どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 関東の鉄道の駅構内に設置された広告が先週、ネット上で話題になりました。大きなパネルの上部に｢ちゃんと隠さないと、個人情報は特定される｣という一文と、その下に人名の一部を隠したと思われるものが5人分書かれています。クイズ好きですし、テレビ番組などでクイズを作る仕事も過去にやってきているので、早速挑戦しました。

その中の問題のひとつ｢シェイク■■■｣ですぐに思いついたのは、｢シェイク･モハメド殿下｣! しかし、広告主の公益法人のサイトで正解を確認してみると、なんと違っていました…。いや、｢歴史上の偉人｣なんて括りはどこにも書かれていないのだから、この回答でも正解でいいはず! …と不正解を認めていませんが、自分の“競馬脳“には満足しました。

また、｢ガリ■■･ガリ■■｣には｢ガリガリガリクソンさん｣の名前を最初に思いつきましたが、これも間違い。ヒントは欧州の大種牡馬の馬名の元となった偉人でした。正解が気になる方は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会のサイトでご確認ください。

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対象馬を軸にして368.0倍が的中!

先週の馬体重500kg以上マル外の成績は、3場の芝･ダート全距離で[3.1.1.9](勝率21.4%、複勝率28.6%、単勝回収率90%、複勝回収率62%)とまずまずでした。

11日京都12Rでは馬体重500kgで出走したシラキヌが2番人気②着。この馬の複勝と馬券の軸にした3連複368.0倍が的中しました! 先週は馬券が不調だったのですが、最終盤での大逆転ホームラン。｢ギャンブルやってるわー｣という実感が湧きましたw

▲11日京都12Rは6→14→5で決着

このレースで万馬券の立役者となったのは、13番人気で③着に激走したカイタロー。馬券に入れた最大の理由は、ダート1200mの持ち時計がメンバー中2位だったから、という単純なものでした。加えれば、2勝クラスへの昇級初戦だった5走前に勝ち馬とハナ差の②着があり、前走の⑮着は芝のレース。また、このクラスの過去のレースでも先行できるスピードは見せていました。

とは言え、持ち時計に注目するだけで13番人気を引っかけることができたこのレースは美味しかった一戦。ダートでは特に、持ち時計は大切かもしれませんね。

■先週の馬体重500kg以上の外国産馬

馬場･距離	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
芝1200m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
芝1600m	[1.0.0.2]	33.3%	33.3%	243%	106%
芝2000m	[1.0.0.0]	100.0%	100.0%	340%	140%
ダート1000m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート1200m	[0.1.0.0]	0.0%	100.0%	0%	170%
ダート1400m	[1.0.1.2]	25.0%	50.0%	50%	62%
ダート1600m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート1700m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート2100m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%

先週は芝で、しかも1600m以上の距離で2勝を挙げ、これまでとは異なる傾向が出ました。勝ったのはどちらも京都で、飛鳥S(芝2000m)で2番人気だったエアサージュと、11日8R(芝外1600m)で3番人気だったエンタングルメントでした。

先週の京都芝のレースは、大抵の馬が直線で内を避けていて、馬場の荒れ具合が進んでいる印象でした。このような状況だと馬体重500kg以上マル外のパワーが活きる…のかもしれません。

そしてダート1400mで馬券圏内に入った2頭は、11日東京12Rを1番人気で勝ったハードワイヤードと、10日東京2Rで1番人気③着だったグランメドウ。東京ダートで期待できるという傾向通りの走りを見せているようです。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載していますので、参考にしてください。

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対象騎手が2重賞で活躍!

先週はクイーンCで対象騎手だった川田騎手騎乗のクイーンズウォークが1番人気①着、ルメール騎手騎乗のアルセナールが3番人気②着となってワンツー決着。川田騎手は共同通信杯でも対象騎手となっていて、ジャンタルマンタルに騎乗して②着でした。

“特別のキング"ことキング騎手は先週、全成績が[0.3.2.12](複勝率29.4%)で、特別競走に限ると[0.1.1.4](複勝率33.3%)でした。勝ち星こそありませんでしたが、箱根特別で10番人気のダノンターキッシュを②着に導くなど、特別競走でしっかり存在感を発揮。また、土日の東京の特別競走6レースすべてに騎乗していることは、関係者の信頼を得ていることをうかがわせます。

今週の重賞はフェブラリーS(東京ダート1600m)、ダイヤモンドS(東京芝3400m)、京都牝馬S(京都芝外1400m)、小倉大賞典(小倉芝1800m)の4レース。当該コースにおいて実績を残している騎手をチェックしていきましょう。東京ダート1600mと小倉芝1800mは昨年以降、京都芝外1400mは2019年以降とします。そして東京芝3400mはダイヤモンドSでのみ施行される条件なので、2020年以降に行われた芝3000m以上の長距離戦を対象とします。

