東京盃のポイント

【好走ポイント】

[1]同年にダート1200mの地方交流重賞で連対あり

同年にダート1200mの地方交流重賞で連対があった馬が､過去5年すべてで連対している｡特に､同年の東京スプリントで③着以内の馬は16年②&⑤着､17年出走なし､18年①～③着､19年①着､20年①&⑤着｡

該当馬:サイクロトロン､サブノジュニア､リュウノユキナ

[2]前走がダート1200m以上で③着以内

前走がダート1200m以上で③着以内の馬が過去5年すべてで連対していて､そのうち4勝している｡

該当馬:コパノキッキング､サブノジュニア､ニシノレオニダス､リュウノユキナ､レッドルゼル､ワールドリング

[3]父か母父がサンデー系

父か母父がサンデー系の馬が過去5年すべてで馬券圏内に入っていて､近2年はこれに該当する馬が馬券圏内を独占している｡

該当馬:ヴァルラーム､クルセイズスピリツ､コパノキッキング､サクセスエナジー､フランシスコダイゴ､ブルミラコロ

※人気傾向

1番人気は[2.0.1.2]､2番人気は[1.0.0.4]｡過去5年すべてで1～3番人気馬が連対している一方で､5年すべてで6～7番人気馬が馬券圏内に入っている｡

※地方馬

16年以降､5年連続で地方馬が馬券圏内に入っていて､馬券圏内に入った地方馬6頭はいずれも7番人気以内｡

※ベテラン勢

13年以降､7～9歳馬が8年連続で連対している｡

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	レッドルゼル		★
2	サブノジュニア	★	★
3	フランシスコダイゴ			★
4	コパノキッキング		★	★
5	リュウノユキナ	★	★
6	ヴァルラーム			★
7	クルセイズスピリツ			★
8	ニシノレオニダス		★
9	ブルミラコロ			★
10	サクセスエナジー			★
11	ワールドリング		★
12	ドーヴァー
13	サイクロトロン	★

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
｢★｣が複数付いたのはコパノキッキング､サブノジュニア､リュウノユキナとなった｡

リュウノユキナは今年に入って①①①②①着で､そのうち斤量56kg以下だと4戦4勝｡ダート1200mのOPで馬番6番以内だと②①①①②着で､このコースは今年の東京スプリントを制している｡過去10年の東京盃で､同年の東京スプリント勝ち馬は③①①②③①着と馬券圏外がないから､ここでも力を出し切れれば｡

コパノキッキングは[1]に非該当となったが､今年の地方交流重賞はハンデ59kgだった前走のサマーチャンピオン(佐賀ダート1400m)③着だけで､3走前にリヤドダートスプリント(サウジアラビア･ダート1200m)を制している｡近2年の東京盃は①③着で､その2戦を含めて大井ダート1200mで馬番7番以内だと[1.1.1.0]なので､4枠4番からロスを抑えて走れればチャンスが出てきそうだ｡

サブノジュニアは昨年の東京盃で⑤着に敗れているが､その時は8枠14番だった｡今回は2枠2番で､大井ダート1200mの地方交流重賞でひと桁馬番だと④②①②着｡過去12勝は斤量57kg以下で､このコースでの斤量58kgは今年の東京スプリント②着だけなので､中央馬相手の58kgで突き抜けられるかが焦点だろう｡

レッドルゼルは地方交流重賞が初めてで､[2]のみの該当となったが､ダート1200mのOPは①②②着で､前走のドバイゴールデンシャヒーンは最後方追走から鋭く追い込んで②着に入った｡国内のダートで馬番4番以内だと①②②①①着で､最内枠に入ったのも悪くなさそう｡休み明けは②①①②①着で､約半年ぶりでの2勝クラス①着があるから､6ヶ月半ぶりでも仕上がっていれば｡

サクセスエナジーは重賞5勝をダート1400mで挙げていて､ダート1200m重賞はこのコースで[0.0.1.2]｡東京盃は18年⑦着､19年③着で､前走オーバルスプリントからの臨戦は③着に好走した19年と同じとなる｡前走(⑦着)は後方からの競馬になったが､地方交流重賞での馬券圏内は4角5番手以内の時なので､この距離である程度の位置に付けられるかどうかがポイントになりそう｡

サイクロトロンはダートOPが[0.1.0.3]で､良馬場のクラスターC(盛岡ダート1200m)で②着に入っているのに対し､道悪だと⑧⑧⑪着｡このコースは今年の東京スプリント⑧着だけだが､その時は不良馬場だった｡ダートで8枠だと2戦2勝で､8枠13番に入ったのは悪くないだろうから､力の要る馬場なら見直せるのでは｡

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