かきつばた記念のポイント＆有力馬分析

【かきつばた記念･過去10年のポイント】
･1番人気[4.4.1.1]､2番人気[5.2.1.1]
･中央馬8勝､地方馬は兵庫所属馬が2勝
･ハンデ戦となった17年以降､ハンデ54kg以下の馬が連勝している
･地方馬で馬券圏内に入ったのはラブミーチャン(11年4番人気③着､12年3番人気③着)､サイモンロード(13年5番人気③着)､タガノジンガロ(14年6番人気①着)､トウケイタイガー(17年2番人気①着)で､すべて6番人気以内
･馬番3番以内の馬が目下6年連続で連対
･中央の4～5歳馬が目下5年連続で連対

【有力馬のポイント】
<中央馬>
ラプタス
右回りのダート1400mは斤量55～56kgで5戦5勝で､前走の黒船賞は逃げ切って3馬身差の圧勝だった｡今回はハンデ57kgで､過去の57kgは逃げ失速となった2走前のバレンタインS(⑧着)だけ｡前走時馬体重が454kgと小柄なタイプで､ここではトップハンデが課題になりそう｡

アディラート
国内のダートOPは[1.1.1.5]で､昨年のグリーンチャンネルC(東京ダート1400m)を斤量56kgで制している｡前走の吾妻小富士S(福島ダート1700m)は早め先頭から③着に粘っていて､前走の内容なら距離短縮は良いだろうから､この距離で先行力を活かせれば｡

リアンヴェリテ
近3走は⑦⑬⑮着だが､いずれも勝負所で早めに交わされたもの｡ダートOPで4角先頭だと②①①⑤着で､ダート1400mでも昨年の栗東Sでノボバカラとハナ差の②着に粘っている｡今回は同型のラプタスの存在が気になるところだが､行き切れれば侮れない存在になりそう｡

ノボバカラ
16年かきつばた記念(①着)を斤量54kgで制していて､それを含めて4歳時に重賞3勝の実績がある｡6歳以降は重賞だと[0.0.1.17]で､今年は2戦して⑦⑦着｡実績のあるコースでのハンデ56kgで､どこまで変われるか｡

ラブカンプー
地方交流重賞を含め､ダートは今回が初｡斤量52kg以下の時は芝重賞で②③②着だから､ハンデ52kgで臨めるのは好材料だろう｡4歳以降は芝13戦していずれも⑨着以下に敗れているが､軽ハンデを活かせればチャンスが出てくる可能性も?

<地方馬>
ドリームドルチェ
浦和移籍後は[2.0.1.3]で､このコースで行われた前走の東海桜花賞は中団追走から4角で一気に先頭に立ち､4馬身差で圧勝した｡地方交流重賞は斤量57kgだった昨年のJBCスプリント⑧着だけだが､実績のあるコースでのハンデ55kgでどこまで｡