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今年のシルクHC所属馬は、3歳戦で特に好成績!

3月2日、編集部員の出資馬サダムグランジュテの15改めオルボンディールの最新情報が更新されました。さっそくチェックしてみましょう。

3月2日
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター2本、週1回周回コースでハロン24秒のキャンター3000m、残りの日は軽めの調整
馬体重:445kg

担当者「この中間は坂路調教のペースをハロン16秒に上げていますが、最後までしっかりした脚取りで登坂しています。相変わらずセンスのよさを感じさせる走りをしていますよ。少しずつ馬体もしっかりしてきましたし、毛艶もよくなってきました。飼い葉も残さずに食べてくれますし体調面は良好です。気性に関しては、いい意味での気の強さを見せていますが、普段の扱いに困るようなことはなく、その点ではしっかりと成長してくれています。調教時の動きや体調面などが、とても安定していて安心して進めていける一頭です」



先月とメニューを比較すると、屋内坂路コースはハロン17秒→ハロン16秒、周回コースは軽めのキャンター2500m→ハロン24秒のキャンター3000mと、負荷が増えてきました。その分、馬体重は449kg→445kgとなりましたね。

先月の更新では「余裕が出てきたので馬体重が増えたのでは」と書きましたが、負荷が増えて、さすがに少し絞れてきました。順調そうなので、それは何よりです。

そろそろPOG取材が始まる時期ですが、オルボンディールが育成されているノーザンファーム空港も訪れる予定となっています。取材はすでに本州に移動している馬もちらほら出ている時期に行う予定ですが、オルボンディールについて話を聞く機会があれば、ぜひお伝えしたいと思います!

ところで、年明けからオルボンディールが所属するシルクHCの勝負服が1着でゴールするシーンが多いと思いませんか? そこで今回は、現時点でのシルクHCの成績を振り返ってみることにしました。

まず目立つところで上級条件ですが、東海Sグレンツェントが制したのをはじめ、アストラエンブレム大阪城SナイトバナレットジュニアCを制してOP初勝利を飾っています。

全体的にも好調で、3月12日終了時点での勝利数17勝は全体で2位勝率(11.5%)、連対率(23.0%)、複勝率(31.8%)は、延べ100回以上出走した馬主の中ではいずれも1位となっています。

その中でも3歳馬の成績が良く複勝率は50%に迫る勢い。以下の表は、今年のシルクHCの成績をまとめたものです。

●シルクHCの2017年JRA成績
  着別度数 勝率 連対率 複勝率
全体 [17.17.13.101] 11.5% 23.0% 31.8%
うち3歳 [9.10.5.27] 17.6% 37.3% 47.1%
※3月12日終了時点

このうち、芝の3歳戦の距離別成績を見ると、以下の通りとなります。

●シルクHCの2017年JRA成績(芝の3歳戦のみ)
距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
~1400m [1.2.0.12] 6.7% 20.0% 20.0%
1600~1800m [6.5.3.11] 24.0% 44.0% 56.0%
2000m~ [2.3.2.4] 18.2% 45.5% 63.6%
※3月12日終了時点

芝1600m以上が特に好成績で、今後の結果によっては、クラシック路線での活躍も十分に可能性がありそうです。

これだけ好調なら、今年の3歳にも出資しておけば良かったなあ……とも思うのですが(笑)。まずは馬券で還元してもらいましょう。そして、今年の2歳にはそれ以上の成績を期待したいと思います!

※次回は4月7日(金)の更新を予定しています。