どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 注目のワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)はジョアン･モレイラ騎手の優勝で幕を閉じました。日曜札幌12Rの第4戦で、3番人気エゾダイモンに騎乗して差し切り勝ち。見事すぎる逆転優勝でした。これで｢当該年または過去2年で、WASJ騎手表彰順位5位以内｣という来年のJRA短期免許を取得できる条件をクリア。さすがです。また、公開されている第4戦のジョッキーカメラ映像では、勝てば優勝だった坂井騎手が2位入線と分かった直後に叫ぶシーンもあって、なかなか臨場感がありました。

…と、非常に楽しませてもらったWASJですが、気になったことがあります。第4戦直前にJRA公式サイトを確認したら、第3戦の結果がまだ反映されていませんでした。どの騎手に優勝の可能性が残っていて、何ポイント以上を獲得すればよいのかを分かっていた方が、観ている側もより楽しめるはず。せっかく大規模なシリーズを開催しているのですからもったいない。来年以降は改善されて欲しいものです。

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対象馬から252.2倍的中!

先週の馬体重500kg以上マル外は、平地競走で[1.0.2.4](複勝率42.9%、単勝回収率220%、複勝回収率158%)と、2週連続で単複回収率100%を超えてきました。

24日中京6R(3歳未勝利戦、ダート1800m)では馬体重570kgの超大型フェヴリエが1番人気③着。この馬と4番人気メイショウコナンを3連複の軸にしたところ、①着に13番人気ボックスオフィス、②着にメイショウコナンが入り、3連複252.2倍と跳ねました!

▲24日中京6Rは9→5→12で決着

ボックスオフィスを馬券に入れた理由はただひとつ、初ブリンカーです。中団～後方から伸び切れなかった過去3戦と違って、今回は後方追走から向正面で一気に押し上げて、直線入口では2番手。勝因はブリンカー効果だけではないかもしれませんが、激変してくれました。過去の成績からは買いづらかったので、やはり初ブリンカーは馬券に入れておくべきですね。

そして、名鉄杯は馬体重500kgちょうどでの出走だったバハルダールが6番人気①着。単勝15.4倍だったことで、対象馬全体の単勝回収率をアップさせました。

先週はダート1800mに限ると[1.0.1.0]で単勝回収率770%、複勝回収率245%。また、ダート1200mは[0.0.1.2]で、25日中京12Rでボブズヤアンクルが8番人気③着でした。過去の傾向通り、ダートで好走馬が出現した形です。

そういえば先々週、四日市特別で8番人気①着だったエメラルドビーチも舞台は中京ダート1400mでした。近2週、馬券圏内に入った6頭のうち5頭が中京ダートです。

そこで、馬体重500kg以上マル外の中京ダートでの成績を、負担重量見直しが行われた去年以降で調べてみたところ、[6.5.4.37](複勝率28.8%、単勝回収率128%、複勝回収率76%)。悪くはないですが、特筆すべきものでもありません。

そこで、さらに踏み込んで、昨年以降先週までの7～8月の中京ダートでの成績をチェックすると、[4.2.2.11](複勝率42.1%、単勝回収率315%、複勝回収率133%)と、なかなかの数字になりました。今年の好成績に引っ張られた数字である可能性もありますが、今年は9月いっぱいまで中京開催が続きます。残り約1ヶ月、中京ダートで対象馬を重点的に狙ってみてもおもしろそうです。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

→キーンランドC、新潟2歳Sで【穴ぐさ】が激走!←

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好相性の新潟2歳Sで対象馬が上位独占!

先週は5鞍に対象馬が出走して[1.1.1.8]でした。馬券圏内に入った3頭はすべて新潟2歳Sで、トータルクラリティが6番人気①着、コートアリシアンが1番人気②着、プロクレイアが5番人気③着。ちなみに、新潟2歳Sの上位⑥着までは全て対象馬で、馬券もトータルクラリティとコートアリシアンの2頭軸流しの3連複30.8倍が的中しました。相性の良い新潟2歳Sで今年も的中馬券をゲットです。

▲新潟2歳Sは9→6→10で決着

厳選馬に指名していたコートアリシアンは、折り合いに苦労するような面を見せながらも②着確保。ゴール前で勝ち馬に差し返された要因が折り合い面だとすれば、今後の成長次第でより高いレベルの走りを期待できそうです。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして、｢今週の厳選馬｣に指名するのは札幌2歳Sのマテンロウサン。前走･新馬戦はメンバー中最速の上がりで突き抜けて①着。前走と同じく札幌芝のレースなので、最も期待できる『直線距離が同じ』の｢★｣付きとなります。

前走は出遅れながらも長く脚を使って、②着馬に0秒6差をつける完勝でした。スタートを決めてくれれば、ここも好走可能なはず。台風接近で雨風の影響が避けられそうにない週末ですが、土曜札幌なら他場よりも影響が少ないかもしれない…という読みもあります。

世代別の｢メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきましょう。先週の対象馬は新潟2歳Sのコートアリシアンが1番人気②着、シンフォーエバーが2番人気⑨着。これで2歳OPの成績は[0.3.0.4]となりました。

今週の対象馬は札幌2歳Sがモンドデラモーレ、小倉2歳Sがエイシンワンド、シンガポールターフクラブ賞がカワキタマナレアです。

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3週連続! 対象騎手が2重賞で馬券圏内!

