どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 今週からC.デムーロ騎手が2022年以来となるJRA短期免許を取得して騎乗します。今回の短期免許の期間は有馬記念までとなっています。馬券的に狙えそうな条件を確認しておきましょう。

■C.デムーロ騎手のJRA成績

人気	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
1人気	[94.48.31.80]	37.2%	68.4%	89%	89%
2人気	[35.36.37.96]	17.2%	52.9%	71%	83%
3人気	[22.23.24.104]	12.7%	39.9%	79%	77%
4人気	[18.19.28.90]	11.6%	41.9%	110%	99%
5人気	[13.13.20.72]	11.0%	39.0%	116%	115%
6人気	[8.6.4.61]	10.1%	22.8%	142%	85%
7人気	[3.3.4.62]	4.2%	13.9%	72%	51%
8人気以下	[2.5.13.147]	1.2%	12.0%	44%	94%

1番人気でしっかり結果を出しつつ、単複回収率では4番人気、5番人気あたりが優秀。特に芝では5番人気で[8.7.16.37](複勝率45.6%、単勝回収率131%、複勝回収率131%)となっています。

一方、ダートでは6番人気で[4.2.4.27](複勝率27.0%、単勝回収率168%、複勝回収率107%)の好成績。4回に1回以上は馬券圏内に持ってきています。芝では5番人気、ダートでは6番人気までは馬券に入れておくべきかもしれません。

また、中山ダートでの好成績も目立ちます。[15.9.10.34](複勝率50.0%、単勝回収率136%、複勝回収率121%)と回収率も優秀ですから、中山開幕を楽しみに待ちましょう。

逆に馬券的妙味が薄い条件は芝1200m。成績は[4.5.4.30]で複勝率30.0%ながら、単勝回収率46%、複勝回収率63%となっています。とにかく騎乗馬が人気の中心になりがちな騎手ですから、馬券的に上手に付き合っていきましょう。

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2重賞で対象騎手が勝利!

先週の菊花賞、富士Sでも対象騎手が活躍しました。菊花賞ではルメール騎手騎乗のアーバンシックが2番人気①着、戸崎騎手騎乗のヘデントールが4番人気②着。また、富士Sではジュンブロッサムが戸崎騎手騎乗の4番人気①着でした。これで毎日王冠、府中牝馬S、秋華賞に続いて、3週で重賞5勝と好調です。

馬券はジュンブロッサムを軸にして、富士Sの3連複70.3倍が的中しました。

▲富士Sは16→11→14で決着

富士Sの上位3頭は4→1→9番人気。③着のロジリオンが好配当の使者となりました。デビュー以来の9戦で掲示板外が無く、今年のNHKマイルCでも③着でした。実績の割に人気薄という美味しい1頭になっていたようです。

今週の重賞は天皇賞･秋(東京芝2000m)、スワンS(京都芝外1400m)、アルテミスS(東京芝1600m)の3レース。当該コースにおいて、好成績を収めている騎手をチェックしていきます。対象期間は東京が昨年以降、リニューアル工事のあった京都が2020年以降です。なお、リストアップする騎手は対象期間内に2度以上、馬券圏内に入っている騎手としています。

■東京芝2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
横山典騎手	[1.0.1.0]	50.0%	100.0%	355%	225%
ルメール騎手	[15.8.6.6]	42.9%	82.9%	106%	101%
武豊騎手	[1.3.0.1]	20.0%	80.0%	108%	198%
川田騎手	[4.2.2.4]	33.3%	66.7%	65%	94%
坂井騎手	[1.3.0.4]	12.5%	50.0%	90%	68%
団野騎手	[1.0.1.2]	25.0%	50.0%	65%	70%
鮫島駿騎手	[0.1.2.3]	0.0%	50.0%	0%	130%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗回数は少ないですが、横山典騎手が複勝率100%。ルメール騎手、武豊騎手、川田騎手を含めた4人を対象騎手とします。

■京都芝外1400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[1.4.1.3]	11.1%	66.7%	65%	91%
浜中騎手	[1.5.1.7]	7.1%	50.0%	20%	97%
斎藤騎手	[3.1.1.6]	27.3%	45.5%	135%	92%
鮫島駿騎手	[4.2.3.11]	20.0%	45.0%	128%	154%
川田騎手	[3.3.2.10]	16.7%	44.4%	40%	77%
松山騎手	[7.2.3.18]	23.3%	40.0%	106%	85%
岩田康騎手	[1.2.3.9]	6.7%	40.0%	958%	230%
北村友騎手	[3.5.1.15]	12.5%	37.5%	50%	63%

※データ対象は2020年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

斎藤騎手、鮫島駿騎手、松山騎手、北村友騎手の4人を対象騎手とします。

■東京芝1600mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[27.17.15.23]	32.9%	72.0%	78%	100%
川田騎手	[8.3.1.14]	30.8%	46.2%	120%	66%
戸崎騎手	[13.11.10.50]	15.5%	40.5%	65%	70%
藤岡佑騎手	[1.0.1.3]	20.0%	40.0%	82%	76%
田辺騎手	[4.3.10.32]	8.2%	34.7%	25%	71%
松山騎手	[5.4.2.22]	15.2%	33.3%	129%	61%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

先週の富士Sと同じコースです。ルメール騎手、川田騎手、戸崎騎手の3人を対象騎手としましょう。

→菊花賞で【穴ぐさ】アドマイヤテラが7番人気③着!←

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対象馬が出走した6レースで5勝!