■東京ダート1600mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[17.11.7.34]	24.6%	50.7%	85%	68%
横山武騎手	[12.2.7.44]	18.5%	32.3%	87%	55%
戸崎騎手	[5.9.10.52]	6.6%	31.6%	28%	65%
川田騎手	[4.2.1.7]	28.6%	50.0%	97%	82%
石橋騎手	[2.9.4.27]	4.8%	35.7%	50%	91%
松山騎手	[2.6.3.12]	8.7%	47.8%	81%	106%
坂井騎手	[2.3.3.9]	11.8%	47.1%	61%	117%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

ここは騎乗予定馬がいるルメール騎手、松山騎手、石橋騎手を対象騎手としましょう。

■芝3000m以上で注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[4.2.3.3]	33.3%	75.0%	139%	138%
和田竜騎手	[2.5.0.12]	10.5%	36.8%	60%	159%
田辺騎手	[2.1.0.7]	20.0%	30.0%	118%	151%
石橋騎手	[1.2.0.6]	11.1%	33.3%	213%	91%
菱田騎手	[1.0.1.1]	33.3%	66.7%	133%	150%
戸崎騎手	[0.0.4.5]	0.0%	44.4%	0%	137%

※データ対象は2020年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

ルメール騎手の成績が圧倒的です。また、複勝率の面では菱田騎手、戸崎騎手も優秀。この3人を対象騎手とします。

■京都芝外1400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
松山騎手	[8.1.6.22]	21.6%	40.5%	102%	100%
北村友騎手	[7.6.1.17]	22.6%	57.1%	108%	133%
鮫島駿騎手	[4.2.2.6]	28.6%	57.1%	182%	182%
斎藤騎手	[3.0.1.7]	27.3%	36.4%	135%	66%
ルメール騎手	[2.4.1.5]	16.7%	58.3%	70%	87%
岩田康騎手	[1.4.4.15]	4.2%	37.5%	598%	164%

※データ対象は2019年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

複勝率の高い騎手が多くなっています。その中で騎乗予定馬がいる松山騎手、鮫島駿騎手の2人を対象騎手とします。

■小倉芝1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
西村淳騎手	[4.2.5.11]	16.7%	50.0%	195%	116%
鮫島駿騎手	[4.0.2.5]	36.4%	54.5%	77%	61%
坂井騎手	[4.0.0.4]	50.0%	50.0%	425%	123%
佐々木騎手	[3.6.3.12]	12.5%	50.0%	78%	151%
団野騎手	[3.4.5.11]	13.0%	52.2%	69%	193%
北村友騎手	[3.1.5.9]	16.7%	50.0%	58%	123%
国分恭騎手	[2.1.1.2]	33.3%	66.7%	106%	151%
亀田騎手	[0.2.1.2]	0.0%	60.0%	0%	580%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

ここも複勝率の高い騎手がズラリ。騎乗予定馬がいる騎手の中から亀田騎手、鮫島駿騎手、佐々木騎手の3人をピックアップします。

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洛陽Sで対象馬が12番人気③着!

先週は8鞍に対象馬がいて[1.3.1.6]でした。京都記念でベラジオオペラが1番人気②着、洛陽Sでドゥアイズが2番人気①着&アサヒが12番人気③着。そのほか、バレンタインSでハチメンロッピが5番人気②着、北山Sでミラクルティアラが1番人気②着でした。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして、｢今週の厳選馬｣に指名するのは河原町Sのアルメイダミノル。前走･シャングリラSはメンバー中最速の上がりで差してきましたが、0秒2差の④着でした。東京ダート→京都ダートへの転戦となるので、過去の傾向では『直線距離が同じ』の次に信頼度が高い『直線距離短縮』の無印となります。

前走が定量58kgだったのに対し、今回はハンデ56kgでの出走。切れ味をさらに増すことは必至で、前がやり合う展開になればもうひと押しが利くはずです。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣で対象馬となっていたクイーンCのルージュスエルテは4番人気③着、サフィラは2番人気⑨着、共同通信杯のフォスターボンドは7番人気⑧着でした。

｢厳選馬｣にも指名していたクイーンCのサフィラは位置取りこそ問題なかったように見えましたが、直線で伸びず。前走から馬体重10kg減が影響したかもしれません。

これでこの世代のOPにおける対象馬の成績は[9.8.4.21]で勝率21.4%、複勝率50.0%。馬券圏内に入る好走も6週連続に伸びました。今週の対象馬はヒヤシンスSのワイワイレジェンドです。

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、明け3歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
リアルスティール	[19.13.8.53]	184%	107%
スワーヴリチャード	[16.17.18.79]	142%	110%
ニューイヤーズデイ	[6.7.6.37]	131%	96%
マクフィ	[3.2.2.17]	156%	90%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
ダノンレジェンド	[11.11.5.28]	245%	167%
カリフォルニアクローム	[7.8.4.70]	175%	166%

先週はダノンレジェンド産駒がダートで3勝、②着1回の固め打ちでした。中でも、11日東京4R(新馬戦、東京ダート1600m)はデルマヴァルナが11番人気①着、ペルセイズが8番人気②着となり、人気薄の同産駒によるワンツー。リアルスティール産駒も芝で8番人気で2勝しました。

ダノンレジェンド産駒とリアルスティール産駒は、ここ最近好調が続いています。2頭の観測種牡馬が確変に入ったかもしれませんよ。

 

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