イリデッセンスは「未勝利にいるような馬ではない」!?
編集部員の出資馬
イリデッセンスは、正念場となりそうな一戦に向けてノーザンファームしがらきで英気を養ってきました。まずは7月1日の更新と、8日の更新を一気に。
7月1日 在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき 調教内容:周回コースでハッキング、キャンター 次走予定:小倉8月6日 牝馬限定戦・ダート1700m
厩舎長「29日に無事こちらに到着しています。レースの疲れも確認した限り見られませんので、今朝から調教を開始しています。今月中旬あたりには戻ることになっていますので、緩めずしっかり乗り込んで帰厩に備えたいと思います。馬体重は470kgです」
↓
7月8日 在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき 調教内容:周回コースでハッキング、キャンター 坂路で15-15 次走予定:小倉8月6日 牝馬限定戦・ダート1700m
厩舎長「乗り出してからは順調そのものでしたので、今週から坂路で15-15を開始しました。調教師から再来週の検疫で帰厩させると連絡をいただいていますので、これから本数を重ねていけば戻る頃には態勢が整っていると思います。馬体重は497kgです」
|
調教は順調に進められた一方、馬体重が1週間で大幅に増えましたね。強い調教をすると馬体を減らす馬も多い中、
イリデッセンスはしっかりと成長していることを窺わせます。この点はありがたいですね。
続いて7月15日と20日の更新を。
7月15日 在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき 調教内容:周回コースでハッキング、キャンター 次走予定:小倉8月6日 牝馬限定戦・ダート1700m[浜中俊]
厩舎長「引き続き好調を維持していますし、騎乗しているスタッフからもかなり評価が高く、未勝利にいるような馬ではないと言っているぐらいです。調教師から来週の検疫が回れば帰厩させると連絡をいただいていますので、週末と週明けに15-15を行って態勢を整えておきます。馬体重は488kgです」
↓
7月20日 在厩場所:栗東トレセン 20日に帰厩 次走予定:小倉8月6日 牝馬限定戦・ダート1700m[浜中俊]
佐々木調教師「今日(20日)の検疫で帰厩いたしました。予定通り小倉8月6日の牝馬限定戦・ダート1700mに向けてこれから仕上げに入っていきたいと思います。鞍上は前々走で騎乗経験のある浜中騎手にお願いをしました。勝負所までは理想通りに乗ってくれましたから、後は馬の気持ち一つでしょう。状態はかなり良いと聞いていますから、何とか一発で決められるように調整していきます」 |
これまでの経験から、ここから変わる可能性があるかもしれませんが、騎乗予定の騎手も決まりました。ここまでは順調。あとはレースまで無事にいけば結果はついてくると信じます!
さて、今回はユーザーアンケートにいただいたメッセージをご紹介します。テーマは
「あなたの出資馬が勝ったレースのうち、一番嬉しかったレースとその理由」です。たくさんのメッセージ、ありがとうございました!
あるぷすさん「やはり、現地観戦したレースで勝つのは一番嬉しいですね(^ ^)愛馬を応援して目の前で勝つというのは格別な余韻にひたれます。そして、口取りも参加できる場合がありますから、そういった意味でも一口馬主の醍醐味を感じます」
シップウさん「出資馬初のオープン勝ちとなった2015年若葉Sが一番嬉しかったです。皐月賞出走は叶いませんでしたが、その後も活躍してくれている
レッドソロモンには、重賞勝ちの夢も叶えて欲しいです。まずは7/9の降級初戦を頑張ってもらいたいですね」
レッドソロモンは実質降級戦となった7月9日の
五稜郭Sを見事勝利。再度OP入りを果たしました。おめでとうございます!
