どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 先週話題になったのはラジオNIKKEIの藤原菜々花アナウンサーの競馬場内実況デビュー。JRAとしては初の女性アナウンサーによる場内実況だったそうです。｢桃の節句｣の3月3日中山3Rでデビューとは、ラジオNIKKEIさんも粋な計らい。そして、そのレースで馬番3番のメジャーレーベルを勝たせるとは、ルメール騎手もナイスアシスト。

以前、ラジオ番組の仕事をご一緒していた女性アナウンサーはスポーツ実況を担当したいという願望を持っていたのですが、｢女性の声って、実況の中でトーンが上がるとヒステリックに聞こえることがあるって言われるんですよね…｣と嘆いていました。確かに僕もそんな話を聞いたことがあり、放送業界では定説となっていたようです。でも、常識なんていつしか変わるもの。女性騎手と同様に、女性のスポーツ実況アナウンサーも今後増えていくのかもしれませんね。個人的には、桜花賞の実況を女性アナウンサーに担当してもらえると、より華やかな印象になると思うのですがいかがでしょう?

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対象騎手がチューリップ賞で15番人気③着!

その桜花賞のトライアル、チューリップ賞で対象騎手が活躍。武豊騎手がスウィープフィートに騎乗して5番人気①着で、さらに西村淳騎手がハワイアンティアレを15番人気③着の激走に導きました。

また、オーシャンSでも横山武騎手がトウシンマカオで1番人気①着、坂井騎手がビッグシーザーで2番人気②着のワンツー決着。こちらは3連複27.6倍が的中しました。追加馬券でプラス幅の拡大にも成功です。

▲オーシャンSは15→10→1で決着

そして、“特別のキング"ことキング騎手は今回の短期免許期間が終了しました。先週の全成績が[5.1.0.12](複勝率33.3%)で、特別競走に限ると[1.1.0.4](複勝率33.3%)。短期免許での最終週は5勝の固め打ちでした。次回の来日を楽しみに待ちましょう。

今週の平地重賞は金鯱賞(中京芝2000m)、フィリーズレビュー(阪神芝1400m)、中山牝馬S(中山芝1800m)の3レース。当該コースにおいて昨年以降、実績を残している騎手をチェックしていきます。

■中京芝2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
川田騎手	[10.6.1.3]	50.0%	85.0%	136%	117%
岩田望騎手	[7.4.1.16]	25.0%	42.9%	255%	80%
松山騎手	[3.2.4.18]	11.1%	33.3%	44%	104%
角田河騎手	[3.2.1.10]	18.8%	37.5%	215%	96%
横山典騎手	[2.1.2.8]	15.4%	38.5%	98%	87%
吉田隼騎手	[1.2.4.13]	5.0%	35.0%	75%	96%
西塚騎手	[1.2.1.4]	12.5%	50.0%	132%	118%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

川田騎手が圧倒的な成績を収めています。そのほか、騎乗予定馬がいる中では横山典騎手、吉田隼騎手を対象騎手とします。

■阪神芝1400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
川田騎手	[6.1.0.4]	54.5%	63.6%	159%	93%
松山騎手	[3.5.1.15]	12.5%	37.5%	66%	80%
松若騎手	[2.1.3.7]	15.4%	46.2%	326%	460%
鮫島駿騎手	[1.5.2.15]	4.3%	34.8%	31%	107%
ルメール騎手	[1.2.2.4]	11.1%	55.6%	20%	60%
藤岡佑騎手	[1.0.1.2]	25.0%	50.0%	142%	230%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

この中では騎乗予定馬がいる藤岡佑騎手、松若騎手、松山騎手、鮫島駿騎手をピックアップしましょう。

■中山芝1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
横山武騎手	[7.2.3.10]	31.8%	54.5%	160%	116%
ルメール騎手	[6.1.1.7]	40.0%	53.3%	110%	66%
戸崎騎手	[4.4.4.12]	16.7%	50.0%	85%	107%
津村騎手	[2.1.4.13]	10.0%	35.0%	65%	114%
浜中騎手	[1.1.0.0]	50.0%	100.0%	250%	135%
坂井騎手	[1.0.1.2]	25.0%	50.0%	110%	72%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

複勝率の高い騎手が並んでいますが、騎乗予定馬がいる横山武騎手、ルメール騎手、戸崎騎手を対象騎手として、馬券に入れておきます。

→チューリップ賞で【穴ぐさ】激走!←

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厳選馬が湾岸Sを5番人気で快勝!

