どうも。“馬迷男" 八木たかおです。先週の競馬は、関係者、ファンが様々な想いを抱える中で行われました。これまでも、これから先もずっと、全人馬の無事を願う気持ちは変わりません。

この春に小学5年生になった僕の甥っ子の名前が｢康太｣。競馬好きの弟に連れられ、幼い頃から競馬場に遊びに行っています。先週、僕の家族のグループLINEに、弟の｢行かないといけないので、急遽、阪神競馬場｣というメッセージと、花を持って競馬場を訪れた甥っ子の画像が上がりました。同じ名前の騎手が活躍し、愛されていたことは、子ども心にも何か響いたでしょうか。今週から今月28日までの中央競馬開催日に、パークウインズを含む全競馬場に献花台および記帳台が設置されると共に、J-PLACEを除くウインズ等には記帳台が設置されるそうです。僕も足を運びたいと思います。

藤岡康太騎手、お疲れさまでした。安らかにお眠りください。心よりお悔やみ申し上げます。

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3連単308.3倍的中!

先週は7鞍に対象馬がいて[3.1.3.15]でした。皐月賞でジャスティンミラノが2番人気①着、ジャンタルマンタルが3番人気③着と、2頭が馬券圏内を確保。そのほかのレースでも、アーリントンCでディスペランツァが1番人気①着、福島民報杯でリフレーミングが2番人気①着、プラチナトレジャーが9番人気③着、下総Sでホウオウバリスタが1番人気③着、立雲峡Sでブリュットミレジメが2番人気②着とがんばってくれました。

馬券は、立雲峡Sの3連単308.3倍が的中! 比較的頭数の少ない11頭立てだったので3連単で勝負したところ、1→2→10番人気の決着となり、人気薄の③着馬のおかげで配当が跳ね上がりました!

▲立雲峡Sは9→10→6で決着

③着リッケンバッカーは近4走でふた桁着順でしたが、2走前の⑪着はハンデ54kgの恩恵もあってか0秒7差。着順ほど大きく負けていませんでした。そして、今回は芝1600mの持ち時計がメンバー中1位タイ。少頭数かつ2頭軸流しということで、買い目が膨大になることもなかったので思い切って馬券に入れられました。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして｢今週の厳選馬｣には福島牝馬Sのタガノパッションを指名。前走･中山牝馬Sはメンバー中最速の末脚で追い込んできましたが、0秒3差の⑥着でした。前走･中山芝→今回･福島芝への転戦なので、最も期待できる『直線距離が同じ』の｢★｣付きとなります。

なかなか勝ち切れませんが、その末脚は魅力十分。差しが届きそうな福島最終週の芝はこの馬に向きそうなイメージです。また、芝1800mの持ち時計もメンバー中1位なので、時計が速くなっても対応できそう。

さらに、｢騎手のコース実績に注目作戦｣のパートで後述しますが、鞍上は対象騎手の菱田騎手。前々走の愛知杯でもこの馬を8番人気②着にエスコートしています。新馬券術のダブル対象馬+持ち時計1位のタガノパッションに期待です。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返ります。先週の対象馬は、皐月賞のジャスティンミラノが2番人気①着、ジャンタルマンタルが3番人気③着、アーリントンCのディスペランツァが1番人気①着。3頭全てが馬券圏内に入り、2重賞を制しました。春になって、対象馬がさらに好調になった感があります。

アーリントンCのディスペランツァは｢厳選馬｣に指名していました。前走の1勝クラスは11頭立てのしんがり追走からメンバー中最速33秒1の末脚を発揮して、直線一気での勝利。前走も今回も阪神芝外回りのレースで、最も期待できる『直線距離が同じ』の｢★｣付きでした。

また、モレイラ騎手は｢騎手のコース実績に注目作戦｣の対象騎手だったので、新馬券術のトリプル対象馬でした。複数の新馬券術で対象になっている馬は過去にも好走歴がありましたが、今回も期待に応えてくれました。これでこの世代のOPにおける対象馬の成績は[14.12.12.31]で勝率20.3%、複勝率55.1%。今週の対象馬はフローラSのニシノコイゴコロです。

→桜花賞で【穴ぐさ】ライトバックが7番人気③着!←

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好調キープ! 先週も3重賞全てで馬券圏内!

