浦和記念のポイント

【好走ポイント】

[1]前走が中央か地方交流重賞で②着以内

前走が中央か地方交流重賞で②着以内の馬が過去5年すべてで連対していて､そのうち3勝している｡

該当馬:ケイアイパープル､ラーゴム

[2]3～4歳の中央馬

3～4歳の中央馬は[3.2.2.5]で､過去5年すべてで馬券圏内に入っている｡

該当馬:クリノドラゴン､タイセイドレフォン､ラーゴム

[3]父か母父がミスプロ系

父か母父がミスプロ系の馬が､過去5年すべてで連対している｡

該当馬:クリノドラゴン､ケイアイパープル､サバンナロード､サンライズハイアー､タイセイドレフォン､ラーゴム

※人気傾向

1番人気は[1.2.1.1]､2番人気は[1.1.1.2]｡過去5年では1～2番人気のどちらか一方が連対しているが､揃って連対したのは07年まで遡る｡過去5年で馬券圏内に入った馬はいずれも5番人気以内｡

※地方馬

地方馬で馬券圏内に入ったのは17年2番人気②着のヒガシウィルウィン､21年3番人気②着のタービランス｡

※位置取り

16年以降､4角先頭の馬が6連勝中で､この6回での②着馬はいずれも4角2～3番手の競馬をしていた｡

※馬番6～7番

15年以降は馬番6～7番の馬が7年連続で連対していて､そのうち4勝している｡今年の該当馬はクリノドラゴン､スワーヴアラミス｡

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	タービランス
2	ラーゴム	★	★	★
3	サンライズハイアー			★
4	ケイアイパープル	★		★
5	アイオライト
6	クリノドラゴン		★	★
7	スワーヴアラミス
8	エルデュクラージュ
9	タイセイドレフォン		★	★
10	ランリョウオー
11	サバンナロード			★

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
｢★｣が複数付いたのはクリノドラゴン､ケイアイパープル､タイセイドレフォン､ラーゴム｡そのうち､ラーゴムがフルマークとなった｡

ラーゴムは前走の白山大賞典(金沢ダート2100m)が初の地方交流重賞で､その時は先に動いた勝ち馬ケイアイパープルを追うように伸びて0秒5差②着に入った｡ダートOPでひと桁馬番だと①②着で､2枠2番に入ったのは悪くなさそう｡浦和記念は馬番2番以内の中央馬が3年連続で馬券圏内に入っていて､今年の該当馬は本馬だけだから､ロスなく走れれば｡

タイセイドレフォンは前走のみやこS(阪神ダート1800m､⑤着)が約3ヶ月ぶりで中団からの競馬になったが､最後まで脚を使って0秒2差だった｡今回は中1週で､ダートのO型コースで中8週以内だと②①①②着｡過去の馬券圏内は4角4番手以内の時で､過去5年の浦和記念で中央の3歳馬は②④①着なので､初のダート2000m&地方交流重賞でもある程度の位置に付けられれば｡

クリノドラゴンは古馬OPが④④着で､初の地方交流重賞となった前走のJBCクラシック(盛岡ダート2000m)は4角8番手からメンバー最速の上がり35秒9を使っていた｡今回は11頭立てで､14頭立て以下のO型コースで武豊騎手騎乗だと④①③①⑥③⑤①①着｡過去5年の浦和記念で馬券圏内に入った馬はいずれも4角5番手以内なので､スムーズに動ければチャンスが出てきそう｡

ケイアイパープルは地方交流重賞が②①②④①着で､前走の白山大賞典は2ヶ月半ぶりで先団追走から早めに先頭に立ち､②着ラーゴムに0秒5差を付けた｡休み明け2戦目で3勝を挙げていて､中6週の今回は上積みがありそう｡過去8勝は右回りで､左回りは⑫⑦⑩②④着なので､今回は初の浦和がポイントか｡

タービランスは過去2年の浦和記念が④②着で､昨年は中団追走からメンバー最速の上がり37秒1で0秒4差②着に入った｡このコースの前走･埼玉新聞栄冠賞は大外枠の8枠12番で④着に敗れたが､過去の1枠1番は2戦2勝なので､ロスなく立ち回れれば｡浦和記念で9歳以上の馬が馬券圏内に入ると､05年③着のノボトゥルー以来となる｡

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