騎手 [11.8.10.58] 12.6% 33.3% 52% 67%
横山武騎手 [8.10.9.44] 11.3% 38.0% 59% 73%
菅原明騎手 [8.5.5.52] 11.4% 25.7% 83% 150%
川田騎手 [7.6.3.18] 20.6% 47.1% 110% 75%
津村騎手 [3.3.6.36] 6.3% 25.0% 546% 183%
※データ対象は2022年以降

先週の富士Sと同じコース設定ということで挙がった名前も同じ。ルメール騎手戸崎騎手横山武騎手の3人を対象とします。

■「騎手のコース実績に注目作戦」の狙い

天皇賞・秋
菅原明騎手アドマイヤハダル
ルメール騎手イクイノックス
横山武騎手ジャスティンパレス

スワンS
川田騎手アヴェラーレ
池添騎手サブライムアンセム
角田河騎手メイショウソラフネ

アルテミスS
戸崎騎手エリカリーシャン
ルメール騎手チェルヴィニア
横山武騎手ラヴスコール
→天皇賞・秋の【穴ぐさ】も要注チェック!←

新馬券術
3歳よりも古馬狙い作戦

1番人気の古馬勢が複勝回収率100%超!


壬生特別は前走③着で対象馬となっていたイラーレが6番人気③着。この馬を馬券に入れて、3連複32.1倍が的中しました。

▲壬生特別は6→1→4で決着

新潟牝馬Sは前々走・マーメイドS、前走・七夕賞で連続③着と好走し、対象馬となっていたホウオウエミーズが1番人気②着。この馬から流した馬連9.5倍が的中して、追加馬券でプラス収支に持ち込みました。

▲新潟牝馬Sは2→3→1で決着

■狙える古馬の条件

・前々走、前走のどちらかにおいて同級以上で馬券圏内がある
・もしくは昇級2戦目まで

■狙える古馬の条件Ver.2

・古馬の中で人気最上位かつ1~3番人気
・1番人気は信頼度◎

馬券が的中しなかったレースでも、富士Sソーヴァリアントが6番人気③着、北國新聞杯サンライズゴラッソが7番人気②着と、対象馬が人気薄で好走しました。

先週は3歳馬と古馬が対戦した37レースで3歳馬22勝、4歳馬11勝、5歳馬4勝。新潟開幕週および東京・京都2週目だった先々週に健闘した古馬勢が、先週は勝ち星を増やしました。

そして先週の古馬の人気最上位馬は[5.5.9.18](勝率13.5%、複勝率51.4%、単勝回収率49%、複勝回収率86%)。このうち1番人気に支持された馬は[3.3.3.3](勝率25.0%、複勝率75.0%、単勝回収率80%、複勝回収率111%)という数字を残していて、「狙える古馬の条件Ver.2」が機能しています。先ほどの新潟牝馬Sで1番人気②着だったホウオウエミーズ「狙える古馬の条件Ver.2」の対象馬でした。

4回新潟は早くも今週が最終週。来週開幕する福島を狙っている馬がいる一方、左回りの新潟のうちに勝ち上がっておきたい馬もいるはず。ただ、これまでの傾向では3歳馬が開幕週以上の勝ち星を挙げることは考えにくいところ。古馬が3レース中1レースくらいの割合で勝利する流れが続くとみます。つまり、「狙える古馬の条件Ver.2」が今週も使えるとみますが、どんな結果になるでしょうか。

新馬券術
前走の上がりに注目作戦

「今週の厳選馬」が4番人気②着!


先週は5鞍に対象馬がいて[2.1.1.4]でした。菊花賞ドゥレッツァが4番人気①着、ソールオリエンスが1番人気③着と馬券圏内に入ったほか、神無月Sオーロイプラータが1番人気①着、三年坂Sモズゴールドバレルが4番人気②着と好走。

「今週の厳選馬」に指名していたモズゴールドバレルは前走がメンバー中最速の上がりで0秒1差の③着、芝1600mの持ち時計もメンバー中1位、同コースで2勝クラス②着があるなど、買い材料たっぷりでした。勝ち馬に差し切られましたが、期待に応えてくれた形です。

ポイント

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「〇」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして「今週の厳選馬」古都Sシホノスペランツァ。芝3000mということで距離未経験の馬も多く、能力比較が一筋縄ではいきませんが、ここは同馬の菊花賞⑤着の実績が物を言いそうです。もっとも信頼性が高い『直線距離が同じ』の「★」付きの転戦で、馬券の軸として期待です。

「2歳~3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」も振り返っておきます。3歳OPの菊花賞シーズンリッチが16番人気⑫着、ダノントルネードが14番人気⑯着。また2歳OPのアイビーSレガレイラが1番人気③着でした。

現3歳世代のOPは菊花賞で終了。レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の最終成績は[18.13.6.50](勝率20.7%、複勝率42.5%)。さらに末脚の切れよりも先行力のある馬が有利になることが多い1200m以下のレースを除くと[16.12.5.46](勝率20.3%、複勝率41.8%)となりました。

昨年集計した現4歳世代の最終成績は[9.7.4.35](勝率16.4%、複勝率36.4%)。2歳時のレースをカウントしていないため、頭数がかなり異なっていますが、勝率、複勝率の比較では今年の3歳世代の方が上回りました。

