どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 先週の土曜日、知人と東京競馬場へ。馬券を購入したり、競馬場グルメを食べたりと楽しんでいたのですが、どうやら当コラムを読んでくれているようで、すぐ隣で｢八木さんの推奨馬で馬券が当たりましたよ!｣と報告してくれました。結構うれしいですけど、真横で言われると若干の気恥ずかしさもありましたw いずれにせよ、他人の役に立っていることを実感できたのはとても良いこと。知人を含めた読者の皆さんの馬券に少しでも貢献できるように、今後もがんばっていきます!

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対象騎手が東スポ杯2歳Sで勝利!

知人と観戦した土曜の重賞、東京スポーツ杯2歳Sは対象騎手となっていたモレイラ騎手騎乗のシュトラウスが4番人気①着。先週の開催前の時点で、モレイラ騎手は当該コースで[5.3.1.2](勝率45.5%、複勝率81.8%)という驚異的な成績を挙げていたのですが、ここも見事な勝利でした。

今週の重賞はジャパンC(東京芝2400m)、京阪杯(京都芝1200m)、京都2歳S(京都芝2000m)の3レース。今週も当該コースで実績を残している騎手をしっかりチェックしていきます。対象期間はいつも通り、京都が19年以降、東京は22年以降です。

■東京芝2400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
川田騎手	[9.6.2.10]	33.3%	63.0%	107%	91%
ルメール騎手	[16.10.2.13]	39.0%	68.3%	131%	102%
田辺騎手	[3.7.5.11]	11.5%	57.7%	44%	123%
和田竜騎手	[2.0.0.3]	40.0%	40.0%	640%	100%
川田騎手	[1.4.1.11]	5.9%	35.3%	8%	42%
モレイラ騎手	[1.1.1.0]	33.3%	100.0%	93%	133%

※データ対象は2022年以降

日本競馬が誇るチャンピオンコースということもあって、トップジョッキーの名前がずらり。安定のルメール騎手、複勝率100%のモレイラ騎手、そして複勝率に注目して和田竜騎手、川田騎手も加えた4人を対象騎手とします。

■京都芝1200mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
武豊騎手	[8.1.2.12]	34.8%	47.8%	158%	92%
北村友騎手	[6.3.1.19]	20.7%	34.5%	103%	64%
岩田望騎手	[6.1.3.18]	21.4%	35.7%	241%	139%
川田騎手	[4.5.1.6]	25.0%	62.5%	87%	97%
松若騎手	[4.3.3.24]	11.8%	29.4%	128%	77%
M.デムーロ騎手	[2.1.0.4]	28.6%	42.9%	331%	110%
鮫島駿騎手	[1.3.2.13]	5.3%	31.6%	16%	74%

※データ対象は2019年以降

騎乗予定馬がいる中では北村友騎手、岩田望騎手、鮫島駿騎手の複勝率が高くなっています。ここは3人に期待しましょう。

■京都芝2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
川田騎手	[13.15.5.10]	30.2%	76.7%	101%	109%
北村友騎手	[9.3.9.19]	22.5%	52.5%	122%	111%
浜中騎手	[7.2.3.15]	25.9%	44.4%	108%	101%
幸騎手	[5.8.5.38]	8.9%	32.1%	375%	150%
ルメール騎手	[3.3.3.12]	14.3%	42.9%	109%	76%
M.デムーロ騎手	[2.4.4.19]	6.9%	34.5%	177%	102%

※データ対象は2019年以降

ここはどうやら川田騎手の得意コースのようで、好成績を収めています。また、複勝率の高さから北村友騎手、M.デムーロ騎手、幸騎手をピックアップ。ここは4人を対象騎手とします。

→ジャパンCの【穴ぐさ】も要チェック!←

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古馬最上位人気馬が好成績!

18日東京8Rは対象馬が多かったため、文末まとめには掲載していませんでしたが、前々走の青梅特別で③着だったリバーサルバレットが4番人気②着。この馬を馬券に入れて3連複60.4倍が的中しました。

ちなみに1点買いで的中したわけではなく、競馬場でレース直前にスマホで購入していたので購入金額の強弱をつける時間を短縮するために｢展開セット｣を使ったことでこんな馬券画像になりました。1点で当てられるとかっこいいんですけどねw

▲18日東京8Rは4→16→14で決着

18日京都7Rは前々走、前走と連続②着で対象馬となっていたフェルンマンボが4番人気②着で、3連複9.6倍が的中。前走が牡牝混合戦で、今回が牝馬限定戦ですから、3歳馬2頭に先着を許したものの、ここは好走が期待できた一戦でした。

