マーキュリーCのポイント＆有力馬分析

【マーキュリーC・過去10年のポイント】
・中央馬9勝、地方馬1勝
・1番人気[5.0.2.3]、2番人気[2.3.0.5]
・11年以降、斤量55kg以下の中央馬が9年連続で馬券圏内入り
・・地方馬で馬券圏内に入ったのは10年ブルーラッド(5番人気②着)、15年ユーロビート(6番人気①着)、16年タイムズアロー(9番人気②着)で、いずれも前走⑤着以内
・13年以降、前走で中央の重賞を使われていた馬が7年連続で馬券圏内

【有力馬のポイント】
<中央馬>
マスターフェンサー
国内のダートO型コースは①①②①④①②②着で、そのうちOPでも斤量56kgで②②②着と実績がある。斤量54kgで臨めるのは良さそうだし、川田騎手とのコンビでも勝ち鞍があるから、初となる地方のダートに対応できればここでも上位争いに加わってきそう。

デルマルーヴル
前走のフェブラリーSは⑮着に敗れたが、地方交流重賞は①②②②④①③着と安定している。過去4勝は斤量54～55kgの時で、国内で56kg以上だと③②②③⑮着だから、今回は57kgで突き抜けられるかどうかだろう。

ヒストリーメイカー
前走の平安Sは斤量56kgで④着に惜敗したが、ダートOPでの斤量54kgは2走前の仁川Sだけで、その時はアポロテネシー(③着)を下している。過去の馬券圏内はすべて右回りで、左回りは中京で⑪④着だから、初となる盛岡コースに対応できるかどうかがポイントになりそう。

ヨシオ
地方交流重賞は5歳時に2戦して②③着で、18年マーキュリーCでは斤量54kgで0秒2差②着に好走している。近8戦はダート1200～1700mで⑮⑧⑧⑯⑦⑫⑫⑫着と崩れているが、実績のあるコースに戻ってどこまで変われるか。

アポロテネシー
ダートOPは[0.0.1.3]だが、前走の仁川Sは斤量54kgで③着に好走しているのに対し、56kg以上だと⑤⑨④着。斤量54kgは良さそうだが、過去の休み明けは⑨⑤⑬着だから、今回は約5ヵ月ぶりの克服が課題だろう。

<地方馬>
ランガディア
岩手移籍後は水沢で①①①着で、前走のみちのく大賞典(ダート2000m)は2番手追走から早めに先頭に立ち、0秒4差で押し切った。中央のダートOPは今年の総武S(中山ダート1800m)だけで、その時は⑯着に敗れているが、初の盛岡コースで中央馬相手にどこまで。