どうも! “馬迷男" 八木たかおです! ｢母の日｣に行われたヴィクトリアマイルは14番人気テンハッピーローズが勝利。鞍上の津村騎手は48度目の挑戦でのJRA･G1初制覇ということで、ウイニングランや検量室に戻って来るまでの道中で、込み上げてくるものを抑えきれない姿を見せていました。

勝利騎手インタビューでは、奥様と息子さん2人によるご家族の支えに感謝しつつも、そのご家族は｢今日はサッカーの試合を観に行っている｣ともコメント。息子さんたちから｢パパ、なんでG1を勝てないの?｣と、子どもらしいストレートな言葉を浴びていたという津村騎手。帰宅後は称賛されたでしょうか? 先週はサッカー観戦でしたが、オークス当日はご家族で競馬場へ応援にやってくる予定を立てていたそうです。家族の前で“もう一丁“を見せたいのは当然。お父さんも日々頑張っています。｢母の日｣より地味なことは否めませんが、｢父の日｣も忘れずに。

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推奨馬から3375.2倍の高配当ゲット!

先週はこの新馬券術で高配当ゲットに成功しました。9鞍に対象馬がいて[2.4.2.12]。京王杯SCでスズハロームが8番人気③着と人気薄で好走したほか、上位人気では上賀茂Sでストライクが3番人気②着、それ以外でも都大路S、栗東S、錦S、六社S、弥彦Sで馬券圏内に入る馬が出ました。

馬券はストライクを軸の1頭にした上賀茂Sの3連複3375.2倍が的中! 当コラムの今年最高配当となりました。

▲上賀茂Sは5→14→1で決着

“かなり難解“なイメージだった上賀茂Sには、この新馬券術の対象馬が3頭いました。その中でストライクは最も信頼できる、前走と『直線距離が同じ』の｢★｣付きということで軸にチョイス。そして、2頭軸のもう1頭に据えたマリアナトレンチはダート1800mの持ち時計がメンバー中1位でした。“かなり難解“なレースでしたが、アプローチは実にシンプル。この2頭を軸にして3連複総流しで購入したところ、14番人気レガーメペスカが逃げ切って①着となり、高配当を届けてくれました。

レガーメペスカに関しては、他馬との兼ね合いですんなり逃げられるかどうかが分からなかった上、3勝クラスに上がった近9走で⑤着が最高着順。強いて言えば、3走前が1秒2差(⑨着)、前々走が1秒1差(⑧着)ということで、もうひと粘りがあれば…という成績でしたが、それでもなかなか買いづらい1頭でした。しかし、総流しであれば問題ありません。先週の当コラムで3連複2頭軸総流しの魅力について触れましたが、タイミング良く高配当ゲットに成功。その爆発力を証明できました。

そして、｢厳選馬｣に指名していたBSイレブン賞のロードフォンスは1番人気⑥着。スタートが今ひとつでいつもより後方のポジションとなってしまい、メンバー中2位タイの末脚で追い込むも届かずという結果でした。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして、｢今週の厳選馬｣にはパールSのアグラシアドを指名。前走の府中市市制施行70周年記念は内からメンバー中2位タイの末脚で鋭く伸びて、0秒3差の③着でした。前走･東京→今回･京都芝外回りの転戦となるので、『直線距離が同じ』に次いで成績の良い『直線距離短縮』無印となります。

過去に③着が5度あるように、やや勝ち味に遅いイメージがありますが、言い換えれば安定感は抜群。芝2000mの持ち時計はメンバー中1位で、初コースとなる京都も3走前に同じく直線平坦の小倉で①③着がありますから、恐らく問題ありません。昇級2戦目となる今回は、前走以上の走りを期待します。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣は先週、3歳OPのレースがありませんでした。ここまで、この世代のOPにおける対象馬の成績は[15.12.13.41]で勝率18.5%、複勝率49.4%。今週の対象馬はオークスのライトバックです。

→京都新聞杯で【穴ぐさ】ジューンテイクが8番人気①着!←

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ヴィクトリアマイルで対象騎手が②＆③着!

