どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 土日で重賞4レース、振替休日の月曜はJBCデー、おまけに日曜早朝にはアメリカ･ブリーダーズCデーの各競走が行われるという、競馬ファンにとっては忙しくもうれしい3日間の到来です。張り切っていきましょう!

今年のブリーダーズCはデルマー競馬場での開催。アメリカの地理に疎い僕なので、調べてみるとカリフォルニア州にあるんですね。いわゆる西海岸です。

デルマー競馬場は直線距離が短く、前に行った馬が止まらない傾向があるようで、デルマー競馬場で行われたブリーダーズCクラシックは2017年ガンランナー、2021年ニックスゴーが共に逃げ切り勝ち。②着馬も先行した馬でした。ブリーダーズCデーは来年もデルマー競馬場での開催ですから、馬券を購入しつつ、来年に向けて傾向を覚えておきましょう。

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対象馬がペルセウスSで10番人気②着!

先週は5鞍に対象馬がいて[1.3.0.3]。古都Sでコパノサントスが3番人気①着、ゴールデンスナップが1番人気②着とワンツーを決めたほか、ペルセウスSでエミサキホコルが10番人気②着、ハロウィンSでキュールエフウジンが5番人気②着と頑張りました。

馬券はキュールエフウジンを馬券の軸にして、ハロウィンSの3連複31.3倍が的中です。

▲ハロウィンSは5→8→3で決着

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして、｢今週の厳選馬｣に指名するのはファンタジーSのスリールミニョン。前走のききょうSは5頭立てのシンガリ5番人気ながら①着でした。中京芝→京都芝外回りの転戦となるので、最も期待できる『直線距離が同じ』の｢★｣付きとなります。

前走は最後方追走から直線で突き抜ける鮮やかな勝利。メンバー最速の上がり34秒4は切れ味満点でした。今回は頭数が増え、週末は雨予報ということで馬場の悪化も気になりますが、芝1400mの持ちタイムはメンバー最速。直線で馬群の外から突っ込んでくる展開に期待します。

｢2歳OP限定メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきましょう。先週の対象馬は、アルテミスSのシホリーンが5番人気④着、萩Sのディアナザールが1番人気②着、スーパーチャンドが6番人気⑤着でした。

これで、2歳OPの対象馬の成績は[3.4.3.10](勝率15.0%、複勝率50.0%)となりました。今週の対象馬は、京王杯2歳Sがシンフォーエバー、ファンタジーSがニシノクードクールです。

→天皇賞･秋で【穴ぐさ】タスティエーラが9番人気②着!←

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天皇賞･秋を含め、対象騎手が3重賞全てで勝利!

先週も対象騎手が重賞で大活躍しました。天皇賞･秋で武豊騎手騎乗のドウデュースが2番人気①着、スワンSで松山騎手騎乗のダノンマッキンリーが5番人気①着、アルテミスSでルメール騎手騎乗のブラウンラチェットが3番人気①着となり、3重賞全てで勝利しました。いずれも1番人気ではない馬での勝利という点も馬券的妙味があります。

今週は豪華4重賞。京王杯2歳S(東京芝1400m)、アルゼンチン共和国杯(東京芝2500m)、みやこS(京都ダート1800m)、ファンタジーS(京都芝外1400m)の4レースが行われます。当該コースにおいて、好成績を収めている騎手をチェックしていきます。対象期間は京王杯2歳Sが昨年以降、そして東京芝2500mはデータを増やすため、2020年以降とします。リニューアル工事があった京都の2重賞は2020年以降です。なお、リストアップする騎手は対象期間内に2度以上、馬券圏内に入っている騎手としています。

今週はブリーダーズCデーに多くのトップジョッキーが参戦する関係で、騎手の顔ぶれが普段の対象騎手と少し異なるかも。どんな活躍を見せてくれるか楽しみです。

■東京芝1400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
C.デムーロ騎手	[2.0.0.0]	100.0%	100.0%	785%	220%
ルメール騎手	[13.10.6.21]	26.0%	58.0%	60%	72%
横山武騎手	[11.5.11.25]	21.2%	51.9%	64%	82%
川田騎手	[3.1.2.7]	23.1%	46.2%	53%	66%
戸崎騎手	[12.8.6.31]	21.1%	45.6%	168%	109%
岩田望騎手	[0.2.2.5]	0.0%	44.4%	0%	86%
田辺騎手	[4.6.5.21]	11.1%	41.7%	448%	158%
藤懸騎手	[2.0.1.5]	25.0%	37.5%	1306%	290%
三浦騎手	[4.8.4.27]	9.3%	37.2%	135%	125%
横山和騎手	[7.5.1.23]	19.4%	36.1%	118%	95%

※データ対象は2023年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる中で複勝率が高いのは、戸崎騎手、田辺騎手、三浦騎手。この3人を対象騎手とします。