こちらの新馬券術も好調キープ。先週も対象騎手が3重賞全てで馬券圏内に入っています。皐月賞は川田騎手騎乗のジャンタルマンタルが3番人気③着、アーリントンCはモレイラ騎手騎乗のディスペランツァが1番人気①着、アンタレスSは岩田望騎手騎乗のハギノアレグリアスが1番人気③着でした。

今週の平地重賞は、マイラーズC(京都芝外1600m)、フローラS(東京芝2000m)、福島牝馬S(福島芝1800m)の3レース。当該コースにおいて実績を残している騎手をチェックしていきましょう。対象期間は東京、福島が昨年以降、リニューアル工事があった京都は2019年以降です。

■京都芝外1600mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
川田騎手	[10.7.2.14]	30.3%	57.6%	103%	84%
松山騎手	[9.2.8.34]	17.0%	35.8%	91%	100%
坂井騎手	[6.5.3.24]	15.8%	36.8%	122%	96%
武豊騎手	[5.4.3.20]	15.6%	37.5%	97%	66%

※データ対象は2019年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

川田騎手の成績が頭ひとつ抜けている印象ですが、武豊騎手、坂井騎手、松山騎手も複勝率が悪くないので、ここは4人を対象騎手とします。

■東京芝2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[11.5.5.5]	42.3%	80.8%	110%	104%
横山武騎手	[5.4.0.15]	20.8%	37.5%	52%	65%
戸崎騎手	[5.3.6.19]	15.2%	42.4%	73%	79%
川田騎手	[3.1.1.3]	37.5%	62.5%	71%	93%
三浦騎手	[1.2.2.10]	6.7%	33.3%	49%	110%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる中で複勝率が高いのは戸崎騎手、横山武騎手、三浦騎手。この3人を対象騎手とします。なお、このコース条件ではルメール騎手が圧倒的な成績で、単複回収率も100%超えとなっています。復帰した際にはお世話になりましょう。

■福島芝1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
M.デムーロ騎手	[3.2.1.6]	25.0%	50.0%	112%	98%
西村淳騎手	[3.1.0.2]	50.0%	66.7%	271%	123%
大野騎手	[1.2.2.7]	8.3%	41.7%	11%	124%
団野騎手	[1.1.0.2]	25.0%	50.0%	345%	132%
丹内騎手	[1.1.0.1]	33.3%	66.7%	126%	100%
菱田騎手	[1.0.1.2]	25.0%	50.0%	152%	362%
富田騎手	[0.3.1.5]	0.0%	44.4%	0%	112%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

全体的に騎乗回数が少ないコースですが、騎乗予定馬がいる丹内騎手、菱田騎手、富田騎手の3人を対象騎手とします。

→桜花賞で【穴ぐさ】ライトバックが7番人気③着!←

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対象馬が好走して馬券的中!

先週の馬体重500kg以上マル外は、3場の平地競走で[3.1.0.8](勝率25.0%、複勝率33.3%、単勝回収率57%、複勝回収率55%)。成績はまずまずでしたが、勝った3頭は1～2番人気で、単複回収率はいまひとつでした。

しかし、馬券的には上手く立ち回ることが出来たようです。14日阪神3Rは馬体重590kgで出走したクリティカルヒットが7番人気②着。3連複37.8倍が的中しました。

▲14日阪神3Rは11→1→4で決着

14日中山6Rは馬体重520kgのラップスターが2番人気①着。この馬を馬券の軸にして3連複10.2倍が的中し、追加馬券でプラス幅拡大に成功しました。

▲14日中山6Rは3→12→4で決着

■先週の馬体重500kg以上の外国産馬

馬場･距離	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
芝1200m	[1.0.0.1]	50.0%	50.0%	120%	60%
ダート1150m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート1200m	[1.0.0.2]	33.3%	33.3%	43%	36%
ダート1800m	[1.1.0.4]	16.7%	33.3%	53%	71%

狙い目としていた福島ダート1150mに先週出走したのは1頭だけで、13日福島1R(未勝利戦)でエコロカイザーが3番人気⑩着でした。上位人気に支持されていましたが、今回がデビュー戦。既走馬相手では厳しかったかもしれません。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現3歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

14日福島3R(未勝利戦、ダート1700m)はダノンレジェンド産駒のコパノエビータが1番人気③着。この馬を馬券の軸にした3連複34.1倍が的中しました。近2走連続②着ということで人気になっていましたが、期待に応える安定した走りを見せています。

▲14日福島3Rは12→1→2で決着

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
リアルスティール	[23.15.10.65]	323%	149%
スワーヴリチャード	[18.17.21.98]	122%	97%
ニューイヤーズデイ	[7.7.7.46]	113%	86%
マクフィ	[3.2.2.20]	139%	80%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
ダノンレジェンド	[13.13.8.50]	178%	132%
カリフォルニアクローム	[13.10.4.99]	138%	128%
エスポワールシチー	[4.4.8.31]	251%	191%

エスポワールシチー産駒のランウインディが14日福島1Rで4番人気①着。単勝10.9倍、複勝3.0倍でした。現3歳世代の同産駒はダートの新馬戦、未勝利戦にのべ47頭が出走して、1番人気に支持されたのは今年3月9日中山2Rのモリノセピア1頭だけで、その時は②着でした。

ちなみに、現3歳世代のダノンレジェンド産駒は、ダートの新馬戦、未勝利戦でのべ7頭が1番人気に支持されて、[4.2.1.0]と複勝率100%です。同じ観測種牡馬でも、キャラの違いが見えて興味深いですね。

 

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