名古屋グランプリのポイント＆有力馬分析

【名古屋グランプリ･過去10年のポイント】
･1人気[2.2.4.2]、2人気[4.0.2.4]
･1番人気は目下7年連続で②～③着に入っているが、勝ち切れないケースも多い
･過去10年の連対馬はすべて中央馬で、10年中8年で中央馬が馬券圏内を独占している
･過去10年中7年で5～7番人気馬が馬券圏内
･父ミスプロ系の中央馬が12年以降8年連続で馬券圏内

【有力馬のポイント】
<中央馬>
マスターフェンサー
地方交流重賞は斤量54～55kgで2戦2勝で、前走の白山大賞典(金沢ダート2100m)は先団追走から勝負所で先頭に並びかけ、直線で競り勝った。ダート2500mは初めてだが、半兄トップディーヴォは2017年のこのレースで②着に入っている。斤量56kgでも勝ち鞍があり、休み明けも①②①着だから、2ヵ月半ぶりでも極端な馬体増がなければ。

ロードゴラッソ
ダート重賞は斤量56kg以下だと⑥④①③①③着で、名古屋では今年の名古屋大賞典(1900m)を制している。過去23戦は2100m以下で、ダート1900m以上は④①⑦③⑤②①③③着。今年の白山大賞典はマスターフェンサーから0秒5差の③着に敗れたが、初めてのダート2500mで逆転はなるか。

サクラアリュール
前走のJBCクラシックは⑧着に敗れたが、さすがに相手が強かったのだろう。ダート2500mは初めてだが、前走を除くとダート1900m以上は②③③③③③①①②着で、ダート2400mでの馬券圏内がある。武豊騎手とは①③①着だから、この鞍上で上手く流れに乗れれば。ダートOPは良馬場で②着、道悪で⑧⑧着だから、力の要る馬場がベターか。

ダイシンインディー
ダートOPは⑦⑦⑭⑩⑨着で、地方交流重賞は3歳時の兵庫チャンピオンシップ⑦着だけ。過去19戦は2100m以下で、ダート2100mは①⑦⑩着。初となるダート2500mで、どこまで食い込めるか。

ミツバ
名古屋は②②着で、このコースでは18年名古屋グランプリで②着の実績がある。その時を含め、ダート2400m以上は②④着。近8戦で馬券圏内がなく、今年は4戦して⑦⑪⑦⑪着と崩れているが、実績のあるコースでどこまで?

<地方馬>
サウンドトゥルー
ダート2400m以上は①⑤①③①着で、地方交流重賞でも今年のダイオライト記念(船橋ダート2400m)で③着に入っている。地方交流重賞での斤量58kgも16～18年日本テレビ盃で③②③着の実績があるから、今回の条件でも侮れない面がありそう。