先週は6鞍に対象馬がいて[5.0.1.12]でした。｢騎手のコース実績に注目作戦｣とのダブル対象馬となっていた菊花賞のアーバンシック、富士Sのジュンブロッサムが共に①着。さらに、甲斐路Sでトーセンリョウが1番人気①着、神無月Sでダノンブレットが2番人気①着、キセキCでキープカルムが1番人気①着、桂川Sでローズスターが2番人気③着と頑張りました。6鞍で5勝はかなりの好成績ではないでしょうか。

甲斐路Sのトーセンリョウは｢厳選馬｣に指名していました。前走･新潟日報賞がメンバー中2位の上がりで⑤着。新潟芝外回り→東京芝の転戦で、最も期待できる『直線距離が同じ』の｢★｣付きとなった中、今回もメンバー中2位の上がりを発揮して見事に抜け出しました。最高気温が上がらず涼しい1日になったことも、この馬には良かったかもしれません。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

世代別の｢メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきましょう。先週の対象馬は、3歳OP･菊花賞のミスタージーティーが13番人気⑫着、アスクカムオンモアが16番人気⑰着、2歳OP･アイビーSのシルバーレインが2番人気③着でした。

馬券はシルバーレインを軸にして、アイビーSの3連複3.3倍が的中。追加馬券によってプラス収支となりました。

▲アイビーSは6→7→8で決着

菊花賞で現3歳世代の限定戦が終了。レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた対象馬の最終成績は[17.15.15.50](勝率17.5%、複勝率48.5%)となりました。現4歳世代が[18.13.6.50](勝率20.7%、複勝率42.5%)でしたから、やはり十分狙えます。過去に最も速い上がりを使っていた馬を調べるだけで、人気に関わらずこれくらいの成績で走ってくれるのですから、簡単な馬券作戦です。

そして、2歳OPの対象馬の成績は[3.3.3.8](勝率17.6%、複勝率52.9%)となりました。この世代も好調です。

今週の対象馬は、アルテミスSがシホリーン、萩Sがディアナザールとスーパーチャンドです。

→菊花賞で【穴ぐさ】アドマイヤテラが7番人気③着!←

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対象馬が複勝率50.0%!

先週の馬体重500kg以上マル外は、3場の芝で[1.1.0.2]、ダートで[1.1.2.4]で、ともに複勝率50.0%でした。これまでの結果からはダート狙いが明確になってきたので、来週以降はダートだけの成績を記載します。先週のダートでは馬券圏内に入った4頭がいずれも1～2番人気でしたが、成績はまずまずでした。

馬券は19日京都1R(未勝利戦、ダート1400m)に馬体重512kgで出走したイントゥミスチーフ産駒のアメリカンステージが1番人気②着。この馬を馬券の軸にして3連複13.4倍が的中し、追加馬券でプラス幅拡大に成功しました。

▲19日京都1Rは4→2→5で決着

狙える傾向が出ている1600m以下の東京ダートでは先週、2頭が出走して、20日4R(新馬戦、ダート1400m)でアメリカンビヨンドが1番人気③着。勝ち馬には大きく離されてしまいましたが、2番手追走から粘り込みました。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

そして｢今週の厳選馬｣に指名するのはペルセウスSのソニックスター。前走･レパードSは2秒1差の⑨着でした。暑さが影響したようで、それが敗因であれば大敗も納得できます。青竜Sを勝った素質馬ですから、ここは仕切り直しの一戦。ハンデ55kgなら初の古馬相手でも通用しそう。大型マル外が得意とする東京ダートで、今後に繋がる走りに期待です。

新潟日報賞⑤着→甲斐路S①着と巻き返したトーセンリョウのように、夏に暑さが影響した馬の見直しは、馬券検討においてひとつのポイントになるかもしれませんね。

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続いて観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
モーリス	[13.6.6.43]	318%	128%
オルフェーヴル	[3.6.5.25]	210%	102%
シスキン	[2.2.0.1]	198%	108%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
ミッキーアイル	[4.3.1.11]	98%	63%
イントゥミスチーフ	[4.3.1.1]	131%	115%
キズナ	[2.1.2.3]	598%	171%

観測種牡馬に加えたばかりの芝のモーリス産駒が先週は[0.0.1.2]。19日京都5R(新馬戦、芝内1400m)でヒラボクカレラが5番人気③着でした。産駒のさらなる活躍で、美味しい馬券を運んでもらいましょう。

そして、ダートで注目したい種牡馬が2頭浮上。イントゥミスチーフとキズナです。ダートのイントゥミスチーフ産駒は大型マル外作戦でも登場したアメリカンステージなど、数は少ないものの好調です。

一方、現3歳世代がビンテージと評されていたキズナ産駒は、2歳世代でも好成績なのですが、特にダートでは単勝回収率598%、複勝回収率171%。複勝率62.5%も魅力たっぷりです。今週からこの2頭も観測種牡馬に加えて、芝･ダート3頭体制に入ります。

 

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