JBCレディスクラシックのポイント＆有力馬分析

【JBCレディスクラシック・過去9年のポイント】
・1番人気[3.3.2.1]、2番人気[2.2.0.5]
・中央馬8勝、地方馬1勝
・1番人気と2番人気が揃って馬券圏外に敗れたのは2017年だけ
・地方馬で馬券圏内に入ったのは12年クラーベセクレタ(2番人気②着)、12年サクラサクラサクラ(10番人気③着)、17年ララベル(5番人気①着)、17年ラインハート(8番人気③着)
・ダート1500m以上で行われた8回の勝ち馬は、すべて同年のレディスプレリュードで④着以内
・ダート1500m以上で行われた8回の勝ち馬は、すべて前走と同じ騎手が騎乗
・岩田康騎手は4番人気以内で①①①②②着、5番人気以下で⑥⑨⑥着


【有力馬のポイント】
<中央馬>
マルシュロレーヌ
ダートは2戦2勝で、このコースで行われた前走のレディスプレリュードは不良馬場で中団に控え、3馬身差の快勝を飾った。ダートは良馬場でも道悪馬場でも勝ち鞍があるから、ここでも決め手を活かせれば。地方の競馬場で行われたJBCレディスクラシックで、前走でレディスプレリュードを制した馬は①①①③②④着。

マドラスチェック
このコースで森泰騎手騎乗だと⑧①②着で、前走のレディスプレリュードは不良馬場で先行し、0秒6差②着に粘り込んだ。地方交流重賞はふた桁馬番で②①②着なのに対し、ひと桁馬番だと④⑧⑤着だから、2枠2番がポイントになりそう。地方交流重賞は良馬場で⑧⑤着、道悪で②④①②着。

プリンシアコメータ
大井ダート1800mの重賞は②⑥①⑩③着で、このコースで行われた17年JBCレディスクラシックは逃げてアタマ差②着に入っている。ダート1800mの地方交流重賞は4角3番手以内で②①①②③着、4番手以下で⑥⑩⑩着だから、スムーズに先行できればチャンスが出てきそう。

ファッショニスタ
JBCレディスクラシックは18年(京都ダート1800m)、19年(浦和ダート1400m)でともに③着に好走している。今回は3ヵ月半ぶりで、休み明けは②①②②①②②④③着。ダートOPでふた桁馬番だと③②③③着だから、今回は7枠12番から突き抜けられるか。

レーヌブランシュ
地方交流重賞は良馬場だと①③着なのに対し、前走のレディスプレリュードは不良馬場で伸び切れず1秒7差④着に敗れた。ダートでひと桁馬番だと①①⑤①着で、そのうち松山騎手騎乗時は3戦3勝だから、最内枠に入ったのは悪くなさそう。馬場状態は要チェックだが、内目をロスなく立ち回れれば。

ローザノワール
ブリンカー着用後は①⑮①着で、前走の内房S(中山ダート1800m)はマイペースでハナに立って前残りの展開に持ち込んで押し切った。今回は昇級戦で、地方交流重賞は3歳時の関東オークス④着だけ。ダート1800mは4角2番手以内で[3.1.1.3]、それ以外は6番手で⑦⑤⑭⑦着だから、初の重賞挑戦でスムーズに先行できるか。

シネマソングス
地方交流重賞は門別ダート2000mで1秒1差④着、このコースの前走は2秒0差⑦着。過去4勝はダート1700m以下で、ダート1800m以上は③③⑥⑧④⑦着だから、今回の条件でどこまで?

<地方馬>
サルサディオーネ
前走の日本テレビ盃(船橋ダート1800m)は牡馬相手でハナに立ったが、直線で失速して4秒5差⑨着に敗れた。牝馬限定重賞は今年のマリーンC(Jpn3)を逃げ切った実績がある馬だが、ダートJpn1は⑫⑦着なので、このメンバーでどこまで食い込めるか。

ダノンレジーナ
地方交流重賞は今回が初。地方移籍後は[13.2.1.0]で、前走のサンタアニタT(大井ダート1600m)は牡馬相手で0秒2差②着に入った。過去13勝はダート1600m以下で挙げていて、ダート2000mは一戦して②着。ダート1800mは今回が初となる。