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新しい出資馬は、馬代金の回収が目標になりそうです

新しい出資馬サダムグランジュテの15(父ステイゴールド)は、ノーザンファーム空港に移動し、馴致が開始されたところまでお伝えしました。その最新情報が12月1日にシルクHCより発表されました。

12月1日
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン18秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター3000m、残りの日は軽めの調整
馬体重:440kg

担当者「この中間、リフレッシュを終え乗り運動を再開しています。先月までは、力んで走るところがありましたが、基本的には素直な性格なのでコースに慣れるにつれて最近ではリラックスして走れています。現在のペースの調教では余裕がある為か、毛ヅヤはそこまでいい状態とはなりませんが、特に不安なところもなく、飼葉もしっかりと食べていて筋肉も必要な箇所につき始めています。本馬の長所は、馬体の前後のバランスが良く、安定した走りができていることですね。引き続き運動量を増やして代謝を良くしてしっかりと汗をかかせて、体も鍛えていきます」



順調に乗り運動を開始したようです。現在のメニューでは余裕があるとのことで、能力の高さを感じさせます。この時期はケガがないのが第一ですから、それは何より。このまま順調に成長していってほしいものです。

さて、ここからは前の出資馬イリデッセンスの話となります。2016年10月の月次精算で、引退精算が行われました。そこで最終的にどれくらいお金がかかって、どれくらいの金額を得られたのか、また支払ったのかをまとめてみました。以下がその表です。

【支出】
経費 金額
入会金
10,800
月会費(2014年10月~)
81,000
馬代金(一括で2%引き)
49,000
保険料
2,550
預託料(2015年1月~)
21,859
合計
165.209

【収入】
経費 金額
賞金配当
17,282
引退精算
13,776
合計
31,058

引退精算とは引退による見舞金(160万円)、牝馬なので売却代金(募集総額の10%なので250万円)、出資金消費税の戻しなど、引退に際して支払われたお金のことです。これを500分の1にしたものが配当となります。このお金は、新たな出資馬サダムグランジュテの15の出資金に充てられることになりました。

各項目を比較すると、支払った預託料+保険料(2万4409円)に対し、最終的な収入(3万1058円)の方が多くなりました。残念ながら未勝利に終わりましたが、デビューからちょうど1年で10戦をこなし、コツコツとコンスタントに走ってくれたのが奏功した感じです。

ただ、入会金は別にしても、馬代金や会費を含めるとマイナス。1頭のみの出資で会費まで回収するのはハードルが高いかもしれませんが、その馬の馬代金まで回収できると成功、と考えるといいかもしれませんね。これは実際に出資してみて分かったことといえそうです。サダムグランジュテの15がそうなることを期待したいと思います!

なお、ユーザーアンケート「あなたが今年出資した1歳馬のうち、一番期待している馬」は次回まで続けて募集したいと思います。まだまだご意見お待ちしています!

回答はこちらか、『一口クラブを楽しもう!』のトップページのリンクからお送りいただけます。よろしくお願いします!

※次回は12月16日(金)の更新を予定しています。

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