先週は6鞍に対象馬がいて[2.1.1.7]。チューリップ賞でセキトバイーストが9番人気②着と激走したほか、関門橋Sでニホンピロキーフが1番人気①着、湾岸Sでリフレーミングが5番人気①着、キングズパレスが1番人気③着と好走しました。

湾岸Sのリフレーミングは｢厳選馬｣にも指名していました。京都芝内回り→中山芝への転戦ということで、最も期待できる『直線距離が同じ』の｢★｣付きとなっていて、初の中山コースも克服してくれました。馬券も3連複10.9倍が的中。追加馬券でプラス収支となりました。

▲湾岸Sは2→10→3で決着

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

｢今週の厳選馬｣には昇竜Sのフラムリンガムを指名。前走の1勝クラスは2番手追走からメンバー中最速の上がりで突き抜けて②着馬に1秒2差をつける圧勝でした。京都ダート→中京ダートへの転戦となるので、『直線距離延長』の｢〇｣付きとなります。ダート1400mの持ち時計はメンバー中1位タイ。スピードを活かして逃げても良さそうですが、行きたい馬がいれば控える競馬ができるセンスの良さも魅力です。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきましょう。対象馬となっていた弥生賞ディープインパクト記念のダノンエアズロックは2番人気⑦着、チューリップ賞のガルサブランカは4番人気⑧着でした。

これでこの世代のOPにおける対象馬の成績は[9.9.5.24]で勝率19.1%、複勝率48.9%。今週の対象馬はフィリーズレビューがコラソンビート、アネモネSがテウメッサ、昇竜Sがナスティウェザーです。

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阪神、中山で計3勝! 開幕中京の傾向は?

先週の馬体重500kg以上マル外の成績は3場の芝･ダート全距離で[3.0.1.6](勝率30.0%、複勝率40.0%/単勝回収率181%、複勝回収率67%)。3勝を挙げ、単勝回収率も優秀でした。

■先週の馬体重500kg以上の外国産馬

馬場･距離	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
芝1200m	[0.0.1.1]	0.0%	50.0%	0%	75%
芝1400m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
芝2000m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート1200m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート1400m	[1.0.0.0]	100.0%	100.0%	770%	210%
ダート1800m	[2.0.0.2]	50.0%	50.0%	260%	77%

勝った3レースをチェックすると阪神ダート1400mと1800m、そして中山ダート1800mでそれぞれ1勝ずつ。先週も書きましたが、コースの得手不得手は考慮しなくてもいいようです。なお、先週は小倉ダートで馬体重500kg以上マル外の出走はなく、芝1200mで1頭出走して③着に入りました。

そして今週から中京が開幕。去年1年間を対象に中京コースでの馬体重500kg以上マル外の成績を調べてみました。

■2023年中京の馬体重500kg以上の外国産馬

馬場･距離	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
芝1200m	[0.0.3.2]	0.0%	60.0%	0%	72%
芝1400m	[0.0.0.2]	0.0%	0.0%	0%	0%
芝1600m	[0.0.0.4]	0.0%	0.0%	0%	0%
芝2000m	[1.0.0.1]	50.0%	50.0%	530%	160%
ダート1200m	[1.0.0.2]	33.3%	33.3%	280%	100%
ダート1400m	[0.1.1.13]	0.0%	13.3%	0%	37%
ダート1800m	[2.1.0.10]	15.4%	23.1%	44%	50%
ダート1900m	[1.1.1.2]	20.0%	60.0%	62%	110%

他場と同じく芝よりもダートの方が好成績。またダートに関しても1800mや1900mで好走歴があり、馬券に入れる場合は短距離にこだわらなくてもよさそうです。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載していますので、参考にしてください。

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、明け3歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
リアルスティール	[21.14.8.59]	345%	157%
スワーヴリチャード	[17.17.18.86]	135%	105%
ニューイヤーズデイ	[6.7.6.40]	124%	91%
マクフィ	[3.2.2.17]	156%	90%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
ダノンレジェンド	[12.12.6.38]	211%	153%
カリフォルニアクローム	[10.9.4.86]	151%	143%

先々週はダートで2勝を挙げたカリフォルニアクローム産駒が、先週も1勝。2日小倉7R(未勝利戦、ダート1700m)でカリフォルニアが3番人気①着となりました。産駒全体で④着以下が8回あった影響もあり、単複回収率はややダウンしましたが、ここへ来て勝ち上がる馬が増加中。今週の産駒の走りにも注目です。

 

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