どうも! “馬迷男" 八木たかおです! 皆さん、日本ダービーお疲れ様でした! さあ、早くも今週から2歳新馬戦がスタートして、来年の日本ダービーへの闘いが始まります。JRAさんは休ませてくれませんよw

これまで幾度も書いてきましたが、今年の2歳は芝のシスキン産駒に注目したいと思います。初年度産駒となる現3歳世代は血統登録された産駒がわずか7頭だけですが、その成績は新馬戦･未勝利戦に限ると[4.4.0.5](単勝回収率103%)という優秀な数字ですし、中でもテリオスララは萩Sを勝った後、阪神JFで③着に健闘しました。今年の2歳世代に関して、血統登録数は45頭ほど。去年の6倍以上です。“シスキン旋風“に期待しています。

そして、今週から3歳馬vs.古馬の闘いもスタート。当コラムでは、かつて｢夏競馬は敢えて古馬に注目作戦｣を展開して、まずまずの的中馬券をゲットしてきました。狙える古馬の条件をおさらいしておきましょう。


でも、やっぱり第1ラウンドの6月は、降級制度が廃止された影響もあって、3歳馬優位な気がするんですよねぇ。負担重量のルールが変更された2024年以降で、6月の3歳以上の芝･ダートにおける3歳馬vs.古馬の成績を調べてみました。

■2024年以降、6月の3歳以上の芝

年齢	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
3歳	[47.33.24.181]	16.5%	36.5%	59%	64%
4歳	[21.35.36.296]	5.4%	23.7%	53%	90%
5歳	[13.14.18.209]	5.1%	17.7%	41%	58%
6歳	[7.3.9.103]	5.7%	15.7%	71%	78%
7歳以上	[0.4.0.47]	0.0%	7.8%	0%	29%

■2024年以降、6月の3歳以上のダート

年齢	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
3歳	[43.31.24.203]	14.3%	32.6%	147%	76%
4歳	[22.29.32.291]	5.9%	22.2%	77%	75%
5歳	[8.13.13.202]	3.46%	14.4%	48%	72%
6歳	[2.2.3.78]	2.4%	8.2%	25%	21%
7歳以上	[0.0.3.50]	0.0%	5.7%	0%	62%

やはり芝･ダート共に3歳馬が優勢。でも、複勝率を見ると4歳馬もだいたい4頭に1頭が馬券圏内に入っています。これを馬券に入れられるかどうかが、6月のポイントになりそうです。｢夏競馬は敢えて古馬に注目作戦｣を活用して、美味しい馬券をゲットしていきましょう!

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対象馬の好走により7万馬券的中!

先週の馬体重500kg以上マル外は、ダート全距離で[1.1.1.1](勝率25.0%、複勝率75.0%、複勝回収率197%)の好成績でした。1日東京5R(3歳1勝クラス、ダート1400m)は馬体重500kgちょうどで出走したレーティッシュが2番人気②着。この馬を馬券に入れて、3連単フォーメーションを組んだところ、716.3倍が的中しました! さらに、この馬から流した馬連9.3倍も的中です。

このレースは、4→2→8番人気の決着。③着に入った8番人気を馬券に入れていた理由は、まず初ブリンカー。そして、前走は⑪着でしたが、前々走は未勝利戦①着だったので、一度の凡走で見放さず、変わり身に期待しました。

▲1日東京5Rは8→3→10で決着

この新馬券術では東京ダートとの相性の良さが目につきますが、先週は東京ダートに2頭が出走して、先述のレーティッシュのほかに、アハルテケSにウェイワードアクトが540kgで出走して1番人気①着。先週は東京ダートで連対率100%でした。東京開催は今週を含めて、あと3週続きます。引き続き、馬体重500kg以上マル外の活躍を狙っていきます。

文末まとめに、各場のダートに前走馬体重500kg以上のマル外が出走する場合は、馬名の前に｢外｣をつけて掲載しています。

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葵Sで対象騎手が15番人気①着!

先週は3重賞全てで、対象騎手が人気薄で馬券圏内に入った上、16頭立てブービー人気での大激走もありました。その大激走は葵Sで15番人気①着となった岩田望騎手騎乗のアブキールベイ。また、日本ダービーではルメール騎手騎乗のショウヘイが6番人気③着、目黒記念では戸崎騎手騎乗のホーエリートが6番人気②着でした。

今週の重賞は、日曜に安田記念(東京芝1600m)の1レースのみ。重賞が1レースだけというのは、近年では珍しい週ですね。

当該コースにおいて、好成績を収めている騎手をチェックしましょう。対象期間は昨年以降です。なお、リストアップする騎手は対象期間内に2度以上、馬券圏内に入っている騎手としています。

