日本テレビ盃のポイント＆有力馬分析

【日本テレビ盃・過去10年のポイント】
・1番人気[8.0.2.0]、2番人気[0.4.3.3]。中央馬が9連勝中
・過去10年で馬券圏内に入ったのはすべて4番人気以内で、10年中6年で3番人気以内の馬が馬券圏内を独占している
・斤量57kg以上の馬は10年すべてで馬券圏内入り
・勝ち馬はすべて5～8枠
・地方馬で馬券圏内に入ったのは延べ5頭(19年ノンコノユメ、12年③着マグニフィカ、11年③着カキツバタロイヤル、10年①着フリオーソ)。近9年の連対馬はすべて中央馬


【有力馬のポイント】
<中央馬>
ダノンファラオ
地方交流重賞は②①着で、前走のジャパンダートダービーは重馬場で2番手に付け、直線で粘る逃げ馬を競り落として快勝した。直線平坦コースで馬番9番より外枠だと①②①着で、6枠10番に入ったのは悪くなさそう。左回りでも勝ち鞍があり、ダートは4角2番手以内で②①①⑥②①着、3番手で⑤⑭着だから、初の古馬相手でもスムーズに先行できれば。

デルマルーヴル
地方交流重賞は①②②②④①③②着で、前走のマーキュリーC(盛岡ダート2000m)は約5ヵ月ぶりで0秒2差②着に差し込んだ。今回は2ヵ月ぶりで、過去の休み明けは②②着。過去4勝は斤量55kg以下で挙げていて、56kg以上は③④②②③⑮②着だから、今回は据え置きの57kgがポイントになりそう。

アナザートゥルース
前走のエルムS(札幌ダート1700m)は3ヵ月半ぶりで2番手に付け、勝負所で先頭に立って0秒4差③着に粘った。今回は中6.5週で、過去の休み明け2戦目は②②②②着。地方交流重賞は③②③⑤①着(⑤着は川崎記念)と悪くないが、OPでの斤量57kg以上は④⑥⑤②③着だから、今回は57kgで突き抜けられるか。

ロードブレス
ダート1800～1900mは4戦4勝で、前走のBSN賞(新潟ダート1800m)は2番手追走からメンバー3位の上がり36秒1で押し切った。3走前に3勝クラスを勝った時は出遅れながら差し切っていて、脚質に自在性がある。斤量57kgでも勝ち鞍があるから、初の地方交流重賞でも上手く流れに乗れれば。

<地方馬>
ミューチャリー
前走のマイルグランプリ(大井ダート1600m)は5ヵ月ぶりの実戦で行き脚がつかなかったが、メンバー2位の上がり38秒6で差し切った。今回は2ヵ月ぶりで、2ヵ月以上間隔が空いた時は⑥①⑫④①着。3歳時にジャパンダートダービー③着の実績がある馬で、地方馬限定戦ではあるが船橋はダート1000～1600mで2戦2勝だから、中央馬相手でも侮れない面がありそう。