どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 私事ですが、9月におとんが傘寿(80歳)、おかんが喜寿(77歳)を迎えたので、弟家族と一緒にお祝いするために、僕と妻は帰省。スプリンターズSなどの日曜の競馬は実家でおとん、弟、11歳の甥っ子とテレビ観戦しました。

スプリンターズSの後のレースも馬券を買おうとしていたら甥っ子が競馬新聞の調教欄を見ながら｢この馬がええんちゃう? 追い切りで2歳未勝利を○秒追いかけて、先着やって!｣と推奨してくれましたが、僕と弟が同時に｢その馬、調教はめちゃくちゃ走るねん｣と返答。八木家が競馬好きであることを改めて感じる会話でした。英才教育を施されている甥っ子の将来が楽しみです。良き競馬友だちと巡り会えますように。

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先週は5鞍に対象馬がいて[1.2.0.6]。秋風Sでトロヴァトーレが1番人気①着、フォーチュンタイムが2番人気②着のワンツーを決めたほか、白川郷Sでハビレが2番人気②着でした。

馬券はトロヴァトーレとフォーチュンタイムの2頭軸で流した秋風Sの3連複17.8倍が的中しました。トロヴァトーレは前走に続いてメンバー中最速の上がりで突き抜けて快勝。フォーチュンタイムは4位タイの上がりで粘り込みました。2頭とも人気を背負って好走。今後の活躍が期待できそうです。

▲秋風Sは1→14→12で決着

｢厳選馬｣に指名していたポートアイランドSのニホンピロキーフは2番人気⑤着。勝ち馬とは0秒2差、②着馬とはクビ+クビ+クビの0秒1差という惜しい内容でした。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

世代別の｢メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきましょう。先週の対象馬は、2歳OP･芙蓉Sのモルティフレーバーが2番人気⑥着。これで2歳OPの対象馬の成績は[2.3.2.7](勝率14.3%、複勝率50.0%)となりました。

今週の対象馬は、2歳OP･サウジアラビアロイヤルCのシンフォーエバーです。

→昨年10月は【穴ぐさ】の単勝回収率が124%!←

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対象騎手が不発…

先週は2重賞で対象騎手が馬券圏内に入ることができませんでした。対象騎手が馬券に絡めなかったのは、この新馬券術の検証を始めた昨年7月から2度目。レアケースでした。

今週の重賞は毎日王冠(東京芝1800m)、京都大賞典(京都芝2400m)、サウジアラビアロイヤルC(東京芝1600m)の3レース。当該コースにおいて、好成績を収めている騎手をチェックしていきます。検証期間は東京が昨年以降、リニューアル工事のあった京都は2020年以降です。

■東京芝1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[17.10.10.21]	29.3%	63.8%	84%	82%
戸崎騎手	[8.6.4.32]	16.0%	36.0%	45%	66%
横山武騎手	[6.3.6.25]	15.0%	37.5%	55%	78%
松山騎手	[5.1.4.14]	20.8%	41.7%	218%	195%
菅原明騎手	[4.11.8.39]	6.5%	37.1%	38%	113%
坂井騎手	[3.3.1.8]	20.0%	46.7%	296%	214%
川田騎手	[2.6.4.6]	11.1%	66.7%	68%	123%
浜中騎手	[0.2.1.3]	0.0%	50.0%	0%	163%
西村淳騎手	[1.1.1.4]	14.3%	42.9%	250%	230%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

ルメール騎手の好成績が目立ちます。西村淳騎手、戸崎騎手を含めた3人を対象騎手としましょう。

■京都芝2400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
川田騎手	[6.1.2.6]	40.0%	60.0%	111%	85%
池添騎手	[5.1.0.4]	50.0%	60.0%	273%	112%
浜中騎手	[3.4.0.4]	27.3%	63.6%	96%	100%
和田竜騎手	[2.1.5.13]	9.5%	38.1%	42%	111%
藤懸騎手	[1.1.2.3]	14.3%	57.1%	132%	215%
北村宏騎手	[1.1.0.1]	33.3%	66.7%	526%	270%

※データ対象は2020年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

ここは川田騎手、池添騎手、藤懸騎手の3人を対象騎手とします

■東京芝1600mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[25.16.14.20]	33.3%	73.3%	80%	103%
戸崎騎手	[11.11.9.48]	13.9%	39.2%	56%	70%
川田騎手	[8.3.1.13]	32.0%	48.0%	125%	68%
藤岡佑騎手	[1.0.1.2]	25.0%	50.0%	102%	95%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

複勝率に注目して、ルメール騎手、戸崎騎手の2人を対象騎手とします。

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相性ばっちり! 待望の東京開幕!

先週の馬体重500kg以上マル外は、芝･ダート全距離で[2.0.0.7]でした。勝った2頭は28日中山8R(ダート1200m)のヒストリアイと、28日中京7R(芝2200m)のシャイニングソード。芝のレースは成績的に狙いづらい傾向にあるので度外視するとして、ダート1400m以下に限定すると先週は[1.0.0.1]。グッと絞れて狙いやすくなります。

今週開幕する東京ではこの春、馬体重500kg以上マル外の活躍が目立ちました。斤量の見直しが行われた昨年以降、東京ダートでの馬体重500kg以上マル外の成績は下記の通りです。

■昨年以降、東京ダートでの馬体重500kg以上のマル外

距離	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
1300m	[1.2.1.3]	14.3%	57.1%	57%	202%
1400m	[9.3.5.32]	18.4%	34.7%	161%	229%
1600m	[16.8.3.24]	31.4%	52.9%	102%	75%
2100m	[0.0.1.9]	0.0%	10.0%	0%	29%

ダート1600m以下であれば、どの距離でも狙いが立ちそうな数字が並んでいます。この秋は、東京で馬体重500kg以上マル外に儲けさせてもらいましょう。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

そして｢今週の厳選馬｣に指名するのは赤富士Sのアッシュルバニパル。デビュー以来の4戦全てで馬体重500kg以上(前走は508kg)の大型馬です。成績は3勝、②着1回と安定感抜群で、その4戦がいずれも東京ダート1600mですから、ここは陣営の狙い澄ました一戦かもしれません。3歳馬ながらダート1600mの持ち時計はメンバー中上位。馬券の軸には最適とみます。

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続いて観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
オルフェーヴル	[3.5.4.20]	256%	104%
サトノダイヤモンド	[3.2.5.22]	103%	70%
シスキン	[2.2.0.1]	198%	108%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
ミッキーアイル	[4.3.1.6]	133%	86%

先週は芝のオルフェーヴル産駒2頭が馬券圏内に入りました。29日中京5R(新馬戦、芝1400m)でスマートサターンが7番人気③着、28日中山4R(未勝利戦、芝2000m)でピエナフェーヴルが2番人気②着。また、ダートでは、ミッキーアイル産駒のダノンフェルゼンが29日中京1R(未勝利戦、ダート1800m)で3番人気①着でした。

｢一発の魅力とそこそこの安定度｣が魅力として観測種牡馬に入れた芝のオルフェーヴル産駒が、先週は期待に応えてくれました。今週からの3場開催でも頑張ってもらいましょう。

 

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