■東京芝1600mで注目したい騎手

騎手	着別度数	勝率	複勝率	単回 収率	複回 収率
ルメール騎手	[21.12.8.20]	34.4%	67.2%	97%	97%
戸崎騎手	[12.8.6.33]	20.3%	44.1%	106%	80%
吉田豊騎手	[1.3.8.18]	3.3%	40.0%	21%	210%
武豊騎手	[0.5.0.8]	0.0%	38.5%	0%	96%
川田騎手	[4.1.1.10]	25.0%	37.5%	62%	58%

※データ対象は2024年以降。黄地は当該重賞に騎乗予定あり

成績的にはルメール騎手が頭ひとつ抜けている印象。戸崎騎手、武豊騎手、川田騎手を加えた4人を対象騎手とします。

→目黒記念、葵Sで【穴ぐさ】が激走!←

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ダービー、目黒記念で対象馬が好走!

先週は10鞍に対象馬がいて[3.0.5.23]でした。日本ダービーでショウヘイが6番人気③着、目黒記念でアドマイヤテラが1番人気①着、マイネルクリソーラが9番人気③着と2つの重賞で活躍。そのほか、薫風Sでダノンザボルケーノが2番人気①着、リバートゥルーが6番人気③着、むらさき賞でメリオーレムが1番人気①着、ニシノライコウが6番人気③着、安土城Sでアスクワンタイムが10番人気③着でした。

馬券は薫風Sのダノンザボルケーノの複勝1.8倍、むらさき賞の複勝2.9倍、3連複35.9倍が的中しました。複勝が多いのは、この日は複勝ころがしにチャレンジしていたためです。600円からスタートして、むらさき賞が3ころ目でしたから上出来でした。

▲薫風Sは15→11→8で決着

▲むらさき賞は7→12→2で決着

むらさき賞のニシノライコウは｢厳選馬｣に指名していました。メンバー中3位タイの上がりで、しぶとく末脚を伸ばして接戦になった③着争いを制してくれました。6番人気を｢厳選馬｣に指名して好走してくれた上、馬券も的中できました。複勝ころがしも楽しいですねw

◆各競馬場の直線距離による分類

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単･馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります。『直線距離延長』の｢○｣付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして、｢今週の厳選馬｣に指名するのは垂水Sのエセルフリーダです。前走･館山特別はメンバー中最速の上がりで②着に0秒3差をつける快勝でした。中山芝→阪神芝内回りへの転戦となるので、『直線距離延長』の｢○｣付きとなります。

前走は内々を回ったとはいえ、直線では力強い末脚で抜け切る勝ちっぷり。デビュー以来の成績が[3.3.1.2]と安定していて、相手なりに走れそうなタイプとみました。初の長距離輸送をこなしてくれれば、3勝クラスへの昇級初戦でも通用しておかしくありません。

｢3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も振り返っておきましょう。日本ダービーのファンダムは4番人気⑭着、白百合Sのキングメーカーは2番人気⑦着、葵Sのウイントワイライトは1番人気⑬着、鳳雛Sのサンコンクエストは7番人気⑤着、エコロスパーダは1番人気⑥着でした。

これで対象馬の成績は[13.14.5.60](勝率14.1%、複勝率34.8%)となっています。今週は3歳OPのレースはありません。

→目黒記念、葵Sで【穴ぐさ】が激走!←

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続いて観測種牡馬の情報です。回収率に重点を置いて、新馬戦&未勝利戦で好成績を挙げている種牡馬の観測を続けています。

■芝

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
モーリス	[25.16.18.146]	179%	101%
オルフェーヴル	[11.13.11.106]	275%	124%
ダノンバラード	[8.11.5.107]	229%	134%
モズアスコット	[8.3.8.80]	158%	86%
グレーターロンドン	[8.2.3.32]	350%	152%
シスキン	[4.4.0.5]	103%	76%

■ダート

種牡馬	着別度数	単回 収率	複回 収率
イントゥミスチーフ	[7.3.1.5]	104%	88%
レッドファルクス	[6.3.7.26]	677%	267%

先週は1日京都5R(3歳未勝利戦、芝2400m)で、オルフェーヴル産駒のコパカバーナが11番人気③着の激走。複勝10.0倍でした。

このレース、オルフェーヴル産駒が2頭出走していて、僕はもう1頭の方から馬券を購入していたのですが、レース後は｢そっちかーい…｣と呟くことになりました。ま、“競馬あるある"ですね。

さて、今週から2歳新馬戦がスタートします。勢力図に変化はあるんでしょうか。どの種牡馬の産駒が好成績を収めていくのか、楽しみが尽きません。当コラムの期待はシスキン産駒です。

 

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