どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 凱旋門賞4勝を誇るオリビエ･ペリエ騎手が25日の騎乗をもって引退するというニュースが飛び込んできました。短期免許で来日する外国人騎手の先駆け的存在で、武豊騎手がフランスの名手…いや、当時は若手の来日当初を振り返って｢びっくりするほどガンガン勝たれたものでした｣とコメントするほどの大活躍。僕の仲間内でも｢ペリエ騎手を買っていれば大体当たる｣と言っていたことを思い出しました。最近来日していなかったので、もう一度、日本の競馬で騎乗する姿が見たかったです。

そして｢その手があったか｣と思わせたのが、小牧太騎手の兵庫県競馬への復帰を目指す意向を語った記者会見。実現すれば地方からJRAへ移籍し、再び地方に復帰するのは史上初です。引退はアスリートにとって最大の決断。様々な競技で選手が出場機会を求めてチーム移籍するケースがありますが、競馬界では小牧太騎手が新たな可能性を見せてくれるかもしれません。

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マイラーズC、フローラSで対象騎手が馬券圏内!

先週は2重賞で対象騎手が馬券圏内に入りました。フローラSは横山武騎手騎乗のアドマイヤベルが2番人気①着、マイラーズCは川田騎手騎乗のセリフォスが2番人気②着でした。

馬券はマイラーズCのセリフォスの複勝が的中。開幕週の道悪、人気馬の急遽の乗り替わりなど、難しい要素が増えたのでここは見学料のつもりでの馬券購入となりました。それでも的中すればうれしいものですw

▲マイラーズCは14→3→9で決着

今週の重賞は、天皇賞･春(京都芝外3200m)、青葉賞(東京芝2400m)、ユニコーンS(京都ダート1900m)の3レース。当該コースにおいて去年以降、実績を残している騎手をチェックしていきましょう。対象期間は青葉賞が昨年以降、ユニコーンSは京都でリニューアル工事があったため2019年以降、そして天皇賞･春に関しては2020年以降に行われた全場3000m以上の長距離戦を対象とします。

■芝3000m以上で注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
岩田望騎手	[3.0.2.14]	15.8%	26.3%	92%	63%
菱田騎手	[3.0.1.1]	60.0%	80.0%	208%	142%
和田竜騎手	[2.5.0.14]	9.5%	33.3%	54%	144%
西村淳騎手	[2.0.0.4]	33.3%	33.3%	111%	55%
川田騎手	[1.3.2.10]	6.3%	37.5%	19%	63%
横山武騎手	[1.1.2.8]	8.3%	33.3%	66%	76%

※データ対象は2020年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

阪神大賞典の時と同じ条件でのチェックとなり、そのレースを勝った菱田騎手が好成績。馬券圏内に入った4レースは、すべて今回騎乗予定のテーオーロイヤルとのコンビです。ほかに騎乗予定馬がいる中では、和田竜騎手も複勝率がまずまず。ここは、この2人を対象騎手とします。

■東京芝2400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
菅原明騎手	[3.2.1.14]	15.0%	30.0%	280%	115%
田辺騎手	[2.4.4.10]	10.0%	50.0%	39%	95%
和田竜騎手	[2.0.0.2]	50.0%	50.0%	800%	125%
モレイラ騎手	[1.1.1.1]	25.0%	75.0%	70%	100%
武豊騎手	[0.1.1.4]	0.0%	33.3%	0%	98%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる中で複勝率に注目すると、モレイラ騎手が浮上。田辺騎手、武豊騎手を加えた3人を対象騎手としましょう。

■京都ダート1900mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
武豊騎手	[6.2.1.8]	35.3%	52.9%	109%	80%
池添騎手	[6.1.1.10]	33.3%	44.4%	550%	205%
坂井騎手	[5.3.3.19]	16.7%	36.7%	169%	67%
川田騎手	[4.2.4.13]	17.4%	43.5%	38%	62%
藤岡佑騎手	[3.1.2.10]	18.8%	37.5%	778%	141%

※データ対象は2019年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

全国的なダート競走の体系整備により、ユニコーンSは京都ダート1900mに条件変更となりました。大幅変更ですが慣れていきましょう。騎乗予定馬がいる中で複勝率上位なのは、川田騎手、藤岡佑騎手、坂井騎手。この3人に期待します。

→フローラS、マイラーズCで【穴ぐさ】が馬券圏内!←

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マイラーズCで対象馬が6番人気③着!

