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サトノノブレスの半弟も! 即戦力が期待できる追加募集馬をチェック!

編集部員の出資馬イリデッセンスは初ダートの一戦となる(予定)の京都開催に向けて、ノーザンファームしがらきで英気を養っています。シルクHCの会員サイトに掲載された4月8日、15日の近況は以下の通りです。

4月8日
在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
調教内容:ウォーキングマシン調整
次走予定:5月京都開催

厩舎長「6日に無事到着しています。調教師から状態が変わりなければ1か月ほど間隔を空けて京都開催を目標に調整してほしいと指示を頂いています。見る限り疲れは感じませんし、今朝跨って感触を確かめましたが、レースの疲れで若干筋肉に張りがあるものの、大きな疲れはなさそうなので、様子を見ながら乗り出していきます。馬体重は474kgです」



4月15日
在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
調教内容:周回コースでハッキング、キャンター
次走予定:5月京都開催

厩舎長「状態も変わりありませんでしたので、今週から周回コースで調教を開始しています。調教師は今月末あたりに帰厩させて、2、3週間あたりで復帰させると仰っていました。次走はダートを試すと聞いていますが、長く脚を使うタイプですし、極端に揉まれなければ先行力のある馬なので、十分対応してくれそうです。馬体重は486kgです」

順調のようですね。先月末に開催されたドバイシーマクラシックで、半兄のラストインパクトが3着に健闘しました。イリデッセンスも追いつけ追い越せでいきたいところ。厩舎長が仰っているように先行力がある馬ですから、砂を被らずスムーズに運べれば力を出せそう。次こそ初勝利を期待します!

さて、イリデッセンスが所属するシルクHCでは、2015年度の第2回追加募集を開始するそうです。編集部員も興味がありますので、どんな馬かチェックしてみました。

1頭目はマイネナデシコの14(父ブラックタイド、母父サッカーボーイ)の牡馬。美浦・小島太厩舎に所属予定。募集総額は2400万円で、1口4万8000円です。

ブラックタイドといえば、昨年の菊花賞を制したキタサンブラックを出して勢いがある種牡馬。それ以外にもテイエムイナズマ、マイネルフロストなど、いろいろな距離で活躍する産駒を出していますね。

マイネナデシコの14は昨年のサマーセールで落札されています。サマーセール出身馬といえば、昨年の年度代表馬モーリス(2012年1歳セール)と同じですね。

2頭目はシャラントレディの14(父ワークフォース、母父フジキセキ)の牡馬。美浦・和田一厩舎に所属予定。募集総額は1500万円で、1口3万円です。

母父フジキセキのワークフォース産駒といえば、先日のチューリップ賞で4着に健闘したクィーンズベストと同じ配合。こちらは母の半兄がカフェオリンポス(04年ジャパンダートダービー勝ち)ですから、ダートでも面白そうです。

3頭目はクライウィズジョイの14(父ダイワメジャー、母父トニービン)の牡馬。栗東・池江厩舎に所属予定。募集総額は4000万円で、1口8万円です。

半兄に現在重賞を3勝しているサトノノブレスがいる良血。兄と同じ厩舎に所属予定とあって、注目を集めそうです。こちらは父がダイワメジャーに替わり、母父トニービンの同産駒には、コパノリチャードがいます。

下の写真からも伝わってくる迫力ある馬体は、4月中旬で506kgあるとのこと。POG戦線でも注目できそうですね。


↑クライウィズジョイの14

4頭目はヒシエンジェルの14(父スズカマンボ、母父サクラバクシンオー)の牡馬。栗東・橋口厩舎に所属予定。募集総額は1500万円で、1口3万円です。

スズカマンボといえば、サンビスタ、メイショウマンボなど、芝ダート問わず活躍馬を出している種牡馬。本馬は近親にヒシカツリーダー(09年根岸S2着)などがいますし、ダートでも面白い存在になりそうです。

今回の追加募集は以上の4頭。血統を見ると、それぞれ個性的で面白い存在になりそうです。この時期の募集は、デビューがそう遠くない時期に期待できるのが魅力。即戦力を求める方はチェックしてみてはどうでしょうか?

ちなみに募集開始は、会員向けのインターネット先行受付が4月25日(月)10時~4月27日(水)17時まで。ここで満口にならなかった場合、新規の方も含めて5月2日(月)より募集開始となります。詳しくはシルクHCのサイトをご確認下さい!

※次回は5月13日(金)の更新を予定しています。

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