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【NHKマイルC】
2024年5月5日(日) 東京芝1600m
出走表
馬番馬名性齢騎手斤量厩舎
1ダノンマッキンリー牡3北村友57栗・藤原英
2ノーブルロジャー牡3松山57栗・吉岡
3ディスペランツァ牡3鮫島駿57栗・吉岡
4イフェイオン牝3西村淳55栗・杉山佳
5ボンドガール牝3武豊55美・手塚
6ロジリオン牡3戸崎57美・古賀
7チャンネルトンネル牡3岩田望57栗・福永
8エンヤラヴフェイス牡3菱田57栗・森田
9キャプテンシー牡3M.デムーロ57栗・松永幹
10ウォーターリヒト牡3菅原明57栗・河内
11アレンジャー牡3横山和57栗・昆
12ゴンバデカーブース牡3モレイラ57美・堀
13シュトラウス牡3北村宏57美・武井
14アスコリピチェーノ牝3ルメール55美・黒岩
15マスクオールウィン牝3岩田康55美・牧
16ジャンタルマンタル牡3川田57栗・高野
17ユキノロイヤル牡3石橋脩57美・小野
18アルセナール牝3横山武55美・木村
コテツの見解


デビュー戦の時期はできるだけ早く
できれば連対していることが望ましい


昨年のNHKマイルCは、勝ったシャンパンカラーは2歳10月にデビュー勝ちしていて、②着ウンブライルは2歳6月、③着オオバンブルマイは2歳9月に、いずれもデビュー勝ちしていました。

NHKマイルCは仕上がりの早さが問われるレースでもあるので、今回は最初に、過去10年の③着以内馬がいつデビューしたかを見てみたいと思います。

■過去10年のNHKマイルCで
③着以内馬のデビュー時期と着順
①着②着③着
14 2歳9月②着 2歳9月①着 2歳10月①着
15 2歳7月④着 3歳1月①着 2歳8月①着
16 2歳6月①着 2歳6月①着 2歳8月②着
17 2歳6月①着 2歳8月①着 2歳8月⑧着
18 2歳6月①着 2歳12月①着 2歳10月②着
19 2歳6月①着 2歳6月②着 2歳7月①着
20 2歳6月①着 2歳10月①着 2歳7月①着
21 2歳9月①着 2歳6月②着 2歳7月②着
22 2歳6月①着 2歳12月②着 2歳7月①着
23 2歳10月①着 2歳6月①着 2歳9月①着
※黄色地は2歳6月にデビューして連対していた馬

今年はいませんが、3歳デビューは15年②着のアルビアーノだけ。2歳6月にデビューして連対していた馬(黄色地)は、16年以降8年連続で連対しています。デビューが早い馬はそれだけ賞金を加算するチャンスが増えて、ローテーションに余裕を持たせることができて有利に働くのでしょう。

今年のメンバー中、2歳6月にデビューして、そこで連対している馬はアスコリピチェーノゴンバデカーブースシュトラウスボンドガールとなります。それ以外で6月デビューの馬はマスクオールウィンで、デビュー戦は④着でした。

前走桜花賞組は
ノーザンF生産馬に注目


続いて、過去10年の前走のレース別成績を見てみましょう。

■過去10年のNHKマイルC
前走レース名着別度数勝率連対率複勝率
ニュージーランドT [2.2.2.41] 4.3% 8.5% 12.8%
桜花賞 [2.2.0.13] 11.8% 23.5% 23.5%
皐月賞 [2.1.1.9] 15.4% 23.1% 30.8%
アーリントンC [2.0.5.23] 6.7% 6.7% 23.3%
ファルコンS [1.0.1.18] 5.0% 5.0% 10.0%
弥生賞 [1.0.0.2] 33.3% 33.3% 33.3%
毎日杯 [0.2.0.6] 0.0% 25.0% 25.0%
フラワーC [0.1.0.2] 0.0% 33.3% 33.3%
その他のレース [0.2.1.35] 0.0% 5.3% 7.9%

過去10年のNHKマイルCで馬券圏内に入った馬は、30頭すべてが前走で芝OPを使われていて、そのうち28頭は前走が重賞でした。今年は全馬の前走が重賞で、これだけでは傾向が取りづらいので、それぞれのレースから来た馬ではどんな馬が好成績を残しているのか、レース別に見てみることにしましょう。

■桜花賞
過去10年で[2.2.0.13]ですが、そのうちノーザンファーム生産馬が[2.2.0.5]で、それ以外は[0.0.0.8]です。これは分かりやすい傾向が出ています。

今回のメンバー中、前走が桜花賞の馬でノーザンファーム生産馬はアスコリピチェーノのみとなっています。

■皐月賞
過去10年で[2.1.1.9]。全馬皐月賞では馬券圏外に敗れていますが、その中でも前走で4角5番手以内の競馬をしていた馬が[2.1.1.3]となっています。

