兵庫ゴールドTのポイント

【好走ポイント】

[1]同年に中央のダート重賞か地方交流重賞で連対あり

同年に中央のダート重賞か地方交流重賞で連対歴があった馬が､過去5年すべてで連対している｡

該当馬:テイエムサウスダン､ヒロシゲゴールド､ラプタス

[2]前走がダートで37秒2以内の上がりを記録

過去5年の勝ち馬は､いずれも前走がダートで37秒2以内の上がりを記録していた｡

該当馬:イダペガサス､スマートアヴァロン､テイエムサウスダン､ワイドファラオ

[3]父ヘイロー系(サンデー系を含む)

過去5年の勝ち馬は､いずれも父がヘイロー系(サンデー系を含む)だった｡

該当馬:イグナイター､イダペガサス､クリノフウジン､スマハマ､メイショウワダイコ､ラプタス

※人気傾向

1番人気[1.0.3.1]､2番人気[2.2.0.1]｡13年以降は1～2番人気馬のどちらか一方が連対しているが､揃って連対したのは11年まで遡る｡6番人気以下で馬券圏内に入ったのは19年8番人気②着のイルティモーネ&9番人気③着のサクラレグナムで､いずれも地方所属馬｡

※地方馬

地方馬で馬券圏内に入ったのは17年2番人気②着のラブバレット､18年5番人気③着のキクノステラ､19年8番人気②着のイルティモーネ&9番人気③着のサクラレグナム､20年4番人気②着のベストマッチョ｡過去20回の勝ち馬はいずれも中央馬だが､17年以降は4年連続で地方馬が②～③着に入っている｡

※位置取り

過去5年で4角先頭の馬は①①②①②着｡一方で､18年以降は4角5番手以下の馬が3年連続で馬券圏内に入っている｡

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	リュウノシンゲン
2	ワイドファラオ		★
3	スマハマ			★
4	スマートアヴァロン		★
5	テイエムサウスダン	★	★
6	イグナイター			★
7	トーセンレビュー
8	ヒロシゲゴールド	★
9	クリノフウジン			★
10	イダペガサス		★	★
11	ラプタス	★		★
12	メイショウワダイコ			★

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
｢★｣が複数付いたのはイダペガサス､テイエムサウスダン､ラプタスとなった｡

テイエムサウスダンは前走の武蔵野S(東京ダート1600m)で⑨着に敗れたが､過去に馬券圏内のないダート1600mで先行失速となったもの｡ダート1400mの地方交流重賞は①①②①着で､園田ダート1400mは19年兵庫ジュニアグランプリ①着の実績がある｡今回は地方交流重賞で初めてとなるハンデ58kgだが､ハンデ57.5kgで今年のかきつばた記念②着の実績があるから､実績のあるコースならチャンスがありそう｡

ラプタスはオーバルスプリントで⑩着に敗れたが､最内枠で行き脚が付かず､中団で揉まれる形になっていた｡今回は8枠11番で､ダート1400mの地方交流重賞は馬番2番より外枠だと①①③①①着で､昨年の兵庫ゴールドTはハンデ57.5kgで③着に入っている｡ハンデ58.5kgで今年のサマーチャンピオンを制していて､ダート1400mの地方交流重賞は4角先頭で①①①①着､2番手で③着､8番手で⑩着だから､初の59kgでもスムーズに先行できれば巻き返しがあっても｡

イダペガサスは道営移籍後が[4.2.1.4]で､そのうち12頭立て以下の時は①①①③②①②④着｡ダート1400mでも勝ち鞍がある馬だが､中央の重賞と地方交流重賞では⑬⑩⑨⑪着なので､このメンバーでどこまで食い込めるか｡

それ以外の馬のうち､ワイドファラオは地方交流重賞で馬番5番以内だと②①④③着で､そのうちダート1400mは浦和での斤量55～58kgで②③着｡兵庫ゴールドTは馬番3番以内の中央馬が3年連続で連対していて､今年の該当馬は本馬だけ｡過去4勝は1600mで､この距離で突き抜けられるかどうかがポイントになりそう｡

ヒロシゲゴールドは武蔵野S(⑮着)で先行するスピードを見せたが､後続に早めに来られて差し決着に遭った｡今回は6枠8番で､ダート1200～1600mの地方交流重賞で4枠より外枠だと③②①③②着｡亀田騎手とのコンビで今年の南部杯②着があり､その時は斤量57kgだったから､初のハンデ57.5kgでも展開が噛み合えば変わり身があっても不思議はなさそう｡

スマートアヴァロンは中央の重賞&地方交流重賞が斤量56kgで③⑪⑤着で､そのうちひと桁馬番は昨年の根岸S③着だけ(今回は4枠4番)｡園田は初めてだが､直線平坦のダート1400mは京都で⑥①①③着｡田中淳厩舎の馬はポアゾンブラックが15年兵庫ゴールドTで③着に入っているから(今回は本馬とイダペガサスが該当)､ハンデ55kgなら侮れない面も｡

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