対象騎手の好調が続いています。キーンランドCで武豊騎手騎乗のオオバンブルマイが7番人気③着、新潟2歳Sで菅原明騎手騎乗のコートアリシアンが1番人気②着でした。2重賞で馬券圏内に入るのは、これで3週連続です。

今週の重賞は新潟記念(新潟芝外2000m)、中京で行われる小倉2歳S(中京芝1200m)、札幌2歳S(札幌芝1800m)、の3レース。当該コースにおいて、好成績を収めている騎手をチェックしていきましょう。対象期間は新潟、中京は昨年以降、札幌はデータ数を増やすために2020年以降とします。

■新潟芝外2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
丹内騎手	[2.1.2.5]	20.0%	50.0%	173%	128%
坂井騎手	[2.0.0.0]	100.0%	100.0%	265%	165%
川田騎手	[1.1.1.0]	33.3%	100.0%	116%	170%
ルメール騎手	[1.1.0.2]	25.0%	50.0%	105%	77%
石川騎手	[1.1.0.1]	33.3%	66.7%	136%	126%
菅原明騎手	[1.0.2.1]	25.0%	75.0%	195%	385%
津村騎手	[0.1.1.1]	0.0%	66.7%	0%	216%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

2戦2勝の坂井騎手は勝率100.0%で、川田騎手は3戦1勝で複勝率100.0%。騎乗予定馬がいる菅原明騎手も含め、3人を対象騎手とします。

■中京芝1200mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
団野騎手	[3.2.1.9]	20.0%	40.0%	432%	150%
坂井騎手	[2.2.1.7]	16.7%	41.7%	110%	98%
岩田望騎手	[2.1.2.6]	18.2%	45.5%	35%	75%
武豊騎手	[2.0.0.2]	50.0%	50.0%	285%	97%
泉谷騎手	[1.2.0.1]	25.0%	75.0%	995%	225%
浜中騎手	[1.2.0.1]	25.0%	75.0%	120%	145%
吉村騎手	[1.1.1.3]	16.7%	50.0%	181%	110%
丸山騎手	[1.0.2.1]	25.0%	75.0%	457%	200%
松山騎手	[0.5.3.10]	0.0%	44.4%	0%	94%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる岩田望騎手、松山騎手、団野騎手の3人を対象騎手とします。

■札幌芝1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
横山武騎手	[24.8.5.33]	34.3%	52.9%	130%	92%
ルメール騎手	[8.16.3.16]	18.6%	62.8%	31%	79%
横山和騎手	[6.5.6.33]	12.0%	34.0%	89%	72%
池添騎手	[5.1.7.18]	16.1%	41.9%	64%	56%
藤岡佑騎手	[4.6.6.23]	10.3%	41.0%	51%	157%
北村友騎手	[3.4.1.7]	20.0%	53.3%	150%	201%
鮫島駿騎手	[2.7.4.25]	5.3%	34.2%	19%	83%
大野騎手	[1.5.2.14]	4.5%	36.4%	32%	61%

※データ対象は2020年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる中から、複勝率の順に北村友騎手、横山武騎手、大野騎手、鮫島駿騎手の4人を対象騎手としましょう。

→キーンランドC、新潟2歳Sで【穴ぐさ】が激走!←

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続いて観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、現3歳世代＆2歳世代の新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■3歳芝

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
リアルスティール	[26.18.13.109]	231%	140%
スワーヴリチャード	[23.25.24.137]	107%	98%
ニューイヤーズデイ	[9.7.7.65]	108%	71%
マクフィ	[4.3.2.30]	136%	76%

■3歳ダート

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
ダノンレジェンド	[18.13.12.80]	220%	124%
カリフォルニアクローム	[16.12.5.140]	147%	108%
エスポワールシチー	[6.6.10.49]	314%	152%

■2歳芝

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
アドマイヤマーズ	[7.4.3.17]	92%	78%

25日新潟2R(3歳未勝利戦、ダート1800m)で3連単800万馬券が出たことが話題となりましたが、その波乱を演出したのがダノンレジェンド産駒のウヌボレヤサン。12番人気①着だったため、単勝103.6倍、複勝23.6倍をつけました。その影響でダートのダノンレジェンド産駒の単勝回収率がここへ来てジャンプアップしています。

また、3歳芝でも25日中京3R(3歳未勝利戦、芝2200m)でリアルスティール産駒のフォートポータルが13番人気②着となり、複勝25.0倍の好配当をつけました。さらに先週は、スワーヴリチャード産駒も1勝、②着1回、③着1回と好走。3歳未勝利戦ラストチャンスの今週も、観測種牡馬の産駒が目一杯に仕上げられたことで激走を見せてくれるかもしれません。

一方、芝の2歳未勝利戦では、アドマイヤマーズ産駒が1勝を積み上げて好調キープ。また、24日新潟6R(2歳新馬戦、ダート1200m)でモカラマーズが1番人気①着となり、アドマイヤマーズ産駒のJRAダート初出走･初勝利をとなりました。JRAではここまで全ての産駒が芝のレースに出走してきましたが、今後はダートでの活躍も期待できそうです。

 

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