▲18日京都7Rは5→6→4で決着

18日京都12Rは前々走②着でのレオンバローズが3番人気③着で、3連複22.2倍が的中。

▲18日京都12Rは15→9→12で決着

19日京都6Rは前走･ニセコ特別②着のロードマゼランが約3ヶ月の休み明けでも2番人気③着。3連複16.7倍が的中です。

▲19日京都6Rは8→14→12で決着

馬券が的中しなかったレースでも、19日東京7Rでエスパダアスールが7番人気②着、西郷特別でグレタが6番人気③着、磐梯山特別でウインマイルートが6番人気③着と、人気薄で好走しました。


先週は3歳馬と古馬が対戦した36レースで3歳馬22勝、4歳馬9勝、5歳馬2勝。福島最終週も3歳馬の勝利数は想定内に収まりました。

古馬の人気最上位馬は[7.3.10.16](勝率19.4%、複勝率55.6%、単勝回収率104%、複勝回収率99%)となかなかの好成績でした。回収率も優秀ですから、3歳馬に人気を譲っていた古馬が健闘したようです。

しかし、このうち1番人気に支持された馬は[0.2.3.4](勝率0.0%、複勝率55.6%、単勝回収率0%、複勝回収率77%)と勝ち切れませんでした。その一方で2番人気5勝、3番人気2勝だったので、｢狙える古馬の条件Ver.2｣は機能しています。

今週は東京、京都の2場開催。再来週の中京まで待機する3歳馬もいそうで、今週は3歳馬の勝利が少なくなる可能性がありそうです。

→ジャパンCの【穴ぐさ】も要チェック!←

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対象馬がマイルCSで①&③着!

先週は7鞍に対象馬がいて[2.3.2.11]。マイルCSでナミュールが5番人気①着、ジャスティンカフェが7番人気③着と好走したほか、霜月Sでアルファマムが5番人気①着、比叡Sでキングズパレスが1番人気②着、アンドロメダSでマイネルクリソーラが3番人気②着、ヤマニンサンパが2番人気③着、西陣Sでタマモダイジョッキが1番人気②着と馬券圏内を賑わせました。

馬券はアンドロメダSの3連複9.8倍が的中。1→3→2番人気という堅い決着でしたが、しっかり押さえることができました。

▲アンドロメダSは16→2→1で決着

｢今週の厳選馬｣に指名した晩秋Sのホウオウバリスタは2番人気④着。好メンバーが揃ったレースだっただけに、スタート直後にやや躓いて後手を踏んだのが響いたかもしれません。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢〇｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。


｢今週の厳選馬｣には清水Sのショウナンアレクサを指名。前走･三年坂Sは直線で外から伸びてきたものの③着まで。内を突いた馬に先着されていたので、最終週で内が荒れてくる馬場ならこの馬に味方しそう。また、今回はハンデ戦ですが前走と同じ56kg。芝1600mの持ち時計もメンバー上位ですから、ここは馬券の軸として信頼します。

｢2歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきます。東京スポーツ杯2歳Sのシャンパンマークは5番人気⑦着。これで2歳OPの対象馬の成績は[5.4.3.12]で勝率20.8%、複勝率50.0%となりました。

今週の2歳OPは2レースで、対象馬は京都2歳Sがホウオウプロサンゲ、カトレアSがブシンです。ホウオウプロサンゲは前走･アイビーSで逃げて上がり33秒2を記録しての②着。前々走の未勝利戦は、先行策からメンバー中最速の上がりで差し切りました。ここでも自在性の高さは武器になりそうです。

カトレアSのブシンが最速上がりを記録したレースは前々走の未勝利戦の函館ダート1000mで、新馬戦から2度芝を使われた後の初ダートで初勝利を挙げました。そして、前走のオキザリス賞は⑪着でしたが、4ヶ月ぶりでした。今回は中1週で、オープン特別ながら2勝馬のいない組み合わせであれば、一度の敗戦で見限るのではなく、巻き返しの可能性に期待する手もありそうです。

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現2歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
スワーヴリチャード	[14.14.16.44]	202%	122%
リアルスティール	[8.8.6.25]	153%	87%
ニューイヤーズデイ	[5.5.5.24]	175%	116%
マクフィ	[3.2.2.11]	208%	121%
サトノクラウン	[2.1.5.46]	153%	144%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
カリフォルニアクローム	[4.4.3.32]	188%	279%
ダノンレジェンド	[4.7.2.10]	220%	174%
シルバーステート	[2.0.3.12]	178%	120%

先週はスワーヴリチャード産駒が芝で[0.2.1.2]とまずまず。19日東京2Rでファイアクラッカーが3番人気③着に入ったことで3連単11.3倍が的中し、追加馬券でプラス収支に持ち込むことに成功しました。

▲19日東京2Rは3→6→12で決着

スワーヴリチャードといえば今週、社台スタリオンステーションが発表した2024年度の種付け料で、去年の200万円から1500万円にジャンプアップしたことが話題になりました。京王杯2歳S勝ちのコラソンビートや札幌2歳S②着のパワーホールなどが活躍しているだけに、この評価は妥当かもしれませんね。回収率もまだまだ高い水準を維持できているので、今後も産駒の走りに期待できそうです。

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