■東京芝2500mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
北村宏騎手	[1.0.1.1]	33.3%	66.7%	120%	1260%
ルメール騎手	[2.0.2.4]	25.0%	50.0%	103%	92%
木幡巧騎手	[0.1.0.1]	0.0%	50.0%	0%	120%
戸崎騎手	[0.1.1.3]	0.0%	40.0%	0%	142%
M.デムーロ騎手	[0.2.0.5]	0.0%	28.6%	0%	80%

※データ対象は2020年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

どの騎手も騎乗回数が少ない中で、北村宏騎手、木幡巧騎手、戸崎騎手が複勝率40.0%以上の好成績を収めています。ここは3人を対象騎手としましょう。

■京都芝外1400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[1.4.1.3]	11.1%	66.7%	65%	91%
城戸騎手	[1.0.1.1]	33.3%	66.7%	396%	253%
浜中騎手	[2.5.1.7]	13.3%	53.3%	46%	103%
佐々木騎手	[0.0.1.1]	0.0%	50.0%	0%	140%
川田騎手	[3.3.2.10]	16.7%	44.4%	40%	77%
松山騎手	[8.3.3.18]	25.0%	43.8%	134%	121%
斎藤騎手	[3.1.1.7]	25.0%	41.7%	124%	85%
鮫島駿騎手	[4.2.3.13]	18.2%	40.9%	116%	140%
岩田康騎手	[1.2.3.9]	6.7%	40.0%	958%	230%
北村友騎手	[3.5.1.16]	12.0%	36.0%	48%	61%

※データ対象は2020年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

先週のスワンSと同じコースです。浜中騎手、佐々木騎手、鮫島駿騎手の3人を対象騎手としましょう。

■京都ダート1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
C.デムーロ騎手	[1.1.1.0]	33.3%	100.0%	260%	156%
ルメール騎手	[7.6.4.7]	29.2%	70.8%	53%	102%
津村騎手	[1.0.1.1]	33.3%	66.7%	1133%	346%
川田騎手	[15.10.9.30]	23.4%	53.1%	62%	73%
三浦騎手	[2.0.0.2]	50.0%	50.0%	610%	135%
戸崎騎手	[1.1.0.2]	25.0%	50.0%	110%	70%
横山和騎手	[0.3.5.8]	0.0%	50.0%	0%	90%
武豊騎手	[12.14.4.38]	17.6%	44.1%	46%	64%
松山騎手	[22.16.16.76]	16.9%	41.5%	65%	79%
坂井騎手	[23.13.14.95]	15.9%	34.5%	54%	62%

※データ対象は2020年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

横山和騎手、松山騎手の2人を対象騎手とします。

→天皇賞･秋で【穴ぐさ】タスティエーラが9番人気②着!←

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残念ながら厳選馬が不発…

先週の馬体重500kg以上マル外は、3場のダートで[1.1.0.8](複勝率20.0%、単勝回収率29%、複勝回収率25%)とイマイチ。馬券圏内に入った2頭も1番人気と2番人気ということで、回収率も伸びませんでした。

｢厳選馬｣に指名していたペルセウスSのソニックスターも1番人気⑬着と不発。道中のポジションがこれまでのレースよりも後方になっていたので、初の1400mのレースに戸惑ったかもしれません。次は距離を延ばしてきそうですから、次走の巻き返しに期待します。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

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続いて観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

26日東京4R(新馬戦、芝1400m)でシスキン産駒のブルーベリーフィズが1番人気②着。この馬を軸にして、馬連13.1倍が的中しました。

▲26日東京4Rは5→8→1で決着

シスキン産駒の現2歳世代は、JRAに登録しているのがわずか6頭。そのうち延べ5頭が出走して、この好成績です。産駒数が増える来年以降はさらなる活躍が期待できそうです。

ちなみに、26日東京4Rで4番人気①着だったルージュラナキラは以前、観測種牡馬に入れていたアドマイヤマーズ産駒。産駒が人気を背負うようになり、回収率が下がってきたので観測種牡馬から外しましたが、やはり走りますね。実は芝の単勝回収率が123%まで盛り返しています。観測種牡馬への復活もあるかもしれません。

■芝

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
モーリス	[14.6.7.48]	310%	132%
オルフェーヴル	[4.7.5.26]	204%	108%
シスキン	[2.3.0.2]	141%	95%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
ミッキーアイル	[4.3.1.14]	85%	55%
イントゥミスチーフ	[4.3.1.1]	131%	115%
キズナ	[2.1.2.5]	479%	137%

先週は芝のオルフェーヴル産駒が[1.1.0.1]。26日東京2R(未勝利戦、芝2000m)でリアライズオーラムが2番人気①着、ピエナフェーヴルが3番人気②着となり、オルフェーヴル産駒によるワンツーでした。この世代の芝では延べ42頭が出走して、1番人気になった馬は2頭だけ。これが高い回収率に繋がっているようです。美味しい馬券を運んできてもらいましょう。

 

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