どうも! “馬迷男" 八木たかおです! サウジカップデーで日本馬が4勝。特にフォーエバーヤングのサウジカップ制覇はお見事でした。藤田晋オーナーはサウジカップに加え、ネオムターフカップをシンエンペラーで勝ち、サウジダービーではシンフォーエバーが②着。JRAが定める今年のレートで換算すると18億550万円を一夜で獲得したことになるそうです。すごっ! “引きの強さ"に驚きですね。

藤田晋オーナーはサイバーエージェントの代表取締役社長で、同社は人気コンテンツ｢ウマ娘｣を手掛けています。ゲームやアニメに登場するウマ娘たちの声(キャラクターボイス)は、それぞれ女性声優さんが担当中。僕はここ数年、声優さんのラジオ番組などをいくつか構成させてもらい、一緒に仕事した声優さんも｢ウマ娘｣で声を務めています。先週も知り合いの声優さんが担当することが新たに発表されて、｢よかったねー! がんばって!｣などとやり取りしたばかり。いつか｢ウマ娘｣にもフォーエバーヤングが登場するはず。知り合いにも引きの強さを見せてもらって、フォーエバーヤング役をゲットしてもらいたいと、今から願っています。

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阪急杯で対象騎手から万馬券的中!

先々週の3重賞全勝の勢いを保ち、先週も対象騎手が活躍。ダイヤモンドSでは戸崎騎手騎乗のヘデントールが1番人気①着、阪急杯では斎藤騎手騎乗のアサカラキングが2番人気②着、浜中騎手騎乗のソーダズリングが3番人気③着、小倉大賞典では丹内騎手騎乗のロングランが4番人気①着でした。複数の騎手がサウジカップデー参戦のため遠征中でしたが、対象騎手の皆さんがコース相性の良さを発揮してくれました。

馬券は阪急杯のアサカラキングとソーダズリングから2頭軸総流しにして3連複107.4倍が的中!

▲阪急杯は16→6→13で決着

さらに小倉大賞典もロングランから総流しにして馬連39.9倍が的中しました。

▲小倉大賞典は2→10→8で決着

今週は中山、阪神が開幕し、春競馬がスタート。中山記念(中山芝1800m)、チューリップ賞(阪神芝外1600m)、オーシャンS(中山芝1200m)の3重賞が行われます。当該コースにおいて、好成績を収めている騎手をチェックしましょう。対象期間は昨年以降です。なお、リストアップする騎手は対象期間内に2度以上、馬券圏内に入っている騎手としています。

■中山芝1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[4.3.4.3]	28.6%	78.6%	81%	108%
岩田望騎手	[1.1.1.2]	20.0%	60.0%	176%	152%
横山武騎手	[5.4.3.10]	22.7%	54.5%	149%	141%
戸崎騎手	[5.3.2.15]	20.0%	40.0%	111%	87%
菅原明騎手	[2.2.6.15]	8.0%	40.0%	24%	71%
横山典騎手	[2.0.0.3]	40.0%	40.0%	382%	124%
坂井騎手	[1.0.1.3]	20.0%	40.0%	80%	86%

※データ対象は2024年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

騎乗予定馬がいる中で複勝率上位のルメール騎手、戸崎騎手、菅原明騎手、横山典騎手の4人を対象騎手とします。

■阪神芝外1600mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
藤岡佑騎手	[0.2.1.2]	0.0%	60.0%	0%	260%
坂井騎手	[1.1.2.3]	14.3%	57.1%	92%	131%
M.デムーロ騎手	[1.2.1.4]	12.5%	50.0%	58%	136%
武豊騎手	[2.1.0.6]	22.2%	33.3%	201%	82%
北村友騎手	[1.0.1.4]	16.7%	33.3%	141%	255%

※データ対象は2024年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

坂井騎手、武豊騎手、北村友騎手の3人を対象騎手としましょう。

■中山芝1200mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
坂井騎手	[2.1.1.3]	28.6%	57.1%	150%	105%
木幡初騎手	[0.1.1.2]	0.0%	50.0%	0%	210%
ルメール騎手	[1.1.1.4]	14.3%	42.9%	20%	84%
横山武騎手	[4.3.3.14]	16.7%	41.7%	49%	77%
西村淳騎手	[1.0.1.3]	20.0%	40.0%	570%	202%
戸崎騎手	[8.0.1.15]	33.3%	37.5%	132%	64%
菅原明騎手	[3.2.4.15]	12.5%	37.5%	38%	110%

※データ対象は2024年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

ルメール騎手、横山武騎手、戸崎騎手、菅原明騎手の4人を対象騎手とします。

→ダイヤモンドSで【穴ぐさ】ヴェルミセルが10番人気③着!←

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小倉大賞典で対象馬が12番人気③着!

