どうも! “馬迷男" 八木たかおです! ここ最近は、引退される調教師と騎手に注目した馬券を狙っています。先週は阪急杯の3連複71.4倍が的中。安田隆師の管理馬サンライズロナウドが9番人気③着と好走し、好配当を届けてくれました。

▲阪急杯は1→16→2で決着

2頭軸の総流しで相手は16頭。その中では、ただ1頭の引退調教師の管理馬が人気薄で差してきてくれました。これで先々週の京都牝馬Sに続き、2週連続で引退調教師に重賞でお世話になった形です。

また24日中山8Rは、中野師の管理馬マウンテンエースが2番人気②着。この馬の複勝と、軸にした3連複23.9倍が的中。

▲24日中山8Rは11→7→6で決着

この週末が引退調教師の皆さんのラストウィーク。今週もしっかり馬券に入れて、好配当ゲットを目指します。

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対象騎手が2重賞で馬券圏内!

阪急杯で軸にしていた2頭はこの新馬券術の対象騎手が騎乗していて、松山騎手騎乗のウインマーベルが1番人気①着、斎藤騎手騎乗のアサカラキングが3番人気②着。また、中山記念でも戸崎騎手騎乗のジオグリフが4番人気③着でした。

そして、当コラムが勝手に名付けた“特別のキング"ことキング騎手は先週、全成績が[2.2.3.13](複勝率35.0%)で、特別競走に限ると[1.1.1.2](複勝率60.0%)の活躍ぶり。冨里特別で5番人気のインスタキングを勝利に導くなど。特別競走では単勝回収率170%、複勝回収率118%と馬券の面でも貢献してくれました。先週も書きましたが、サウジカップデーに日本からリーディング上位を含む騎手たちが参加したことで、キング騎手の騎乗馬の質が上がったのかもしれません。

そのキング騎手も今回の短期免許は3月5日(火)までなので、この週末で一旦お別れになりそう。特別競走を中心に狙わせてもらいましょう。

そして、今週の重賞は弥生賞ディープインパクト記念(中山芝2000m)、チューリップ賞(阪神芝外1600m)、オーシャンS(中山芝1200m)の3レース。当該コースにおいて去年以降、実績を残している騎手をチェックしていきましょう。

■中山芝2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[11.2.6.10]	37.9%	65.5%	88%	84%
横山武騎手	[9.6.3.24]	21.4%	42.9%	97%	78%
田辺騎手	[3.6.3.21]	9.1%	36.4%	171%	103%
横山典騎手	[2.1.1.2]	33.3%	66.7%	301%	135%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

この条件ではルメール騎手は馬券から外せない存在のようです。それ以外で騎乗予定馬がいる中では、横山武騎手の複勝率が高い水準。この2人を対象騎手とします。

■阪神芝外1600mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
坂井騎手	[6.3.2.18]	20.7%	37.9%	261%	142%
武豊騎手	[5.6.0.10]	23.8%	52.4%	176%	130%
川田騎手	[5.4.2.10]	23.8%	52.4%	50%	63%
岩田望騎手	[4.6.7.22]	10.3%	43.6%	40%	185%
鮫島駿騎手	[2.6.5.19]	6.3%	40.6%	26%	147%
西村淳騎手	[2.5.3.11]	9.5%	47.6%	460%	197%
ルメール騎手	[2.2.2.6]	16.7%	50.0%	45%	76%
ムルザバエフ騎手	[2.2.1.7]	16.7%	41.7%	158%	121%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

複勝率50%以上の武豊騎手、川田騎手、ルメール騎手に、複勝率と単複回収率に魅力を感じる西村淳騎手を加えて、4人を対象騎手とします。

■中山芝1200mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
戸崎騎手	[4.1.2.13]	20.0%	35.0%	101%	62%
横山武騎手	[3.3.3.17]	11.5%	34.6%	47%	66%
ルメール騎手	[3.1.1.2]	42.9%	71.4%	127%	104%
内田騎手	[1.1.2.6]	10.0%	40.0%	345%	233%
坂井騎手	[1.1.0.1]	33.3%	66.7%	243%	180%
田辺騎手	[0.2.2.6]	0.0%	40.0%	0%	56%
石橋騎手	[0.1.4.6]	0.0%	45.5%	0%	255%
キング騎手	[0.0.2.0]	0.0%	100.0%	0%	955%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる中で複勝率に注目すると、キング騎手、坂井騎手、戸崎騎手、横山武騎手が上位。ここは4人を対象騎手としましょう。

→中山記念＆阪急杯で【穴ぐさ】激走!←

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3歳OP限定作戦の対象馬が7番人気③着!