ヴィクトリアマイルは対象騎手2人が馬券圏内。ルメール騎手騎乗のフィアスプライドが4番人気②着、モレイラ騎手騎乗のマスクトディーヴァが1番人気③着でした。

今週の重賞は、オークス(東京芝2400m)と平安S(京都ダート1900m)の2レース。当該コースにおいて昨年以降、実績を残している騎手をチェックしていきます。対象期間は東京が昨年以降、リニューアル工事があった京都は2019年以降です。

■東京芝2400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[11.8.1.9]	37.9%	69.0%	87%	97%
田辺騎手	[2.4.4.12]	9.1%	45.5%	35%	86%
モレイラ騎手	[2.2.2.2]	25.0%	75.0%	55%	116%
川田騎手	[2.2.0.6]	20.0%	40.0%	60%	50%
三浦騎手	[2.1.4.14]	9.5%	33.3%	80%	120%
武豊騎手	[1.1.1.4]	14.3%	42.9%	64%	111%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる中では、複勝率40%以上のルメール騎手、田辺騎手、武豊騎手、川田騎手をピックアップしましょう。

■京都ダート1900mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
松山騎手	[10.6.2.26]	22.7%	40.9%	81%	78%
坂井騎手	[6.3.3.21]	18.2%	36.4%	160%	64%
武豊騎手	[6.2.1.9]	33.3%	50.0%	103%	76%
池添騎手	[6.1.1.11]	31.6%	42.1%	521%	194%
川田騎手	[5.2.4.14]	20.0%	44.0%	49%	69%
ルメール騎手	[3.0.2.3]	37.5%	62.5%	118%	87%
北村友騎手	[2.0.7.12]	9.5%	42.9%	104%	106%

※データ対象は2019年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる武豊騎手、池添騎手、松山騎手、坂井騎手を対象騎手とします。

→京都新聞杯で【穴ぐさ】ジューンテイクが8番人気①着!←

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東京ダートで好調継続!

先週の馬体重500kg以上マル外は、3場の芝･ダート全距離で[2.1.1.9](勝率15.4%、複勝率30.8%、単勝回収率97%、複勝回収率60%)。勝利した2頭が共に3番人気だったことで、単勝回収率はまずまずでした。

■先週の馬体重500kg以上の外国産馬

馬場･距離	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
芝2400m	[1.0.0.0]	100.0%	100.0%	790%	120%
ダート1200m	[0.0.1.3]	0.0%	25.0%	0%	65%
ダート1400m	[0.1.0.2]	0.0%	33.3%	0%	83%
ダート1600m	[1.0.0.0]	100.0%	100.0%	480%	160%
ダート1800m	[0.0.0.1]	0.0%	0.0%	0%	0%
ダート1900m	[0.0.0.3]	0.0%	0.0%	0%	0%

先週も東京ダート1600mで1勝、東京ダート1400mで②着1回と東京での好走がありました。③着に入ったレースは京都ダート1200m。また、東京芝2400mで1勝を挙げましたが、過去の傾向からは積極的に狙いづらい条件です。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

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最後に観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現3歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

12日東京4R(未勝利戦、芝1800m)でスワーヴリチャード産駒のドーンコーラスが1番人気②着。この馬を馬券の軸にした3連単80.2倍が的中しました。2→1→10番人気の決着で、③着ラインポーチュラカは前走の未勝利戦で1秒1差の⑥着。しかし、重馬場で出遅れながらも直線で伸びてきた内容は見どころがあったと思い、馬券に入れました。

▲12日東京4Rは11→1→3で決着

■芝

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
リアルスティール	[23.15.12.76]	289%	154%
スワーヴリチャード	[18.21.21.109]	111%	92%
ニューイヤーズデイ	[7.7.7.53]	102%	78%
マクフィ	[3.2.2.22]	129%	75%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回収率	複回収率
ダノンレジェンド	[14.13.9.66]	152%	112%
カリフォルニアクローム	[14.11.4.112]	172%	124%
エスポワールシチー	[4.5.9.39]	207%	161%

今週がオークス、来週が日本ダービーということで春のG1シリーズも最高潮の盛り上がり。そして、再来週からは2歳新馬戦がスタートします。

新種牡馬で初年度産駒が100頭を超えたルヴァンスレーヴ、サートゥルナーリア、ゴールドドリーム、モズアスコットがどんな傾向を示すのかは注目ですし、種牡馬リーディングにどんな影響を与えるのかも見逃せません。当コラムでは現3歳世代と2歳世代に分けて、馬券的に美味しい観測に値する種牡馬の情報を提供していく予定ですので、ぜひ馬券の参考にしてください。
 

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