どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 当コラムではこの1ヶ月ほど、引退前調教師の管理馬を狙い続けてきました。引退当週となった先週は、文末まとめに｢引｣マークを導入しましたが、想像以上の大挙出走に驚きましたw やっぱり最終週は気合いの入り方が違いますね。目立ったところでは、河内厩舎のアスクドゥポルテが関門橋Sで8番人気①着、ウォーターガーベラがチューリップ賞で7番人気②着、藤沢則厩舎のパクスロマーナが2日小倉7Rで14番人気①着などの激走があり、｢これはやはり来年も忘れず狙うべき!｣という思いが湧きました。

そして今週は9人の調教師が新規開業。元騎手の田中勝春調教師、秋山真一郎調教師、JRA史上初の女性調教師となる前川恭子調教師ら、楽しみな顔ぶれです。すでに新人騎手7人は先週デビュー。プロとしての第一歩を踏み出しています。別れと出会いの春を繰り返しながら、僕たち競馬ファンもキャリアを積み重ねていきましょう。

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オーシャンS、チューリップ賞で対象騎手が激走!

先週も対象騎手が3重賞で馬券圏内に突入。中山記念ではルメール騎手騎乗のシックスペンスが2番人気①着、チューリップ賞では武豊騎手騎乗のウォーターガーベラが7番人気②着、オーシャンSでは横山武騎手騎乗のウイングレイテストが6番人気③着でした。

馬券はシックスペンスを馬券の軸にして中山記念の3連複13.6倍が的中したのですが、残念ながら僅かにトリガミでした…。

▲中山記念は1→4→8で決着

今週は弥生賞ディープインパクト記念(中山芝2000m)、フィリーズレビュー(阪神芝1400m)、中山牝馬S(中山芝1800m)の3重賞が行われます。当該コースにおいて、好成績を収めている騎手をチェックしましょう。対象期間は昨年以降です。なお、リストアップする騎手は対象期間内に2度以上、馬券圏内に入っている騎手としています。

■中山芝2000mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
川田騎手	[1.2.2.3]	12.5%	62.5%	30%	93%
M.デムーロ騎手	[1.1.2.3]	14.3%	57.1%	498%	221%
横山典騎手	[1.0.1.2]	25.0%	50.0%	287%	117%
ルメール騎手	[6.0.6.14]	23.1%	46.2%	58%	61%
横山武騎手	[7.4.4.20]	20.0%	42.9%	73%	78%
武豊騎手	[1.1.1.4]	14.3%	42.9%	127%	91%

※データ対象は2024年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

川田騎手、横山典騎手、ルメール騎手、横山武騎手を対象騎手とします。

■阪神芝1400mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
菅原明騎手	[1.1.0.0]	50.0%	100.0%	1905%	930%
川田騎手	[1.1.0.0]	50.0%	100.0%	205%	140%
古川吉騎手	[0.0.2.0]	0.0%	100.0%	0%	370%
北村友騎手	[0.1.1.1]	0.0%	66.7%	0%	146%
松山騎手	[2.1.0.2]	40.0%	60.0%	118%	106%
鮫島駿騎手	[2.0.2.3]	28.6%	57.1%	138%	120%
岩田望騎手	[1.0.1.4]	16.7%	33.3%	101%	96%
池添騎手	[0.1.1.4]	0.0%	33.3%	0%	66%

※データ対象は2024年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

複勝率上位の川田騎手、北村友騎手、松山騎手、池添騎手の4人を対象騎手とします。

■中山芝1800mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[5.3.4.5]	29.4%	70.6%	85%	97%
岩田望騎手	[1.1.1.2]	20.0%	60.0%	176%	152%
横山武騎手	[5.5.4.10]	20.8%	58.3%	136%	138%
団野騎手	[0.1.1.2]	0.0%	50.0%	0%	72%
岩田康騎手	[1.1.1.4]	14.3%	42.9%	375%	190%
戸崎騎手	[6.3.2.18]	20.7%	37.9%	104%	79%
菅原明騎手	[2.2.6.17]	7.4%	37.0%	22%	65%
三浦騎手	[2.1.1.8]	16.7%	33.3%	147%	76%
横山典騎手	[2.0.0.4]	33.3%	33.3%	318%	103%
横山琉騎手	[0.2.0.4]	0.0%	33.3%	0%	616%
佐々木騎手	[0.2.0.4]	0.0%	33.3%	0%	66%