キャリアが少ないため能力比較が難しい若駒に関して、過去の上がりタイムを一応の能力の基準とするのがこの作戦の考え方。去年、今年と一定の数字を叩き出したことで“使える"と判断してよさそうです。

そこで今週から「2歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」の対象馬も文末に掲載します。馬名の前に「速」の文字をつけますので、チェックしてください。その現2歳OPの対象馬の成績は[5.3.3.6]で勝率29.4%、複勝率64.7%。この世代でも十分狙っていける数字です。

今週の対象馬はアルテミスSライトバック萩Sビーグラッド。どちらも新馬戦を勝ち上がって、今回がキャリア2戦目です。

ライトバックの新馬戦は3コーナーまで最後方。直線に向くと内へ外へとフラフラしながら、直線残り200m半ばでエンジンがかかると一気に差し切るというまさに粗削りな内容でした。ただ、このレースは逃げた馬が②着、2番手追走の馬が③着という前残りの結果でしたから、そんな展開を1頭だけ差してきた走りは魅力たっぷりです。

一方、ビーグラッドの新馬戦はスタート直後にハナを奪い、直線はノーステッキながらメンバー中2位タイの上がりでまとめて、②着馬に2馬身半差という好内容。控えた時に脚を使えるのか、牡馬との初対戦といった課題はありますが、楽しみな逸材です。
→天皇賞・秋の【穴ぐさ】も要注チェック!←

最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現2歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬着別度数単回収率複回収率
スワーヴリチャード [13.11.11.37] 243% 117%
リアルスティール [6.7.4.19] 188% 90%
ニューイヤーズデイ [3.4.5.20] 177% 120%
マクフィ [2.2.2.10] 199% 124%
サトノクラウン [2.1.5.32] 207% 195%

■ダート

種牡馬着別度数単回収率複回収率
カリフォルニアクローム [2.3.2.25] 194% 100%
ダノンレジェンド [1.6.2.6] 12% 124%
シルバーステート [1.0.3.7] 64% 154%

ダノンレジェンド産駒ライヴアメデオが22日東京4R(新馬戦、ダート1400m)で3番人気③着となり、複勝は2.5倍つきました。この好走により、ダートのダノンレジェンド産駒の複勝回収率がアップ。単勝回収率は12%なのに対し、複勝回収率は124%という独特の数字を見せています。

一方、ダートのコパノリッキー産駒は単複の回収率が共に100%割れ。一時は一発の魅力を発揮していましたが、ここで観測種牡馬から一旦外します。

<現在、2歳戦で注目している種牡馬>

■芝

サトノクラウン
スワーヴリチャード
ニューイヤーズデイ
マクフィ
リアルスティール

■ダート

カリフォルニアクローム
シルバーステート
ダノンレジェンド

★今週の狙い馬★
【東京・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7 エスグラシア
8 ポリクシニーズ
9 バックスクリーン、メイショウカゲカツ
10 シュヴェルトライテ、スーサンアッシャー(同級、○)、ニシノスーベニア(同級、○)、ラスール、レフトゥバーズ(★)
11 エリカリーシャン、チェルヴィニア、ライトバック、ラヴスコール
12 エピックジョイ、ケルンコンサート

【東京・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7 エスパダアスール、クロースコンバット
8  
9 ヴルカーノ、ショーヒデキラ、ビジュノワール
10 ヴァルツァーシャル(同級、★)
11 アドマイヤハダル(同級、★)、イクイノックス、ジャスティンパレス、プログノーシス(同級、○)
12 ウナギノボリ(同級、★)

【京都・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8 ビーグラッド
9 アスクキングコング、ピンクマクフィー
10 カシノブレンド(同級、○)、キュールエフウジン(同級)、グーデンドラーク
11 アヴェラーレ(同級)、サブライムアンセム、ミッキーブリランテ(同級、○)、メイショウソラフネ
12 ウインメイフラワー、ワンダースティング

【京都・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7 ヒロシクン
8 メイショウタイゲイ、ライズンシャイン、ルールシェーバー、ルショコラ
9  
10 ウインエアフォルク(同級、○)、シホノスペランツァ(同級、★)、メイショウブレゲ(同級)
11 ヴァリアメンテ(同級)、エアファンディタ(同級)
12 ジュストコル、ゼットノヴァ、テイエムフェロー、ブレーヴジャッカル、ロープスピニング

【新潟・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3 バンドールロゼ
4  
5  
6 フェルンマンボ、ワイルドベティ
7 クインズコスモス、ビレッジスター、フロスティクォーツ、メリヴェイユ
8 チョッピー
9  
10  
11 マイネルモーント(○)
12 ベルカノア

【新潟・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4  
5  
6  
7 コンテナジュニア、ヒルノデプラーツ
8  
9 アイスランドポピー、キヨラ、ヒルノアントラ、フラリオナ
10  
11 トキメキ、ファイアダンサー、マイヨアポア、ロードベイリーフ
12 ソレントフレイバー

★各項目の説明★
「今週の厳選馬」

「騎手のコース実績に注目作戦」

「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「3歳よりも古馬狙い作戦」
※3歳馬が出走する古馬混合戦で、近2走以内に現級以上(芝・ダートは別)で③着以内があるか、昇級2戦目以内の古馬を表記(該当馬が1レースにつき5頭以内の場合)

「2歳~3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」

※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。
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