| 在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき 調教内容:周回コースでハッキング、キャンター 次走予定:9月6日メイクデビュー小倉・芝1800m 厩舎長「状態も良く、順調に調教を行っています。佐々木師から『近い内に帰厩させる段取りをするので、このまま進めて下さい』と先日指示が出ましたので、15-15も取り入れて帰厩に備えたいと思います。馬体重は492kgです」 佐々木師「今週、牧場に行って状態を確認してきましたが、順調に進められていますし、8月上旬から中旬辺りに帰厩させ、9月6日のメイクデビュー小倉・芝1800mでデビューさせたいと考えています。早めにいい乗り役を確保したいと思います」 |
いよいよデビュー予定日とレースが具体的に決まりましたね。小倉芝1800mの2歳新馬戦といえば、今年の宝塚記念を制したラブリーデイをはじめ、イリデッセンスが所属する佐々木厩舎のインティライミ、その他にもウインバリアシオン、トウカイトリックなどがデビュー勝ちを収めています。もちろん、勝てるかどうかはまだ分かりませんが(笑)。
そして、8月5日に帰厩のお知らせが届きました!
| 5(水)に栗東トレセンへ帰厩しています。 |
デビューへのカウントダウンが始まりました。あとは無事に行ってくれることを祈るのみですね。
そして、デビューも間近になってきましたので、ここで入会、出資、デビューという一口クラブの一連の流れを経て、経費がいくらかかるのかを計算してみることにしました。まずは以下の表をご覧下さい。2015年6月分(7月末に請求)までかかった経費をまとめてあります(全て税込)。
| 経費 | 金額 |
| 入会金 | 10,800 |
| 月会費(2014年10月～) | 29,160 |
| 馬代金(一括のため2%引き) | 49,000 |
| 保険料 |
1,500 |
| 預託料(2015年1月～) |
4,846 |
|
合計 |
95,306 |
各項目を改めて説明すると、入会金はその名の通り入会時に必要な費用。月会費はシルクHCの場合はひと月3240円。2014年10月から発生します。
そして、ここからが出資する馬やクラブによって大きく変わってくるところです。
イリデッセンスは総額2500万円を500口募集のため、ひと口5万円になり、一括で支払いましたので2%の割引が適用されました。馬によって総額が変わりますし、クラブによって口数はまちまちですから、ここは予算に応じて選びましょう。保険出資金は出資金(5万円)の3%なので、1500円になります。
そして、いわゆる“カイバ代”といわれる預託料は、今年1月から発生。これは毎月変動します。その変動要因は在厩している場所ごとに変わる預託料、輸送費や故障をした場合の治療費など、さまざまです。ちなみにイリデッセンスの場合、北海道在厩中は1000円を超えませんでしたが、ノーザンファームしがらき→栗東トレセンと移動し、在厩場所が変わった6月分は1088円でした(下写真は6月分の請求&明細書です)。
なお、預託料も募集口数によって変わります。シルクHCの場合は500分の1ですが、たとえば400分の1のクラブの場合は上記の表の金額に1.25倍するとおよその金額が分かるのではないでしょうか。
いかがだったでしょうか? これから入会を考えている方にとって気になるのは、「デビューするまでどれくらいお金がかかるのか?」だと思います。これはあくまで一例ですが、参考になれば幸いです。
ところで、7月中旬にはシルクHCの2015年募集予定馬が発表されました。イリデッセンスの半妹(父ディープインパクト)も入っていますね。詳しいラインナップは次回紹介します!
※次回は8月21日(金)の更新を予定しています。
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