どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 新規開業調教師の管理馬が先週から競馬で走り始めました。注目の福永祐一厩舎は土日で2戦して②着2回。惜しくも初勝利はなりませんでしたが、かなり良い“デビュー"となったのではないでしょうか? 何事もスタートダッシュは大切。まだ初勝利を挙げた新規開業厩舎は出ていないので、どの厩舎が先陣を切るのか楽しみです。

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3歳OP限定作戦で対象馬3頭全てが馬券圏内!

先週は5鞍に対象馬がいて[1.1.2.4]。オークランドTRTでグリューヴルムが1番人気①着、エクセスリターンが6番人気③着で対象馬の2頭がともに馬券圏内に入ったほか、中京スポーツ杯でスマートアンバーが4番人気②着、難波Sでセブンマジシャンが3番人気③着と頑張ってくれました。

馬券はオークランドTRTの3連複80.1倍が的中。対象馬が①③着で、福永祐一厩舎の管理馬マルブツプライドが8番人気②着でした。マルブツプライドは2勝クラスを勝った後、4走連続で馬券圏内に入れませんでしたが、その4走は0秒3～1秒2差。大きく負けていないことを理由に馬券に入れておきました。福永祐一厩舎と相性がいいかもしれません。今後、お世話になりそうですw

▲オークランドTRTは4→12→5で決着

このレースはグリューヴルムが前走から『直線距離短縮』の無印で、エクセスリターンが『直線距離延長』の｢〇｣付きでした。末脚の切れる馬は直線が長くなる方が期待できる…というイメージがありますが、過去の検証では期待できる順番は『直線距離が同じ』(★付き)→『直線距離短縮』→『直線距離延長』という結果。ここも、『直線距離短縮』の対象馬が、『直線距離延長』の対象馬に先着しました。

そして｢厳選馬｣に指名していた昇竜Sのフラムリンガムは1番人気⑤着。前走の1勝クラスは2番手追走からの早め先頭というレース運びでしたが、今回は道中5番手あたりの追走となりました。まだキャリアが浅いですし、自分の得意な形にならなかったことが響いたかもしれません。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返ります。対象馬となっていたフィリーズレビューのコラソンビートが1番人気②着、アネモネSのテウメッサが4番人気②着、昇竜Sのナスティウェザーが3番人気③着。3レース全てで馬券圏内に入りました。

馬券はアネモネSでテウメッサを馬券の軸にした3連複75.0倍が的中。2頭軸のもう1頭キャットファイトは、2歳1勝クラスのアスター賞を4番人気で勝った時に｢厳選馬｣に指名していました。今回は最内を回るレース運びで3番人気①着。こちらも引き続き、お世話になりますw

9番人気③着だったメイショウヨゾラは前々走の未勝利戦を勝ち、前走･フェアリーSは⑩着。まだ1戦負けただけですから、前走を度外視して正解でした。

▲アネモネSは1→2→6で決着

これでこの世代のOPにおける対象馬の成績は[9.11.6.24]で勝率18.0%、複勝率52.0%。今週の対象馬はスプリングSがチャンネルトンネル、ペッレグリーニ、ルカランフィースト、フラワーCがラビットアイ、ファルコンSがエイムフォーエース、ソンシ、ロジリオン、若葉Sがミスタージーティーです。

→フィリーズRで【穴ぐさ】エトヴプレが11番人気①着!←

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フィリーズRで対象騎手が11番人気①着!

フィリーズレビューの対象騎手だった藤岡佑騎手が、エトヴプレに騎乗して11番人気①着と激走に導きました。また、中山牝馬Sでは戸崎騎手騎乗のククナが4番人気②着、金鯱賞では川田騎手騎乗のプログノーシスが2番人気①着。馬券は金鯱賞の馬単7.1倍を1点で的中。もう少し購入額を増やしておけばよかったですw

▲金鯱賞は4→3→6で決着

今週の平地重賞は、同じコースのスプリングSとフラワーC(中山芝1800m)、阪神大賞典(阪神芝3000m)、ファルコンS(中京芝1400m)の4レース。当該コースにおいて昨年以降、実績を残している騎手をチェックしていきましょう。阪神大賞典に関しては2020年以降に行われた全場3000m以上の長距離戦を対象とします。

