どうも! “馬迷男" 八木たかおです! ｢ジャパンCは第12R｣。先週、自分への意識付けを心がけていたおかげで馬券を無事に購入できましたが、SNS上などでは第11Rとして購入してしまった方の悲嘆に暮れる書き込みを目にしました。競馬ファンなら多くの方が経験しているはずの買い間違い。｢ドンマイ…｣と同情せざるを得ません。

そんな中、一部報道ではフランスのオーレリアン･ルメートル騎手が｢来年、日本での滞在から始まる｣と発言したそうです。これって短期免許での来日という意味なんでしょうか。もしそうなれば、競馬新聞などの騎手欄に｢ルメートル｣と｢ルメール｣が並んで表記されるわけで、もう競馬ファン大ピンチの予感です。今年フランスG1を4勝した名手の初来日を楽しみに待ちたいところですが、馬券購入の際には十分気をつけましょう。…と書きましたが、これも自分への意識付けですw

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京都2歳Sで対象騎手が10番人気②着!

ジャパンCは対象騎手だったルメール騎手騎乗のイクイノックスと川田騎手騎乗のリバティアイランドによるワンツー。イクイノックスは好メンバーが揃う中、ノーステッキで4馬身突き抜ける“世界ナンバーワン"の実力を見せてくれましたし、リバティアイランドも勝ち馬をマークして離される厳しい展開で②着を死守しました。後世に語り継がれるであろう素晴らしいレースで3連単11.3倍が的中。追加馬券でプラス収支に持ち込むことに成功しました。

▲ジャパンCは2→1→17で決着

そして、京都2歳Sも対象騎手だった幸騎手騎乗のプレリュードシチーが10番人気②着、川田騎手騎乗のサトノシュトラーセが3番人気③着と好走。人気薄を②着に持って来た幸騎手、お見事でした。

今週の重賞はチャンピオンズC(中京ダート1800m)、ステイヤーズS(中山芝3600m)、チャレンジC(阪神芝2000m)の3レース。今週も当該コースで実績を残している騎手をチェックしていきます。

対象期間は去年以降。ただ、ステイヤーズSはこのレースでしか行われないコース条件ですので、2019年以降の全場で行われた芝3000m以上のレースについて成績をまとめました。

■中京ダート1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
松山騎手	[13.7.12.60]	14.1%	34.8%	102%	70%
川田騎手	[11.11.4.17]	25.6%	60.5%	89%	89%
坂井騎手	[11.6.6.43]	16.7%	34.8%	122%	99%
ルメール騎手	[1.1.1.4]	14.3%	42.9%	22%	78%

※データ対象は2022年以降

川田騎手が抜けた好成績を収めていて、複勝率に目を向けるとルメール騎手、松山騎手、坂井騎手も優秀な数字。ここは、この4人を対象騎手としましょう。

■全場芝3000m以上で注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[5.2.3.4]	35.7%	71.4%	139%	129%
和田竜騎手	[3.5.0.13]	14.3%	38.1%	165%	159%
岩田望騎手	[3.0.2.12]	17.6%	29.4%	103%	71%
戸崎騎手	[1.1.4.6]	8.3%	50.0%	18%	141%
横山武騎手	[1.1.1.8]	9.1%	27.3%	72%	64%

※データ対象は2019年以降

戸崎騎手の複勝率が優秀。騎乗予定がある騎手の中では横山武騎手の複勝率がまずまず。ここは2人に期待します。

■阪神芝2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
川田騎手	[11.7.6.10]	32.4%	70.6%	62%	107%
和田竜騎手	[7.4.2.38]	13.7%	25.5%	72%	88%
藤岡康騎手	[6.9.3.21]	15.4%	46.2%	250%	147%
松山騎手	[5.5.4.17]	16.1%	45.2%	45%	126%
M.デムーロ騎手	[5.2.1.7]	33.3%	53.3%	240%	107%
ルメール騎手	[3.3.2.9]	17.6%	47.1%	51%	65%
ムルザバエフ騎手	[0.2.0.2]	0.0%	50.0%	0%	97%

※データ対象は2019年以降

ここも川田騎手の成績が優秀。複勝率の高いルメール騎手、藤岡康騎手を含めた3人を対象騎手とします。

→チャンピオンズCの【穴ぐさ】も要チェック!←

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古馬の好調続くも、今週は3歳馬優勢?

高雄特別は前走②着のプレイリードリームが7番人気③着で、2走連続での好走。この馬を馬券に入れた3連単30.6倍が的中し、追加馬券でプラス幅拡大に成功しました。

▲高雄特別は11→4→1で決着

キャピタルSは前走①着のドーブネが2番人気①着、前々走③着のプレサージュリフトが1番人気②着、前々走①着のアスクコンナモンダが4番人気③着で、対象馬が馬券圏内を独占しました。的中した3連複は7.1倍で堅い決着でしたが、追加馬券でプラス収支に持ち込めました。

▲キャピタルSは8→3→10で決着

25日東京8Rは前々走②着で対象馬だったムーヴが8番人気③着。この馬を馬券に入れた3連複25.2倍が的中しました。ムーヴは3走前も③着好走していて2勝クラスで安定感を見せていたのですが、前走が1秒3差の⑤着とやや離された敗戦。これが嫌われたのか、今回人気を落としていたところを新馬券術によって買うことができました。

