どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 以前、｢2歳戦早期はダノンバラード産駒に注目｣などと書きました。夏場に好走している印象があったので調べてみたところ、2022～2023年の6～7月の2歳戦の成績は、下記の通りでした。

■ダノンバラード産駒の2歳6～7月

年	着別度数	単回 収率	複回 収率
2022年	[3.2.6.17]	143%	228%
2023年	[1.2.1.1]	1296%	470%

今年も2歳戦が始まってからというもの、個人的に狙っていたのですが、実は先週が“ダノンバラード祭り"でした。芝の2歳新馬戦、未勝利戦の計5レースに5頭が出走して[2.0.2.1]。馬券圏内に入った4頭の人気が、2番人気1頭、3番人気1頭、5番人気2頭で、1番人気が1頭もいないところがダノンバラード産駒の美味しいポイントです。

馬券もしっかりいただきました。14日福島2R(未勝利戦、芝1800m)はコスモキャバリエが3番人気①着。この馬を組み込んで3連単フォーメーションで70.4倍が的中しました。

▲14日福島2Rは6→8→5で決着

また、13日福島6R(新馬戦、芝1200m)はキタノクニカラが5番人気①着。この馬を馬券に入れていた馬連BOXで14.8倍が的中です。

▲13日福島6Rは3→4→5で決着

2歳新馬戦が始まった今年6月以降のダノンバラード産駒の成績は、全て芝のレースに延べ11頭が出走して[2.0.2.7](単勝回収率120%、複勝回収率60%)ですから、まさに先週が突然のお祭りモード。

先々週に3頭が一気に勝ち上がったアドマイヤマーズ産駒のように、同種牡馬の産駒が同週に何頭も好走することが時々起こります。何が原因なのかは分かりませんが、“お祭り"を逃さないためには、狙った種牡馬を常に追い続けるしかないかもしれません。

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対象騎手が函館2歳Sを快勝!

函館2歳Sは対象騎手だった佐々木騎手騎乗のサトノカルナバルが1番人気①着となり、期待に応えました。去年、函館リーディングに輝いた佐々木騎手は今年の函館開催でも12勝。函館リーディングとなった横山武騎手とはわずか1勝差で、減量特典が無くなったにも関わらず素晴らしい成績でした。

また、先週は堀厩舎が函館でサトノカルナバルを含む6頭出走の攻勢をかけた中で、そのうち5頭に騎乗。名門厩舎の支援を感じさせる騎乗馬の内容でしたから、今後の佐々木騎手の飛躍を予感させました。

今週の重賞は、小倉で行われる中京記念(小倉芝1800m)の1レース。昨年以降の当該コースにおいて、実績を残している騎手をチェックしていきます。

■小倉芝1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
西村淳騎手	[6.2.5.19]	18.8%	40.6%	159%	91%
坂井騎手	[5.6.1.8]	25.0%	60.0%	176%	108%
団野騎手	[4.5.5.18]	12.5%	43.8%	59%	154%
鮫島駿騎手	[4.2.2.9]	23.5%	47.1%	50%	57%
佐々木騎手	[3.6.3.15]	11.1%	44.4%	69%	134%
北村友騎手	[3.2.7.11]	13.0%	52.2%	46%	160%
松山騎手	[2.4.1.8]	13.3%	46.7%	98%	76%
国分恭騎手	[2.1.1.3]	28.6%	57.1%	91%	130%
亀田騎手	[1.2.1.5]	11.1%	44.4%	42%	341%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる松山騎手、団野騎手、西村淳騎手を対象騎手とします。


先週｢厳選馬｣に指名した函館2歳Sのカルプスペルシュは、4番人気⑤着でした。前走の新馬戦同様に先行して、②着とは0秒1差。今後のさらなるパワーアップに期待したい内容でした。

→函館2歳Sで【穴ぐさ】ニシノラヴァンダが8番人気②着!←

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安達太良Sで対象馬がワンツー!

先週の馬体重500kg以上マル外は、3場の平地競走で[1.1.0.4](複勝率33.3%、複勝回収率45%)でした。連対した2頭は安達太良S(福島ダート1150m)で1番人気①着だったマニバドラと3番人気②着だったメタマックス。この2頭を馬券に入れた3連複7.8倍をしっかり的中させ、追加馬券でプラス収支に持ち込めました。

▲安達太良Sは6→4→8で決着

狙い目としているダートの短距離で、2頭がしっかり結果を出してくれました。2頭とも人気だった上に、③着馬が2番人気だったので堅い決着となりましたが、狙うべきレースは間違っていないようです。次は好配当を届けてくれることを期待しましょう。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

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対象馬が少なく、馬券圏内に入れず…

先週は2鞍に計3頭の対象馬がいましたが、いずれも馬券圏内に入ることができませんでした。

夏競馬ということで短距離戦が増えているため、対象レース自体が減少していますが、先々週の七夕賞のように対象馬のワンツーも発生するので、フォームを変えずに狙っていきます。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして｢今週の厳選馬｣に指名するのはテレQ杯のグランデサラス。前走･柳川特別はメンバー中最速の上がりを発揮しての差し切り勝ち。前走に続いて今回も小倉芝なので、最も期待できる『直線距離が同じ』の｢★｣付きとなります。

その前走は開幕週の芝で外を回って、内を突いてきた1番人気との叩き合いを制したものなので価値がありそう。昇級初戦。1F延長という課題はありますが、行きたがるタイプではなさそうなので距離はこなせるとみます。

正直マイネルメモリーとどちらを｢厳選馬｣にするのか迷いましたが、グランデサラスの方が1～2列前で競馬を運べそうなので、上位にとりました。

2歳重賞が始まったので、｢2歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣の検証もスタートです。函館2歳Sの対象馬カルプスペルシュは4番人気⑤着で、現状の対象馬の成績は[0.0.0.1]。今週の対象馬はひまわり賞のエイヨーアメジストです。

→函館2歳Sで【穴ぐさ】ニシノラヴァンダが8番人気②着!←

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続いて観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現3歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
リアルスティール	[24.16.12.98]	247%	132%
スワーヴリチャード	[20.24.23.125]	111%	102%
ニューイヤーズデイ	[8.7.7.63]	102%	71%
マクフィ	[3.3.2.27]	107%	77%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
ダノンレジェンド	[17.13.12.78]	139%	107%
カリフォルニアクローム	[16.12.4.130]	157%	114%
エスポワールシチー	[6.5.10.45]	338%	160%

先週は14日函館3R(未勝利戦、芝1200m)でスワーヴリチャード産駒のエヴァンスウィートが3番人気①着。そして14日福島4R(未勝利戦、ダート1150m)では、藤田菜騎手が結婚発表後の初勝利ということで話題となったダノンレジェンド産駒のペイシャスウィフトが1番人気①着。観測種牡馬が芝とダートで1勝ずつを積み上げました。

そして、2歳世代では先々週3勝を挙げたアドマイヤマーズに注目しているわけですが、先週は2頭が出走して、そのうちの1頭ブルーサンセットが14日小倉6R(新馬戦、芝1200m)で2番人気③着。2週連続で好走馬が出ました。ここまで延べ8頭が全て芝で出走して[3.3.1.4](複勝率63.6%、複勝回収率133%)。いよいよエンジンがかかってきたかもしれません。

一方、ダートではダノンレジェンド産駒が[2.0.0.1](単勝回収率193%、複回収率89%)。2歳世代でも同産駒は狙えそうです。

 

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