東京スプリントのポイント

【好走ポイント】

[1]近2走以内に中央のOPか地方交流重賞で③着以内あり

近2走以内に中央のOPか地方交流重賞で③着以内があった馬は､17年①&②着､18年①着､19年①&②着､20年①着､21年①着｡17年以降は5連勝中｡

該当馬:ヒロシゲゴールド､ピンシャン､リュウノユキナ

[2]前走がダートで4角5番手以内でひと桁着順

前走がダートで4角5番手以内でひと桁着順の馬は17年①着､18年①着､19年③着､20年①&③着､21年①&③着｡

該当馬:カプリフレイバー､ギシギシ､サクセスエナジー､シャマル､ヒロシゲゴールド､ピンシャン､ルーチェドーロ

[3]父か母父がミスプロ系

父か母父がミスプロ系の馬が過去5年ですべて馬券圏内に入っていて､そのうち4勝｡特にサウスヴィグラス産駒は過去5年中4年で馬券圏内に入っている(今年はカプリフレイバー､ヒロシゲゴールドがサウスヴィグラス産駒)｡

該当馬:カプリフレイバー､ギシギシ､シャマル､ナガタブラック､ヒカリオーソ､ヒロシゲゴールド､ピンシャン､リュウノユキナ､ルーチェドーロ､ワールドリング

※人気傾向

1番人気は[2.0.1.2]､2番人気は[0.2.0.3]｡3～5番人気が[2.3.3.7]で､過去5年すべてで馬券圏内に入っている｡

※地方馬

近4年はいずれも地方馬が連対していて､過去5年で馬券圏内に入った地方馬6頭中4頭の前走がフジノウェーブ記念でひと桁着順だった(今年はハートプレイス､ヒカリオーソ､ルーチェドーロが該当)｡

※大型馬

当日の馬体重が507kg以上の馬が過去5年すべてで連対していて､そのうち4年で勝利している｡

※斤量57kg以上

斤量57kg以上の馬はひと桁馬番で⑤①②⑦①④⑤②着､ふた桁馬番で⑧⑧④着｡今年はサクセスエナジー(57kg､馬番1番)が該当｡

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	サクセスエナジー		★
2	リュウノユキナ	★		★
3	ヴァルラーム
4	ピンシャン	★	★	★
5	シャマル		★	★
6	ルーチェドーロ		★	★
7	ヒロシゲゴールド	★	★	★
8	ナガタブラック			★
9	カプリフレイバー		★	★
10	ギシギシ		★	★
11	ヒカリオーソ			★
12	ハートプレイス
13	ワールドリング			★

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
｢★｣が複数付いたのはカプリフレイバー､ギシギシ､シャマル､ヒロシゲゴールド､ピンシャン､リュウノユキナ､ルーチェドーロ｡そのうち､フルマークはヒロシゲゴールド､ピンシャンとなった｡

ピンシャンは国内で川田騎手騎乗だと3戦3勝で､そのうちOPは1400mで2戦2勝｡前走のすばるS(中京)は前半3F34秒0のペースで逃げ､上がり37秒8で押し切った｡黒船賞は疾病のために出走取消となっていて､今回は3ヶ月半ぶりの実戦となるが､国内の休み明けは[1.1.0.1]と悪くない｡ダート1200mでも勝ち鞍があるから､1F短縮でもスピードを活かせれば｡

ヒロシゲゴールドは約3ヶ月ぶりとなった前走の千葉S(中山ダート1200m)がトップハンデ57.5kgで先団に付け､直線で一旦先頭に立って0秒1差②着に粘った｡ダート1200mの地方交流重賞で斤量56kg以下だと[1.2.2.1]で､19年東京スプリントは武豊騎手とのコンビで③着に好走しているから､斤量56kgでスムーズなら｡地方交流重賞は良馬場で[1.2.1.0]､道悪で[0.1.1.3]なので､馬場状態にも注目したい｡

リュウノユキナはダート1200mの地方交流重賞が①②①②着で､昨年の東京スプリントを斤量56kgで制している｡今回は2枠2番で､ダートOPでひと桁の偶数馬番だと②①①②着｡ハンデ58kgの前走･大和S(阪神ダート1200m)は4角8番手の競馬になって[2]に該当しなかったが､昨年のこのレースは4角4番手から押し切っているから､斤量56kgで上手く先行できれば｡

シャマルは前走のなにわS(阪神ダート1200m)で先団に付け､メンバー最速の上がり35秒1で5馬身差を付けた｡今回は中1.5週で､中3週以内の時は3戦3勝｡今回は昇級初戦だが､過去5年の東京スプリントで前走が3勝クラス勝ちの馬は[0.0.1.1]で､19年ヒロシゲゴールドがなにわS①着→東京スプリントの臨戦で③着に入っているから､初のナイター競馬でも落ち着いて臨めれば侮れなさそう｡

ルーチェドーロは川崎移籍後が④①着で､初の大井となった前走のフジノウェーブ記念(ダート1400m)は2番手追走からメンバー最速の上がり36秒6で押し切った｡ダート1000～1600mは①④③④①④④④①着で､地方交流重賞は中央所属時の20年全日本2歳優駿③着の実績があるから､上手く先行できればチャンスがあっても｡

カプリフレイバーは前走の船橋記念(船橋ダート1000m)が斤量57.5kgで3番手に付け､0秒2差②着に粘った｡今回は3ヶ月ぶりで､2ヶ月以上間隔が開いた時は①⑫①①着｡真島大騎手とは①①①②着と好相性だが､地方交流重賞はこのコースの20年東京盃⑧着だけなので､今回は中央馬相手でどうか｡

ギシギシは矢野貴騎手とのコンビで④①②①①①着で､前走のマーチ賞(A2)は前半3F35秒1のペースで逃げてメンバー最速の上がり37秒2で押し切った(勝ち時計は1分12秒3､重)｡同騎手は近2年の東京スプリントでいずれも②着に入っている(サブノジュニア騎乗)｡過去5年で馬券圏内に入った地方馬はいずれも地方馬限定のOPか中央の重賞を使われていた馬で､本馬は初の地方交流重賞でどこまで食い込めるか｡

サクセスエナジーは近3走が⑦⑬④着だが､3走前はJpn1で､近2走は斤量58kgだった｡Jpn1以外のダート1200mは[4.0.1.2]で､このコースは4走前の東京盃を斤量57kgで制している｡地方交流重賞で馬番2番以内だと①②⑤②着なので､実績のあるコースで最内枠からロスなく立ち回れれば｡

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