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イリデッセンスの3戦目は厳しい結果に…気持ちって大事ですね!

編集部員の出資馬イリデッセンスが11月29日にデビュー3戦目を迎えましたが……厳しい結果となってしまいました。レースの翌日に更新されたシルクHCのレポートからレースを振り返りましょう。

↑返し馬でのイリデッセンス(撮影/森鷹史)

レース:11月29日・2歳未勝利(京都芝1600m・14頭)
結果:7着(3番人気)

好スタートを決めましたが、行き脚が一息で道中は後方3番手あたりを追走、3・4コーナー中間から徐々に進出し、直線では大外からこの馬なりに追い上げたものの、上位争いには加われず7着でゴールしています。

藤岡康太騎手「返し馬の雰囲気も良かったですし、出来は前走以上だと感じていました。ゲートの出は良かったので、それなりの位置で競馬が出来ると思ったのですが、前回と違って自分から進んで行く所がありませんでした。あまり急かして馬のリズムが崩れてしまうといけないと思い、ジワジワ促しながら追走していきました。勝負処で仕掛けても反応が鈍くて、最後まで良い脚を使うことが出来ませんでした。追い切りの時も自分からフッと気を抜く所を見せていたので、少し走るのに嫌気を差してきているのかもしれませんね」

佐々木晶三調教師「18日の追い切りで終い15秒掛かってしまったので、予定を延ばしましましたが、今回の競馬を見る限り、気持ちが悪い方に向いてしまっているようです。状態に関しては、獣医師からも良い心臓をしていると褒めてもらいましたし、気持ちの問題がかなり影響していると思います。今の感じで続戦して余計に走らなくなってしまうといけないので、ここで一旦放牧に出して年明け以降の競馬を目指します。トレセンに戻って状態を確認して、変わりない様であればノーザンファームしがらきに放牧に出します」


↑レース後のイリデッセンス(写真/森鷹史)

残念でした……。前回お伝えしたように、1週前の調教で最後の1ハロンのタイムがかなりかかったために1週予定を延ばしての出走でした。直前の調教は問題なさそうだったのですが、やはり気持ちの問題が大きかったようですね。それにしても、競走馬の気持ちの問題がここまで結果に大きく影響を及ぼすとは、少なからず驚きでした。

それだけに、陣営の対応も早かったようです。12月2日にノーザンファームしがらきに放牧に出ることになりました。12月2日のクラブレポートは以下の通りです。

在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき 2日に放牧
調教内容:軽め調整
次走予定:未定

助手「今日(2日)、ノーザンファームしがらきに放牧に出ました。レース後も特に状態は変わりありませんでしたが、気持ちの面で悪い方に向いている感じなので、心身ともにリフレッシュさせることになりました。調教でもそのような所を見せていた所があったので、変に止めることを覚えるといけませんし、少し間隔を空ける方が良いと思います。状態に関しては本当に良くなっていただけに残念でしたが、この休養で気持ちがリセットしてくれると良いですね」

競走馬にもいろいろな性格があって、「走る方に気持ちが向かない」という厩舎関係者のコメントを聞くことは今までもよくありましたが……当事者となると余計に実感します。一方で身体的な面では変わりなかったようで、それは何よりですね。

12月4日にはノーザンファームしがらきからレポートが届きました。

在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
調教内容:ウォーキングマシン調整
次走予定:未定

厩舎長「2日に無事到着しています。馬体を見る限り、そこまで状態も悪くなさそうなので、気持ちの面をしっかりリフレッシュさせてあげようと思います。今朝は角馬場で歩様のチェックを行いましたが、落ち着きもありましたし、雰囲気は悪くなかったので、状態を見ながら進めていきたいと思います。馬体重は474kgです」

とにかくここで一度リフレッシュしてもらい、再度初勝利に向けて頑張ってもらいたいですね。

そういえば、これまでの2戦は5着以内で賞金が入っていましたが、今回は初めて6着以下に敗れることになりました。その場合、手当や配当はどうなるのか、クラブからの通知を待って皆さんにもお伝えしたいと思います!

※次回は12月25日(金)の更新を予定しています。

イリデッセンスの情報は13日発売予定のサラブレ1月号にも掲載されます。こちらもよろしくお願いします!