■中山芝1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
横山武騎手	[7.2.3.12]	29.2%	50.0%	147%	107%
ルメール騎手	[6.1.1.8]	37.5%	50.0%	103%	61%
戸崎騎手	[4.5.4.13]	15.4%	50.0%	78%	109%
津村騎手	[3.1.4.14]	13.6%	36.4%	84%	111%
坂井騎手	[1.0.1.2]	25.0%	50.0%	110%	72%
岩田康騎手	[0.1.2.2]	0.0%	60.0%	0%	114%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

先週の中山牝馬Sとも同じコースということで、顔ぶれに大きな変化はありません。スプリングSは複勝率60%の岩田康騎手、次いで複勝率50%で並んでいる中から勝率上位のルメール騎手、横山武騎手、坂井騎手をピックアップ。合わせて4人を対象騎手としましょう。

そして、フラワーCは騎乗予定馬がいるルメール騎手、戸崎騎手、津村騎手の3人を対象騎手とします。

■芝3000m以上で注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[4.3.3.3]	30.8%	76.9%	128%	136%
岩田望騎手	[3.0.2.13]	16.7%	27.8%	97%	67%
和田竜騎手	[2.5.0.13]	10.0%	35.0%	57%	151%
菱田騎手	[2.0.1.1]	50.0%	75.0%	177%	142%
西村淳騎手	[2.0.0.4]	33.3%	33.3%	111%	55%
川田騎手	[1.2.2.10]	6.7%	33.3%	20%	49%
横山武騎手	[1.1.2.8]	8.3%	33.3%	66%	76%

※データ対象は2020年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる中では、菱田騎手の複勝率が良いですね。それに和田竜騎手、川田騎手を加えた3人を対象騎手とします。

■中京芝1400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
吉田隼騎手	[4.0.1.8]	30.8%	38.5%	280%	96%
松山騎手	[3.2.3.8]	18.8%	50.0%	88%	87%
坂井騎手	[3.0.2.10]	20.0%	33.3%	98%	62%
川田騎手	[2.0.1.2]	40.0%	60.0%	88%	78%
北村友騎手	[1.2.0.4]	14.3%	42.9%	37%	198%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる、川田騎手、松山騎手、北村友騎手、吉田隼騎手を対象騎手としましょう。

そして｢今週の厳選馬｣にはファルコンSのソンシを指名。先述の｢前走の上がりに注目作戦｣｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣と合わせてトリプル対象馬となりました。左回りの東京で勝っていることも好印象。荒れるイメージのあるレースですから、ソンシを軸にして手広く狙っていきます。

→フィリーズRで【穴ぐさ】エトヴプレが11番人気①着!←

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先週は傾向と反する意外な成績?

先週の平地競走で、馬体重500kg以上マル外の成績は[0.1.0.6](複勝率14.3%、複勝回収率21%)と不振でした。

■先週の馬体重500kg以上の外国産馬

馬場･距離	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
芝1200m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
芝2000m	[0.1.0.1]	0.0%	50.0%	0%	75%
ダート1400m	[0.0.0.3]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート2400m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%

ただ1頭馬券圏内に入った条件は阪神芝2000m。ダートで活躍していたこれまでの傾向とは異なる成績となりました。また、開幕した中京でもダート中心に狙っていく方針でしたが、先週の中京ダートには1頭だけが出走して⑦着。今週以降の活躍に期待します。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、明け3歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
リアルスティール	[21.15.9.60]	335%	156%
スワーヴリチャード	[17.17.18.88]	133%	103%
ニューイヤーズデイ	[6.7.7.40]	122%	94%
マクフィ	[3.2.2.18]	150%	87%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
ダノンレジェンド	[13.12.6.41]	207%	146%
カリフォルニアクローム	[10.10.4.89]	146%	140%

芝ではリアルスティール産駒が②着1回、③着1回を積み上げました。またダートではダノンレジェンド産駒が1勝を挙げた一方、カリフォルニアクロームも②着1回で食らいつく格好。ここ最近、観測種牡馬がコンスタントに活躍しているので、馬券的にも目を離せません。

 

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