クルピエさん「
レッドルグランの未勝利戦ですね♪ダートでと思ってた馬だったのですが、初戦の芝での内容が何も無さすぎて、このメンバーに負けるようなら未勝利で終わるだろうと思ってたくらいに負けられない1戦と勝手に決め込んでましたf(^_^;結果3馬身差の圧勝♪(*´ω`*)安堵と同時にこれからの活躍も楽しみになりましたし、初の口取りと3連単的中♪指定席にいるのに、余韻に浸ってしまって8レースくらいまで競馬が手に付かないという初体験もあり、最高の1日でした(笑)」
ディスティーンさん「出資馬
ディスティンダリアが初勝利した笠松の交流“睦月賞”です。デビューから2戦連続で16着で未勝利を覚悟したのですが、このレースでは逃げて快勝。笠松のトップジョッキー向山騎手が彼女の能力を120%引き出してくれたおかげです。その後に中央で2勝できたのも、このレースを勝たせてくれたからです。長い事、一口馬主をしていますが諦めた馬が勝つって最高に嬉しかったです」
尾関厩舎所属のディスティンダリアについては、
西塚助手の連載(記事は
こちら)でも触れられていましたね。応援するファンはもちろん、馬の1勝にはいろいろな人の力があってのものだということだと思います。
ザッキさん「新潟2歳S(
ロードクエスト) 、やっぱり一口馬の重賞初制覇なので。他にも、クエストがクラシック競走に出走したとか、一口馬が勝ったレースで10万馬券をゲットしたとか」
がんもさん「体質が弱くて3歳春になっても入厩すらできずにいた仔が、厩舎関係者の計らいでダメ元で入厩、3歳7月でようやくデビューするも、進路妨害で失格。その後出走取り消しも経験。そんな馬の初勝利、たまたま現地で見ることができましたが、勝利を確信したときは涙でちゃんと見れませんでした。その馬は1勝で引退、他の馬でデビュー勝ちや重賞勝ちも経験させてもらいましたが、どれかひとつと言われれば、即答で
リズモアの未勝利です」
マリンバさん「つい最近なのですが、
キャプテンロブロイの勝利は本当に嬉しかったです。デビューから2着ばかりで、7回走って2着が5回。このまま勝てずに引退かと思っていたところで8戦目、またもキャプテンロブロイともう1頭がまったく並んでゴール。『また2着だろうな…』と半ば諦めていると、なんと1着同着! 一瞬何が起こったかよく分かりませんでした(笑)」
キャプテンロブロイは
イリデッセンスと同じ
シルクHC所属ですね。ドラマでもないような展開。それは嬉しかったでしょう。
道重☆親方さん「やっぱり、一番最初に出資した馬の初勝利ですね。デビューも遅れて3歳の年明け。良いところ無くふた桁着順に。月日が経ち夏競馬が始まった函館で、ついにその時が‼️函館の短いダートコースの直線が長いこと長いこと;^_^A でも…それがその馬の最初で最後の勝利でした。レース後故障してしまい、幸い命は取り留めましたが競走能力喪失で引退しました。その後は勝つにこした事ないですが、何はともあれ無事に帰って来てくれたらと思いました」
たーもーさん「
ストライクイーグルの未勝利戦(ダート)。新馬戦(芝)で6秒2離されてタイムオーバーを食らった馬が、たった3戦でダートとはいえ勝ち上がったときは本当にテンション上がりました。1800mの殆どをジョッキーが追い続けて、それでも勝った未勝利戦は、今でもニヤニヤしながらたまに見ています」
NKボンバーさん「キャロットの
ストライクイーグルです。13年産から出資して、初勝利だったのはもちろん、初出走はタイムオーバーで初勝利もスタートから押して道中も手綱は動きっぱなして、まさか勝つとは思わなかった。
口取りも初経験出来た」
シンクロしたかのように、同じ馬についての投稿をいただきました。紆余曲折あっての初勝利は嬉しいですよね。
一番最初に勝った馬の勝利が一番嬉しかったという方がけっこう多いんですね。
イリデッセンスもそうなってほしいものです!
※次回は8月12日(金)の更新を予定しています。
初心者向けの一口クラブ特集が掲載されている、サラブレ8月号は現在発売中。こちらもぜひご注目下さい!
|