地方競馬情報
JBCスプリントのポイント
【好走ポイント】
[1]前走が東京盃で⑤着以内
前走が東京盃で⑤着以内の馬が、14年以降8連勝中。該当馬:スマートダンディー、テイエムサウスダン、レッドルゼル
[2]ダートG1(Jpn1)で⑤着以内あり
ダートG1(Jpn1、海外を含む)で⑤着以内がある馬が過去5年すべてで連対している。該当馬:イグナイター、テイエムサウスダン、ティーズダンク、ヘリオス、リュウノユキナ、レッドルゼル
[3]父か母父がミスプロ系の中央馬
父か母父がミスプロ系の中央馬は、盛岡ダート1200mで行われた過去2回(02、14年)でともに①&③着に入っている。該当馬:スマートダンディー、ダンシングプリンス、テイエムサウスダン、リュウノユキナ、レッドルゼル
※人気傾向
1番人気は[1.2.0.2]、2番人気は[1.1.0.3]。6番人気以下で馬券圏内に入ったのは19年6番人気①着のブルドッグボス&11番人気③着のトロヴァオ、20年8番人気①着のサブノジュニア&7番人気②着のマテラスカイで、いずれも6~7歳の牡馬。※地方馬
地方馬で馬券圏内に入ったのは17年3番人気③着&19年6番人気①着&20年3番人気③着のブルドッグボス、18年5番人気③着のキタサンミカヅキ、19年11番人気③着のトロヴァオ、20年8番人気①着のサブノジュニア。過去5年中4年で地方馬が馬券圏内に入っている。※6歳以上の牡馬
16年以降は6歳以上の牡馬が6年連続で連対している。過去5年で馬券圏内に入った15頭中10頭が6~8歳牡馬。今年はスマートダンディー、ダンシングプリンス、リュウノユキナ、レッドルゼルが該当。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | レッドルゼル | ★ | ★ | ★ |
2 | コパノフィーリング | |||
3 | キラットダイヤ | |||
4 | ラプタス | |||
5 | イグナイター | ★ | ||
6 | ダンシングプリンス | ★ | ||
7 | プライルード | |||
8 | ヘリオス | ★ | ||
9 | ワールドリング | |||
10 | キモンルビー | |||
11 | ティーズダンク | ★ | ||
12 | リュウノユキナ | ★ | ★ | |
13 | テイエムサウスダン | ★ | ★ | ★ |
14 | スマートダンディー | ★ | ★ |
【まとめ】
「★」が複数付いたのはスマートダンディー、テイエムサウスダン、リュウノユキナ、レッドルゼル。そのうち、フルマークはテイエムサウスダン、レッドルゼルとなった。
レッドルゼルは昨年のJBCスプリント勝ち馬で、フェブラリーS→ドバイゴールデンシャヒーン→東京盃→JBCスプリントの臨戦過程は昨年と同じとなる。昨年は金沢ダート1400mで、盛岡は初めてとなるが、ダート1200mは中央&地方&海外を含めて[3.4.1.0]と馬券圏外がない。国内で馬番4番以内の時は①②②①①③着なので、内をロスなく走れれば。JBCスプリント連覇となると、05~06年のブルーコンコルド以来となる。
テイエムサウスダンは地方交流重賞で[4.2.1.1]で、そのうちダート1200mは5ヶ月ぶりだった前走の東京盃(0秒2差②着)だけ。盛岡は初めてだが、地方交流重賞で中5週以内だと①⑤①①着(今回は中3週)、地方交流重賞で8枠だと①②①着で、左回りでも勝ち鞍がある。前走の斤量は勝ち馬レッドルゼルより2kg軽かったが、今回は同斤量で逆転はなるか。
リュウノユキナはダート1200mの地方交流重賞が[2.4.1.0]で、横山武騎手とのコンビでも今年の東京スプリント②着がある。今回が2ヶ月半ぶりとなるが、盛岡ダート1200mのクラスターCはいずれも休み明けで21年①着、22年②着。昨年のJBCスプリントは金沢ダート1400mで⑤着に敗れたが、この距離なら侮れなさそう。
スマートダンディーは前走の東京盃で④着に敗れたが、4ヶ月ぶり(中17週)で出遅れていた。今回は中3週で、今年は中13週以内だと①①②着。大外枠の時は①④①③着で、8枠14番に入ったのは悪くなさそう。重賞は[0.1.0.7]で、馬券圏内は今年の北海道スプリントC②着だけだが、このメンバーでどこまで食い込めるか。
ヘリオスは地方交流重賞で馬番8番より外枠だと②②②着で、4ヶ月ぶりだった前走の南部杯(盛岡ダート1600m)はハナに立ってハナ差②着に入った(今回は5枠8番)。今回は中2週で、休み明け2戦目がダート1200~1400mだと③①①②着。ダート1200mでも3勝を挙げているから、2F短縮でもスピードを活かせれば。
イグナイターは初のJpn1挑戦となった前走の南部杯が5ヶ月ぶりで、先行して0秒2差④着に入った。今回は中2週で、今年は休み明け以外だと3戦3勝。ダート1200mは初めてだが、ダート1300~1500mが[7.1.1.0]で、左回りでも勝ち鞍があるから、上手く流れに乗れればチャンスが出てきても。JBCスプリントで兵庫所属馬が馬券圏内に入ると、08年③着のアルドラゴン以来となる。
ラプタスは前走のコリアスプリント(ソウル・ダート1200m)が4ヶ月ぶりで、押してハナに立って半馬身差②着に入った。今回は中8週で、OPでの休み明け2戦目は⑧⑬⑩③着。Jpn1は初めてで、重賞はG3(Jpn3)で[4.2.2.3]、Jpn2は20年東京盃④着だけ。過去9勝をダート1400mで挙げているのに対し、国内のダート1200mは④⑬着なので、今回はこの距離がポイントになりそう。
ダンシングプリンスはこのコースの前走・クラスターCで④着に敗れたが、出負けしてリズムを崩した感じだった。前走を除くと国内のダート1200m重賞は③①①着で、この3戦はいずれも4角2番手以内の競馬をしている。国内のダートで馬番4~8番だと5戦5勝で、休み明けでも勝ち鞍があるから、2ヶ月半ぶりでも4枠6番からスムーズなら。
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