今回のメンバー中、前走が皐月賞で4角5番手以内の競馬をしていたのは、③着に入ったジャンタルマンタルだけとなります。

■ニュージーランドT
過去10年で[2.2.2.41]。好走馬の数は多いですが、複勝率は12.8%と高くありません。特に、前走でニュージーランドTを制した馬は[0.0.0.10]となっています。

条件を絞っていくと、ニュージーランドTで②~⑤着に入っていて、勝ち馬と0秒3差以内だった馬は[2.2.2.11](複勝率35.3%)で、単勝回収率は205%、複勝回収率は146%。これなら狙いが立ちます。

今回のメンバー中、ニュージーランドTで②~⑤着に入っていて、勝ち馬と0秒3差以内なのは②着ボンドガールと③着ユキノロイヤル。いずれも勝ち馬とは0秒1差でした。

■アーリントンC
過去10年で[2.0.5.23]で、もっとも多くの好走馬が出ているステップレースとなります。このうち、前走でメンバー中3位以内の上がりを使っていた馬は[2.0.4.8](複勝率42.9%)。例外は22年③着のカワキタレブリーで、同馬はデイリー杯2歳S(阪神芝外1600m)③着の実績がありました。

今回のメンバー中、アーリントンCでメンバー3位以内の上がりを使っているのはチャンネルトンネルディスペランツァ。アーリントンC②着のアレンジャーも前走で32秒9の上がりを使っていますし、侮れないでしょう。

■毎日杯
過去10年で[0.2.0.6]で、連対した2頭はいずれも前走でメンバー3位以内の上がりを使っていました。今年は毎日杯②着のノーブルロジャーが出走予定ですが、前走の上がり(35秒3)が5位タイというのが気になるところです。

■それ以外のレース
今年は前走がサウジアラビアRC①着のゴンバデカーブースが出走予定ですが、過去10年で前走が2歳戦だった馬は22年④着のセリフォスが最高着順となっていて、軸としては微妙なところです。

ファルコンSは2頭の好走馬が出ていますが、いずれも前走で4角4番手以内の競馬をしていました。今年の出走予定馬は、すべて前走が4角7番手以下です。

ここまでの考察を踏まえ、今年のNHKマイルCの軸候補は以下の馬とします。

■今年のNHKマイルC注目馬
馬名デビュー時期と着順
アスコリピチェーノ 2歳6月①着
アレンジャー 2歳8月③着
ジャンタルマンタル 2歳10月①着
チャンネルトンネル 2歳11月①着
ディスペランツァ 2歳8月⑤着
ボンドガール 2歳6月①着
ユキノロイヤル 2歳10月③着

軸馬①
◎⑭アスコリピチェーノ
阪神JFの勝ち時計1分32秒6(良)はレースレコード、桜花賞②着時の走破時計は1分32秒3(良)で、これは芝1600mの持ち時計としてはメンバー1位となります。近年のNHKマイルCは良馬場なら1分31秒台~1分32秒台前半で決着することが多く、高速決着ならば主役級は間違いないでしょう。1週前、当週追い切りも優秀で、今週復帰のルメール騎手が上手く運んでくれれば。
軸馬②
○⑤ボンドガール
土曜日の馬場は内目の状態が良く、時計も出ていました。3枠5番という枠は絶好でしょう。近2走は重賞で②②着ですが、いずれも休み明けでした。中3週で上積みもあるでしょうし、継続騎乗の武豊騎手なら折り合いを付けてくれるはずです。
相手
▲⑱アルセナール
前走のクイーンCは2ハロン目から11秒台が続くラップを先行して、クビ差②着と強い内容でした。前走は直線で狭くなる不利もありましたが、ゴール前後の脚色は勝ったクイーンズウォークを上回っていたように見え、脚を余していた可能性もありそうです。エンジンが掛かるのに時間を要するタイプと思われるので、スムーズに行ける大外枠はマイナスではないはずです。

☆⑯ジャンタルマンタル
△③ディスペランツァ
△⑥ロジリオン
△⑨キャプテンシー
△⑬シュトラウス
買い目
3連単軸1頭流しマルチ
⑭⇔⑤⑯⑱ 100円×18点 1800円

3連単軸2頭流しマルチ
⑤⑭⇔③⑥⑨⑬⑯⑱ 100円×36点 3600円

ワイド
⑤-⑱ 4600円

計10000円
ご注意
レースに関する情報は、主催者発表のものをご確認ください。また、勝馬投票券の購入はお客様のご判断の元で行ってください。

記事の配信(発売)後は、出走取消・除外・騎手変更などがあっても、原稿の差し替え等は基本的に行っておりません。あらかじめご了承ください。
コテツ プロフィール
2016年10月号よりサラブレ本誌に「サラリーマン馬券師」として寄稿。本誌では1ヶ月から1ヶ月半前の予想ながら、鋭い見解で実績を積み上げた。『サラブレモバイル』ではメンバー構成、馬場状態などを踏まえ、さらに精度を上げた直前予想をお届けします!


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