先週は6鞍に対象馬がいて[1.0.1.7]。伊丹Sでサンデーファンデーが1番人気①着、幕張Sでホウオウラスカーズが6番人気③着と好走しましたが、やや不振でした。懸念していた通り、中山と阪神の開幕週に加えて、道悪になった影響があったかもしれません。

｢厳選馬｣に指名したすみれSのミカエルパシャは2番人気⑥着。今回もハナに立ったものの、3コーナー辺りで他馬にマクられる厳しい展開となり、粘り切れませんでした。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして｢今週の厳選馬｣に指名するのは、湾岸Sのリフレーミングです。前走･飛鳥Sではメンバー中最速の上がりで5番人気③着。京都芝内回り→中山芝への転戦なので、最も期待できる『直線距離が同じ』の｢★｣付きとなります。近3走連続③着で、やや勝ち味に遅い印象はありますが、馬券の軸としては信頼できるタイプではないでしょうか。初の中山コースも、同じく急坂がある阪神での②着2回があるので、克服可能と推測します。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきます。対象馬となっていたすみれSのジューンテイクは3番人気②着、マーガレットSのスピリットガイドは7番人気③着。2レースとも対象馬が馬券圏内に入ってくれました。

馬券はマーガレットSの3連複61.2倍が的中。7番人気を果敢に軸にできたのは、この新馬券術のお陰です。

▲マーガレットSは4→8→3で決着

これでこの世代のOPにおける対象馬の成績は[9.9.5.22]で勝率20.0%、複勝率51.1%。複勝率が再び50%を超えてきました。今週の対象馬は弥生賞ディープインパクト記念がダノンエアズロック、チューリップ賞がガルサブランカです。

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3場全てで対象馬が勝利! 馬券も的中!

先週の馬体重500kg以上マル外の成績は3場の芝･ダート全距離で[3.1.3.10](複勝率41.2%、複勝回収率82%)とまずまずの成績でした。

25日小倉1R(ダート1700m)では馬体重510kgで出走したアスクナサニエルが1番人気①着。この馬を軸にした3連複26.2倍が的中しました。

▲25日小倉1Rは5→13→11で決着

25日阪神2R(ダート1400m)では馬体重536kgだったグランメドウが1番人気①着。この馬から流した馬連5.3倍が的中し、追加馬券でプラス収支に持ち込めました。

▲25日阪神2Rは14→13→4で決着

春風Sは馬体重526kgだったマニバドラが1番人気①着。馬連9.2倍が的中しましたが、惜しくもトリガミでした。

▲春風Sは16→13→15で決着

先週、馬体重500kg以上マル外が勝った3レース全てを的中させることができました。トリガミだけが残念ですw

■先週の馬体重500kg以上の外国産馬

馬場･距離	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
芝1200m	[0.0.1.2]	0.0%	33.3%	0%	96%
芝1400m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
芝2000m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート1000m	[0.1.0.0]	0.0%	100.0%	0%	350%
ダート1200m	[1.0.1.4]	16.7%	33.3%	41%	50%
ダート1400m	[1.0.0.0]	100.0%	100.0%	220%	120%
ダート1700m	[1.0.0.0]	100.0%	100.0%	240%	130%
ダート1800m	[0.0.1.1]	0.0%	50.0%	0%	110%
ダート2000m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%

東京ダートで好走する傾向にありましたが、先週は中山、阪神、小倉の3場で勝ち星を挙げました。現状はコースによって割り引く必要はなさそうです。

また、先述の｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣でマーガレットSの対象馬となっていたスピリットガイドも馬体重516kgのマル外。積極的には狙っていない芝でも好走してくれました。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載していますので、参考にしてください。

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、明け3歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

25日中山5R(未勝利戦、芝1600m)はスワーヴリチャード産駒のヴァルドルチャが1番人気①着。この馬から流した馬連10.4倍が的中しました。

▲25日中山5Rは8→2→10で決着

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
リアルスティール	[21.14.8.57]	352%	160%
スワーヴリチャード	[17.17.18.82]	139%	108%
ニューイヤーズデイ	[6.7.6.39]	126%	93%
マクフィ	[3.2.2.17]	156%	90%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
ダノンレジェンド	[12.12.6.36]	218%	157%
カリフォルニアクローム	[9.9.4.78]	160%	154%

最近、芝のリアルスティール産駒とダートのダノンレジェンド産駒の好調ぶりを伝えることが多かったのですが、先週はダートのカリフォルニアクローム産駒が2勝、②着1回の好成績。観測種牡馬の産駒が活発です。

現3歳世代の新馬戦が終了して、ここからは未勝利戦で最初の勝利を争う闘いが繰り広げられます。種牡馬たちの争いにも変化が出てくるのか、傾向を見極めていきたいと思います。

 

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