さきたま杯のポイント＆有力馬分析

【さきたま杯･過去10年のポイント】
･1番人気[5.3.1.1]､2番人気[3.2.4.1]｡10年すべてで少なくともどちらか一方が連対
･9番人気以内の地方馬が10年中9年で馬券圏内入り
･馬番5番以内の馬が10年すべてで馬券圏内入り
･サクセスエナジー(18年①着､19年②着)､キタサンミカヅキ(18年②着､19年③着)､ベストウォーリア(16年②着､17年③着)､ノーザンリバー(14､15年①着)､セイクリムズン(12年①着､13年②着､14年③着)､ナイキマドリード(12年②着､13年③着)､スーニ(10年②着､11年③着)､スマートファルコン(09､10年①着)など､リピーターが侮れない
･14年以降､前走④着以内の馬が6連勝中

【有力馬のポイント】
<中央馬>
ジャスティン
地方交流重要初挑戦となった前走の東京スプリント(大井ダート1200m)は最内枠からハナに立ち､0秒2差で押し切った｡今回は1F延長で､ダート1400mは2勝クラスで②①着｡ダートは4角3番手以内で②①②①①①着､6番手以下で⑨⑦着だから､ここでも揉まれずに先行できれば｡

ノボバカラ
前走のかきつばた記念(名古屋ダート1400m)は中団追走から勝負所でポジションを上げ､逃げ切ったラプタスから0秒6差の②着に粘った｡5～6月のダートは④②①②①③②着で､今の時期は良さそう｡浦和ダート1400mでは昨年9～11月に2戦して④④着だが､今の時期ならもうひと押しが利いても驚けない｡

ゴールドクイーン
前走のカペラS(中山ダート1200m)は⑤着に敗れたが､ダート1400mの地方交流重賞は①②着で､このコースでは昨年のJBCレディスクラシックで逃げて0秒4差②着に粘っている｡今回はドバイ中止のために約半年ぶりの実戦だが､昨年のかきつばた記念を4ヵ月半ぶりで勝利しているから､極端な馬体増がなければ｡

ブルベアイリーデ
地方交流重賞は初｡前走のオアシスS(東京ダート1600m)はM.デムーロ騎手との初コンビで､出遅れながら道中で内からポジションを上げて馬群を割って差し切った｡ダートOPは1600m以上で④④①着なのに対し､1400mだと⑩④⑤⑨⑤着だから､今回は1F短縮がポイントだろう｡

<地方馬>
ブルドッグボス
浦和ダート1400mは③⑥⑥①①着で､昨年のJBCスプリントではメンバー最速の上がり37秒4で差し切っている｡昨年のさきたま杯は1年1ヵ月ぶりで⑥着に敗れたが､地方馬限定戦ではあるが斤量58kgでの勝ち鞍があり､デビュー戦以外の勝利は中7週以内の時だから､中6週で臨む今年は違った姿が見られても｡

キャプテンキング
前走の川崎マイラーズは前年の同レースからちょうど1年ぶりの実戦で､好位追走から0秒6差③着に入った｡ダート1400mは①④①①着で､このコースでは昨年のゴールドCを3馬身差で圧勝している｡地方交流重賞は3歳時のジャパンダートダービー⑨着だけだが､この距離で中央馬相手にどこまで｡