先週は9鞍に対象馬がいて[5.2.3.12]の好成績でした。フェブラリーSでコスタノヴァが2番人気①着、サンライズジパングが5番人気②着のワンツーを決めたほか、小倉大賞典ではラケマーダが12番人気③着、山城Sでキャプテンシーが7番人気②着、ブリュットミレジメが6番人気③着と人気薄で好走。また、金蹄Sでサクラトップリアルが2番人気①着、ハギノサステナブルが1番人気③着、ヒヤシンスSでルクソールカフェが1番人気①着となり、アメジストS、河原町Sでも対象馬が勝利しました。

馬券はヒヤシンスSの3連単139.2倍が的中! このレースはルクソールカフェが①着、プロミストジーンが2番人気②着で、2頭とも｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣の対象馬となっていました。③着が9番人気のドンインザムードだったため、配当が万馬券に届きました。3連単フォーメーション24点買いで、オッズは3連単1番人気が31.1倍だったのでトリガミが発生しない状況。この新馬券術としては嬉しい“サービスレース"でした。

▲ヒヤシンスSは9→3→7で決着

金蹄Sで1番人気③着だったハギノサステナブルは｢厳選馬｣に指名していました。今回はメンバー中4位タイの上がりで馬券圏内を確保。3勝クラスに上がってから②②③着ですから、馬券の軸として頼りになる存在です。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

先週は対象馬が好調でしたが、今週は中山、阪神が開幕週。芝のレースは馬場状態をしっかりチェックした上で、対象馬を絡めた馬券購入を考えたいところです。

そして、｢今週の厳選馬｣に指名するのは伊丹Sのジンセイ。京都ダート→阪神ダートの転戦となるので『直線距離延長』の｢〇｣付きとなります。

前走は平場の2勝クラスでダートに初挑戦。メンバー中最速の上がりで突き抜けて、②着に7馬身、1秒1差をつける快勝。まだまだ上を目指せそうな勝ちっぷりでした。過去の中1週は①③着なので、昇級戦を克服できればジンセイの今後の“馬生“への期待が、伊丹空港から飛び立つ旅客機からの視界のようにグンと広がりそうです。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきましょう。先述の通り、ヒヤシンスSの対象馬だったルクソールカフェが1番人気①着、プロミストジーンが2番人気②着となり、マーガレットSのモジャーリオは4番人気⑤着でした。これで対象馬の成績は[6.8.4.33](勝率11.8%、複勝率35.3%)となっています。

今週の対象馬はチューリップ賞がマイエレメント、すみれSがファイアンクランツです。

→ダイヤモンドSで【穴ぐさ】ヴェルミセルが10番人気③着!←

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対象馬がヒヤシンスSを快勝!

先週の馬体重500kg以上マル外は、ダートで[2.2.0.4](複勝率50.0%)。この新馬券術の対象馬も好調でした。

該当する8頭のうち、6頭は1600m以下のレースで、その成績は[2.1.0.3]となります。ヒヤシンスSを勝ったルクソールカフェも馬体重534kgでの出走で、対象馬となっていました。今週は小倉最終週はもちろん、開幕する中山、阪神も短距離に絞って狙っていきます。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

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続いて観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

22日京都3R(未勝利戦、ダート1900m)でキズナ産駒のアメリカンバーが1番人気②着。この馬を軸にして3連複8.1倍が的中し、追加馬券でプラス収支に持ち込めました。

▲22日京都3Rは9→2→10で決着

■芝

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
モーリス	[23.11.12.103]	188%	105%
オルフェーヴル	[7.9.10.66]	127%	115%
シスキン	[3.4.0.4]	108%	80%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
イントゥミスチーフ	[6.3.1.2]	127%	108%
レッドファルクス	[5.3.5.17]	938%	353%
キズナ	[4.9.6.40]	102%	88%

先週はダートのキズナ産駒がアメリカンバーを含めて②着2回。そして芝のモーリス産駒が1勝、②着1回でした。②着になったのは23日小倉5R(未勝利戦、芝2000m)のホースワンで6番人気でした。

現3歳世代のモーリス産駒は芝の新馬戦、未勝利戦で1番人気になった時は[11.2.1.4](複勝率77.8%、単勝回収率151%、複勝回収率101%)と安定していますが、ホースワンのように人気薄の馬も頑張ってくれます。先週で新馬戦が終了し、今後は未勝利戦で初出走となる馬が増えてきます。流れが変わる可能性もありそうですが、芝のモーリス産駒には頼らせてもらい、好配当ゲットに繋げたいところです。

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そして、3月3日(日)で7人の調教師が定年引退を迎え、1人が勇退されます。例年、好走が目立つ引退前調教師の管理馬を当コラムでは馬券的に狙ってきました。

先週は23日小倉8Rで鮫島厩舎のアイファーキャップが4番人気③着。この馬を馬券の軸にして3連複13.2倍が的中しました。

▲23日小倉8Rは3→9→4で決着

今週も重賞に引退前調教師の馬が出走してきますし、個人的に注目している音無調教師のJRA通算1000勝まではあと4勝。地方･海外での勝利を含めば通算1000勝を超えていますし、土日2日間で4勝はかなり大変だということは重々承知の上で、節目の勝利到達に期待しつつ、馬券を買いたいと思います。

今週は引退を控えた調教師の管理馬に｢引｣を付けますので、ご注目ください。
 

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