▲25日東京8Rは8→14→16で決着

馬券が的中しなかったレースでも、ウェルカムSでリフレーミングが8番人気③着、26日京都5Rでメイショウウネビが8番人気③着と人気薄で好走。また、京阪杯ではトウシンマカオが4番人気①着でした。


先週は3歳馬と古馬が対戦した22レースで3歳馬12勝、4歳馬7勝、5歳馬3勝。これまでの傾向として、平均的に3歳馬がほぼ3分の2のレースを勝っていましたが、先週はやや少なめでした。先週の当コラムでは｢再来週の中京まで待機する3歳馬もいそうで、今週は3歳馬の勝利が少なくなる可能性がありそう｣と書きましたが、予測通りの流れ。徐々に波を掴めてきている気がします。

古馬の人気最上位馬は[5.3.2.12](勝率22.7%、複勝率45.5%、単勝回収率235%、複勝回収率116%)と2週連続での好成績。さらに、このうち1番人気に支持された馬は[1.1.0.0](勝率50.0%、複勝率100%、単勝回収率65%、複勝回収率110%)とパーフェクト連対でした。

古馬の好成績が続きましたが、今週は潮目が変わるターンと思われます。ローカル左回りを待っていた3歳馬が中京開幕週に合わせて出走してくるはず。古馬と3歳馬で迷ったら、3歳馬を上位にとる馬券作戦で立ち回るべきかもしれません。

→チャンピオンズCの【穴ぐさ】も要チェック!←

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対象馬7頭が馬券圏内を確保!

先週は7鞍に対象馬がいて[1.4.2.14]。ジャパンCでリバティアイランドが2番人気②着と頑張ったほか、カノープスSでテーオーリカードが1番人気②着、オーロイプラータが5番人気③着、ウェルカムSでマイネルモーントが5番人気②着、シャングリラSでバグラダスが1番人気②着、花園Sでブライアンセンスが1番人気①着、清水Sでスズハロームが3番人気③着と馬券圏内に入りました。

馬券はシャングリラSの3連複20.8倍、花園Sの3連複20.1倍が的中しました。シャングリラSは3→1→4番人気、花園Sも1→2→5番人気の上位人気での決着だったので、美味しい配当となりました。

▲シャングリラSは3→14→8で決着

▲花園Sは16→8→3で決着

｢今週の厳選馬｣に指名した清水Sのショウナンアレクサは1番人気⑨着。これまでの成績から考えると、残念な敗戦となりました。次戦での巻き返しに期待します。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢〇｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

｢今週の厳選馬｣にはチャレンジCのエピファニーを指名しました。実はこのレース、文末まとめをご覧頂くとお分かりの通り、エピファニーとリカンカブールの2頭が3つの新馬券術で対象馬となっています。過去には新馬券術2つの対象馬となっていた馬が好走することがよくあったのですが、3つは稀な状況。しかも、2頭います。

この2頭のうち、芝2000mの持ちタイムがメンバー中上位であることを根拠にエピファニーを選択しました。前走･ケフェウスSをハンデ56kgで勝って、今回は信頼度が高い『直線距離が同じ』の｢★｣付きの転戦。斤量は前走から1kg増の57kgになりますが、克服できる器と期待します。

｢2歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきます。京都2歳Sのホウオウプロサンゲは4番人気⑨着、カトレアSのブシンが16番人気⑯着でした。

これで2歳OPの対象馬の成績は[5.4.3.14]で勝率19.2%、複勝率46.2%となりました。今週は2歳OPがないので、次の対象レースは来週の阪神JFです。

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現2歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
スワーヴリチャード	[15.14.16.47]	197%	118%
リアルスティール	[8.8.6.27]	147%	83%
ニューイヤーズデイ	[5.5.6.24]	171%	121%
マクフィ	[3.2.2.11]	208%	121%
サトノクラウン	[2.1.5.50]	143%	134%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
カリフォルニアクローム	[5.4.3.35]	314%	281%
ダノンレジェンド	[4.7.2.10]	220%	174%
シルバーステート	[2.0.3.13]	168%	113%

26日京都6R(新馬戦、芝外1800m)でスワーヴリチャード産駒のサブマリーナが1番人気①着。この馬を馬券の軸にして3連複37.5倍が的中しました。

▲26日京都6Rは5→2→8で決着

そして、ダートでは25日東京1R(未勝利戦、ダート1600m)でカリフォルニアクローム産駒のワイドブリザードが9番人気で逃げ切り勝ち。単勝66.8倍、複勝12.1倍をつけて、回収率をグイッと押し上げました。

ワイドブリザードは今回が3戦目。デビュー戦は後方からの競馬で15番人気⑬着でしたが、前走はレース運びを一変させて2番手追走から12番人気③着と好走していました。勝ち馬とは1秒4差と離れていたものの、今回の9番人気は人気の盲点となっていたかも。若駒がレース運びをガラッと変えてきた場合は要注意ですね。

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