スパーキングレディーCのポイント＆有力馬分析

【スパーキングレディーC･過去10年のポイント】
･1番人気[4.1.3.2]､2番人気[3.3.1.3]､3番人気[2.3.2.3]､4番人気[1.2.1.6]｡5番人気以下で馬券圏内に入ったのは19年サルサディオーネ(6番人気②着)､19年ローレライ(11番人気③着)､17年タイニーダンサー(5番人気③着)､14年マイネエレーナ(7番人気③着)
･勝ち馬はすべて中央の3～5歳馬｡地方馬で馬券圏内に入ったのはローレライ(19年③着)､ララベル(17年②着)､ブルーチッパー(16年②着)､マイネエレーナ(14年③着)､クラーベセクレタ(12年②着)
･6～8枠の馬が過去10年ですべて馬券圏内
･4角先頭の馬は過去10年ですべて連対

【有力馬のポイント】
<中央馬>
ファッショニスタ
ダート重賞は③①②③④着で､昨年のスパーキングレディーCは斤量55kgで2番手追走から4馬身差で押し切った｡その時を含め､6～7月は②②②①着と連外がない｡ダートOPは4角3番手以内で②①②③③着､7番手以下で⑨③④着だから､初となる斤量56kgでもある程度前で運べれば｡

メイクハッピー
ルメール騎手とのコンビでは①①①着で､前走の下総S(3勝クラス)は不良馬場で先行して0秒3差で押し切った｡今回は昇級戦で､ダートOPは④⑨⑤着で､川崎ダート1600mは牡馬相手の全日本2歳優駿④着だけ｡前走を含めて大外枠の時は①①着だから､8枠10番からスムーズに先行できればこの舞台でも侮れないのでは｡

メモリーコウ
ダートOPは1600～1800mだと③②③着で､そのうち牝馬限定の地方交流重賞は重馬場で③②着｡古川騎手とは②③①⑧①①③③着で､この継続騎乗は良さそう｡今年は馬体重が467kg以下で③②③着､478kgで⑫着だから､前走(462kg)から2ヵ月半ぶりのここは極端な馬体増がなければ｡

ワンダーアマービレ
今回は昇級初戦で､前走の天満橋S(阪神ダート1400m)は後方インで進めてメンバー最速の上がり36秒4で差し切った｡地方交流重賞とナイター競馬は初｡ダートでの馬券圏内はいずれも1400m以下で､1600m以上は芝で[0.0.2.7]｡今回は昇級＆1F延長でどこまで食い込めるか｡

<地方馬>
サルサディオーネ
ダート1600mの地方交流重賞は②①着で､昨年のスパーキングレディーCは斤量55kgで逃げてファッショニスタから4馬身差の②着に粘った｡3走前のマリーンC(船橋ダート1600m)を逃げ切った矢野貴騎手とのコンビ復活で､地方交流重賞では初の斤量56kgでも先行力を活かせれば｡