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口取りに当たったら、まずは事前のシミュレーションが大事!?

前回、編集部員の出資馬イリデッセンス佐々木厩舎からノーザンファームしがらきに出るところまでお伝えしました。その後、ノーザンファームしがらきからも情報が届きましたので、まずはこちらからお伝えします。まずは7月3日の情報から。

在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
調教内容:周回コースでハッキング、キャンター
次走予定:小倉開催後半

厩舎長「特に状態に関しては問題なさそうなので、今朝から周回コースで調教を開始しました。佐々木晶師からは小倉開催の後半で使うので、状態に変わりなければ進めておいてくださいと連絡をいただいています。8月に入ってから戻ることになると思うので、徐々に進めて行きたいと思います。馬体重は470kgです」

驚くほど順調そのものですね。イリデッセンスの近況を見たピットさんからこんなメッセージが届いたほどです。

イリデッセンス、順調ですね。僕もシルクに今年入会しましたが、まだ北海道です。うらやましい!」

他の編集部員の出資馬を振り返っても、喉鳴り、骨折などで順調さを欠いたケースもありました。ただ、この時期に順調でなかった馬でも後の名馬は数多く出ていますから、焦る必要はないと思いますよ。

続いて、7月10日の情報です。

在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
調教内容:周回コースでハッキング、キャンター
次走予定:小倉開催後半

厩舎長「ダイワメジャー産駒にしては落ち着きがあって、とても素直な馬ですね。放牧後も全く状態に変わりありませんし、予定している小倉開催後半に向けて順調そのものです。馬体重は490kgです」

たった1週間で20kgも体重が増えました。やはり初めてトレセンに入り、ゲート試験を受けるというのはストレスもあったようで、それから解放されたことは大きいようですね。一度放牧に出した佐々木師の判断、さすがだと思います。

そういえば、今年の2歳戦はダイワメジャー産駒が絶好調で、7月12日の時点ですでに7頭が新馬勝ち。そのうち、6頭が牝馬です。ダイワメジャー牝馬のG1勝ちはまだありませんが、今年の2歳馬がそれを達成するかも? もしかしたらそれはイリデッセンスかも? この時期、夢を見るのは自由です(笑)。

ということで、イリデッセンスが初勝利を迎えた時のために(?)、今回はユーザーの皆さんに「口取り時のエピソード、注意点」をお伺いしました。その回答をご紹介しましょう。

84さん
「集合場所が、総合インフォメーション前で、1位入線後1分以内での集合なので、なるべく近くにいるのが良いと思います!自分はレース写真も撮っているのでいつも集合時間ぎりぎりになります!」

とむきゃっとさん
「東京競馬場は、会員集合場所からウィナーズサークルまで遠い」

基本的な流れは、出資馬が1位入線したら集合場所に集合し、クラブスタッフの誘導に従って口取りに向かうことになります。集合場所は各競馬場やクラブによって違う場合がありますので、確認しておきましょう。

入線後から集合までほとんど時間がありませんので、現地に来たら「勝ったらどう動くか」を考えておいた方がいいと思います。遅れると他の会員さんや所属クラブ、ひいては他のクラブの方々にも迷惑になりますので、時間厳守しましょう!

それほど入念にシミュレーションしても、こういう方もいらっしゃいます。ちなみに自分もそうです(笑)。

himさん
「口取り権利は何度かゲットしたことがありますが、これまで一度も成就したことがありません(-_-;)。それでも頭の中でシミュレーションしてるときに気をつけてることは(笑)、集合場所に集合時間に間に合うよう、その近くで観戦することですね。それが現実のものになることを今は祈るばかりです(~人~)(笑)」

もじゃさん
「口取りが当たったレースに限って勝てない(笑)」

口取り時は傘を含めて荷物は持てないので、最初から持って行かないか、事前にサービスカウンターで預けることも重要です。が、自分もまだそのような準備が実を結んだことはありません! お互い頑張りましょう!

一方で、こんな運の良い方も。

まるひろダービーさん
「私の口取りエピソードはキャロットクラブに入会して、初出資したリーガルプレゼンスの500万下のレースでした。とても痺れるレースでしたので頭のなかは真っ白でした。キャロットクラブの場合は2列に並んで地下馬道を歩きます。その時先頭を歩いたおかげで柴山騎手の隣で口取りできました。その時、リーガルの右側に他の会員さんが並んだのですが柴山騎手が、『両側に並んで差し上げたらいいのになぁ』と優しい言葉を話していらっしゃいました。私にとって初出資のリーガルプレゼンスは残念ながら骨折して引退となりましたが、出走し、口取り抽選に当たり、レースに勝利というとても低い確率を突破してくれた一生忘れられない馬で心から感謝しています」

ヒロ兄さん
「運良く何度か愛馬のG1レースで口取り式に参加させていただきましたが、横一列に何十人も並んだメディアの方々の写真撮影などで緊張しまくりでした(^^;;。しかし時間が経つにつれ、愛馬に対する喜びと感謝で胸が一杯になりました」

セルフィさん
「先日シルクHCに入会して初めて勝利&口取りに参加することができました。3歳になってようやく挙げることができた勝利でしたが、POGでG1を勝った時なんて比べものにならないくらい嬉しかったです。緊張してあまり覚えていませんが(笑)」

うらやましい! 今はローカル開催ですから、中央4場よりも口取りの抽選が当たりやすい場合が多いようです。口取りは一口の楽しみの中でも大きなウエイトを占めますから、もしチャンスがあればぜひ応募してみて下さい。

メッセージを下さった皆さん、ありがとうございました!

※次回は8月7日(金)の更新を予定しています。

イリデッセンスの情報は現在発売中のサラブレ8月号にも掲載されています。トレセン在厩時の写真も掲載されていますので、ぜひこちらもお願いします!