先週はやや人気薄の対象馬も馬券圏内に入ってくれました。6鞍に対象馬がいて[2.1.1.5]。マイラーズCでニホンピロキーフが6番人気③着、鎌倉Sで6番人気のコパノニコルソンが①着。さらに、観月橋Sでエクセスリターンが3番人気①着、湘南Sでシャドウフューリーが2番人気②着でした。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返りましょう。先週の対象馬だったフローラSのニシノコイゴコロは12番人気⑧着でした。

これでこの世代のOPにおける対象馬の成績は[14.12.12.32]で勝率20.0%、複勝率54.3%となりました。今週の対象馬は青葉賞がフォスターボンド、ユニコーンSがラムジェット、スイートピーSがシュネルラウフェン、ニューステソーロ、ハワイアンティアレ、ベストミーエヴァーです。

そして、｢今週の厳選馬｣に指名したのはユニコーンSのラムジェット。前走のヒヤシンスSは後方からの競馬となり、道中から三浦騎手が押して押して押して、終わってみればメンバー中最速の上がり36秒1を使って②着馬に3馬身差の完勝でした。前走･東京ダート→今回･京都ダートなので、『直線距離短縮』の無印となります。

今回は300mの距離延長となりますが、前走を見ると、距離が延びて良いタイプの馬に思えます。追走も楽になりそうですし、距離を克服できるとみました。

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実は東京ダートも狙い目だった!?

先週の馬体重500kg以上マル外は、3場の平地競走で[1.2.1.7](複勝率36.4%、複勝回収率70%)でした。先々週に続いて成績はまずまずなのに、回収率は低め。人気を確認してみると、6番人気以内だと②②③①着、7番人気以下で[0.0.0.7]でした。人気に応じて、狙うかどうかを決めると良いかもしれません。

■先週の馬体重500kg以上の外国産馬

馬場･距離	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
芝2400m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート1200m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート1400m	[0.1.1.2]	0.0%	50.0%	0%	127%
ダート1600m	[1.1.0.3]	20.0%	40.0%	28%	52%

東京ダート1600mの成績がまずまず優秀。ダート1400mの②着も東京コースですから、馬体重500kg以上マル外は東京で狙えるのかもしれません。そこで、昨年1月から先週までの東京コースにおける馬体重500kg以上マル外の成績を調べてみました。

■23年以降、東京での馬体重500kg以上の外国産馬

馬場･距離	着別度数	複勝率	複回収率
芝1400m	[1.0.0.4]	20.0%	32%
芝1600m	[1.0.2.12]	20.0%	47%
芝1800m	[0.0.2.1]	66.7%	86%
芝2400m	[0.0.0.1]	0.0%	0%
ダート1300m	[1.2.1.2]	66.7%	236%
ダート1400m	[7.2.5.25]	35.9%	260%
ダート1600m	[11.6.2.19]	50.0%	73%
ダート2100m	[0.0.0.6]	0.0%	0%

この数字を見ると、東京ダート1300m、1400mなら十分狙えそうです。なお、狙い目としていた福島ダート1150mへの出走は先週もなし。意外と出走しないものですねw 夏の福島開催まで持ち越しです。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現3歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

20日福島1R(ダート1150m)はエスポワールシチー産駒のタマモアルタイルが2番人気②着。この馬を馬券の軸にした3連複9.6倍が的中し、追加馬券でプラス幅を拡大できました。

▲20日福島1Rは1→12→7で決着

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
リアルスティール	[23.15.11.68]	311%	157%
スワーヴリチャード	[18.18.21.100]	120%	97%
ニューイヤーズデイ	[7.7.7.49]	108%	83%
マクフィ	[3.2.2.22]	129%	75%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
カリフォルニアクローム	[14.10.4.102]	187%	133%
ダノンレジェンド	[13.13.8.55]	166%	124%
エスポワールシチー	[4.5.8.32]	241%	185%

21日東京2R(未勝利戦、ダート1600m)でカリフォルニアクローム産駒のロサンゼルスが11番人気①着の激走。単勝68.7倍、複勝11.5倍をつけました、これによってカリフォルニアクロームの単複回収率がグイッと上昇。②着が1番人気、③着が2番人気でも3連複は130.7倍でしたから、観測馬はやはり馬券に入れておくべきですね。

 

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