クイーン賞のポイント＆有力馬分析

【クイーン賞・過去10年のポイント】
・1番人気[5.2.0.3]、2番人気[2.1.2.5]
・過去10年は1～2番人気の少なくともどちらか一方が馬券圏内に入っている
・近6年の連対馬はすべて5番人気以内
・7番人気以下で馬券圏内に入った4頭(10年③着トウホクビジン、12年③着アドマイヤインディ、13年②着サクラサクラサクラ、16年③着タイムビヨンド)は、いずれもハンデ52kg以下の地方所属馬
・馬番5番以内の馬が09年以降11年連続で馬券圏内入り
・過去3年の勝ち馬はいずれも4角先頭

【有力馬のポイント】
<中央馬>
メモリーコウ
地方交流重賞は斤量55kgで③②④②着で、重賞での54kgは今回が初となる。今回は3ヵ月半ぶりで、重賞での休み明けは③④着。突き抜けられるかどうかがポイントになりそうだが、ダート1800mは[3.1.4.0]と安定しているから、極端な馬体増がなければここでも上位争いに加わってきそう。

アッシェンプッテル
藤岡佑騎手とは①③着で、前走の太秦S(京都ダート1800m)は後方追走からメンバー最速の上がり35秒1で0秒2差③着に差し込んだ。牝馬限定戦は未勝利戦と1勝クラスで2戦2勝。左回りは東京&新潟で⑫⑪着だから、初の船橋コースを克服できれば。

パールデュー
前走で2勝クラスを勝ったばかりで、その時は2番手追走から勝負所で先頭に並びかけ、逃げた馬との叩き合いで①着同着だった。今回は格上挑戦だが、母ブルーメンブラットという血統で能力がありそうだから、ハンデ51kgでスピードを活かせれば。ダートは良馬場で①③①①着、道悪で⑨②⑫着。

シネマソングス
地方交流重賞はいずれも牝馬限定戦での斤量55kgで、Jpn3で④着、Jpn1～Jpn2で⑦⑧着。船橋は初で、左回りは[1.1.0.7]。ダートのO型コースで54kg以下だと③①④③③①着だから、ハンデ53kgの今回は侮れない面がありそう。

ラインカリーナ
今年は6戦して馬券圏内がないが、斤量55～57kgや中央の牡牝混合戦だった。今回はハンデ54kgで、地方交流重賞で斤量54kgだと①③着で、昨年のクイーン賞は0秒6差③着に入っている。初コンビとなる森泰騎手でスムーズならチャンスが出てきても。

<地方馬>
サルサディオーネ
船橋の地方交流重賞は牝馬限定戦だと②①着で、18年クイーン賞はハンデ54kgで0秒7差②着に入っている。今回はトップハンデ55kgだが、4走前のマリーンCを斤量55kgで制していて、その時はメモリーコウを0秒4差②着に下している。過去3年のクイーン賞はいずれも4角先頭の馬が制しているから、ここでも行き切れれば。