佐賀記念のポイント

【好走ポイント】

[1]前走が前年12月以降の中央のダートOP

15年以降の勝ち馬はいずれも前走が前年12月以降の中央のダートOPで､昨年はこの条件に該当していた2頭が①&②着に入った｡

該当馬:アメリカンフェイス

[2]4～6歳の中央馬

過去5年で馬券圏内に入った15頭はすべて中央馬で､そのうち12頭が4～6歳｡

該当馬:アメリカンフェイス､ケイアイパープル､メイショウカズサ､ライトウォーリア

[3]前走と同じ騎手が騎乗

前走と同じ騎手が騎乗していた馬は17年③着､18年①～③着､19年③着､20年①&②着､21年②&③着｡

該当馬:ウノピアットブリオ､グレイトパール､メイショウカズサ､ライトウォーリア､ランガディア

※人気傾向

過去5年で1番人気は[3.1.1.0]､2番人気は[1.2.0.2]｡過去5年で馬券圏内に入った馬はいずれも5番人気以内の中央馬｡地方馬が馬券圏内に入ると､08年①着のチャンストウライ(兵庫)以来となる｡

※位置取り

過去5年で馬券圏内に入った馬は､いずれも4角5番手以内の競馬をしていた｡なお､17年以降は4角先頭の馬が5連勝中｡

※父か母父がサンデー系

父か母父がサンデー系の馬は15年以降7連勝中で､近3年で馬券圏内に入った9頭中8頭がこの条件に該当していた｡今年はスマハマ､ギベオン､マイネルキラメキ､メイショウオオゼキ､ライトウォーリア､ランガディアが該当｡

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	メイショウオオゼキ
2	アメリカンフェイス	★	★
3	スマハマ
4	ランガディア			★
5	マイネルキラメキ
6	ケイアイパープル		★
7	グレイトパール			★
8	ライトウォーリア		★	★
9	ギベオン
10	ウノピアットブリオ			★
11	メイショウカズサ		★	★

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
｢★｣が複数付いたのはアメリカンフェイス､メイショウカズサ､ライトウォーリアとなった｡

メイショウカズサは川田騎手騎乗時が3戦3勝で､地方交流重賞での近2戦は斤量55～56kgで逃げ切っている｡昨年のプロキオンSを約3ヶ月ぶりでレコード勝ちしていて､2ヶ月半ぶりはクリアできそう｡過去の馬券圏内は斤量56kg以下で､58kgは3走前の阿蘇S⑥着だけなので､今回は58kgがポイントか｡ダートOPは重～不良馬場で[3.0.0.2]､良馬場で⑮⑧着なので､馬場状態にも注目したい｡

アメリカンフェイスはダートOPでの3戦が6～8枠で④⑦⑤着だが､前走の門司S(小倉ダート1700m､⑤着)はメンバー3位の上がり36秒9を使っていた｡ダートで5枠以内だと3戦3勝で､2枠2番に入ったのは良さそう｡佐賀記念は前走で前年12月以降の中央のダートOPを使われていた馬が7連勝中で､今年の該当は本馬だけだから､ロスなく立ち回れればチャンスが出てきても｡

ライトウォーリアは右回りのダートOPが[1.0.0.5]だが､昨年の太秦S(阪神ダート1800m)を6枠11番で制しているのに対し､5枠以内だと⑫⑧⑭⑪⑧着なので､7枠8番に入ったのは悪くないのでは｡岩田望騎手騎乗時は4角3番手以内で①①①①着､4番手以下で⑫⑧着なので､マイペースで先行できれば侮れない面も｡

ケイアイパープルは[2]のみの該当となったが､直線平坦のダートOPで斤量56kg以下だと④①②着で､前走の名古屋グランプリ(名古屋ダート2500m)は4角先頭から0秒5差②着に粘っている｡ダート1勝クラス以上で馬番7番以内だと⑥②⑫④④⑦⑭⑤着なので､今回は6枠6番から突き抜けられるかがポイントになりそう｡

ギベオンは今回が初ダートとなるが､母コンテスティッドは米ダートG1･2勝馬で､母父ゴーストザッパー､母母父アーチも米ダートG1を制している｡昨年の金鯱賞を重馬場で逃げ切っていて､パワーはありそうだが､斤量57.5kg以上の時が⑤⑩⑬⑤⑨⑰着なので､今回は58kgでどうか｡

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