※データ対象は2024年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

まずは横山武騎手、戸崎騎手、菅原明騎手をピックアップ。そして、横山琉騎手と佐々木騎手は着別度数が全く同じ数字ですが、複勝回収率の高さに注目して、横山琉騎手を加えた4人を対象騎手とします。

→チューリップ賞で【穴ぐさ】クリノメイが9番人気①着!←

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中山記念、チューリップ賞で対象馬が馬券圏内!

先週は6鞍に対象馬がいて[1.3.3.5]でした。中山記念でエコロヴァルツが3番人気②着、チューリップ賞でビップデイジーが1番人気③着と重賞で好走したほか、すみれS、伊丹S、阪神競馬場リニューアルオープン記念でも対象馬が好走。中山、阪神は開幕週でしたが、芝のレースでも頑張ってくれました。

伊丹Sで1番人気②着のジンセイは｢今週の厳選馬｣に指名していました。今回はメンバー中最速の上がり36秒3という末脚を発揮。勝ち馬にはクビ差及びませんでしたが、高い能力の一端を見せてくれました。

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして｢今週の厳選馬｣に指名するのは湾岸Sのホウオウムサシ。前走･迎春Sは後方2頭目のポジションからメンバー中最速の上がりで追い込んで③着でした。前走に続いて中山芝への出走となるので、最も期待できる『直線距離が同じ』の｢★｣付きとなります。

前走は勝ち馬には0秒2差をつけられましたが、②着アドマイヤサジーとはタイム差無しのクビ差。3勝クラスへの昇級初戦としては上出来の内容でした。クラス2戦目の今回は慣れも見込めるでしょうし、中山芝2500mは前々走で勝ち上がった条件。さらに、前々走で記録した勝ち時計は、芝2500mの持ち時計としてメンバー中1位です。ここは善戦以上の走りを期待します。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきましょう。すみれSのファイアンクランツは1番人気②着、チューリップ賞のマイエレメントは2番人気⑪着でした。これで対象馬の成績は[6.9.4.34](勝率11.3%、複勝率35.8%)となっています。

今週の対象馬は弥生賞ディープインパクト記念がミュージアムマイルとレディネス、フィリーズレビューがショウナンザナドゥとチギリです。

→チューリップ賞で【穴ぐさ】クリノメイが9番人気①着!←

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全体は不振ながら対象馬から馬券的中!

先週の馬体重500kg以上マル外は、ダート全距離で[0.1.0.5](複勝率16.7%、複勝回収率23%)と振るいませんでした。

しかし、ただ1頭の好走馬によって馬券を的中させることができました。1日中山12Rは馬体重520kgで出走したソレルビュレットが1番人気②着。この馬を馬券の軸にして3連複17.4倍が的中です。

▲1日中山12Rは10→3→4で決着

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

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続いて観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
モーリス	[23.11.12.105]	186%	103%
オルフェーヴル	[8.9.10.69]	378%	156%
シスキン	[3.4.0.4]	108%	80%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
イントゥミスチーフ	[6.3.1.2]	127%	108%
レッドファルクス	[5.3.5.19]	879%	331%
キズナ	[4.9.6.41]	100%	87%

先週は芝の観測種牡馬の産駒に大激走馬が出現しました。1日小倉1R(未勝利戦、芝1800m)でオルフェーヴル産駒のメイショウピリカがシンガリ16番人気で①着。単勝246.2倍、複勝44.9倍という、土曜最初のレースから衝撃の高配当でした。

過去2走⑩⑪着からの大変身。普通に考えると買いづらいところですが、観測種牡馬の産駒であれば、あるいは…。 今後も観測種牡馬の産駒の活躍に期待します。

 

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