クイーン賞のポイント

【好走ポイント】

[1]前走がJBCレディスクラシックorレディスプレリュードでひと桁着順

前走がJBCレディスクラシックorレディスプレリュードでひと桁着順の馬が過去10年すべてで連対している｡

該当馬:グランブリッジ､サルサレイア､ショウナンナデシコ､テリオスベル

[2]前走時馬体重が489kg以上

前走時馬体重が489kg以上の馬は17年①着､18年②&③着､19年①&②着､20年①～③着､21年②着｡

該当馬:コスモポポラリタ､サルサレイア､ホウオウピースフル､ミスティネイル

[3]3～4歳の中央馬

3～4歳の中央馬が､過去5年すべてで馬券圏内に入っている｡

該当馬:グランブリッジ

※人気傾向

1番人気は[1.2.0.2]､2番人気は[1.1.1.2]｡6番人気以下で馬券圏内に入ったのは18年6番人気③着のオルキスリアン､20年7番人気③着のサルサレイア､21年6番人気①着のダイアナブライトで､いずれも地方所属馬｡

※地方馬

地方馬で馬券圏内に入ったのは17年4番人気③着のラインハート､18年6番人気③着のオルキスリアン､19年4番人気①着のクレイジーアクセル､20年3番人気①着のサルサディオーネ&7番人気③着のサルサレイア､21年6番人気①着のダイアナブライト&1番人気②着のサルサディオーネ｡サルサディオーネ以外はハンデ53kg以下｡15年以降､7年連続で地方馬が馬券圏内に入っている｡

※リピーター

近年ではトロワボヌール(14年①着､15年②着､16年①着)､プリンシアコメータ(17年①着､19年②着)､サルサディオーネ(18年②着､20年①着､21年②着)が複数回馬券圏内に入っている｡今年の出走予定馬のうち､過去にクイーン賞で③着以内があるのはサルサレイア(20年③着)だけ｡

番	馬名	[1]	[2]	[3]
1	グランブリッジ	★		★
2	リネンファッション
3	ロカマドール
4	ビックバレリーナ
5	コーラルツッキー
6	ホウオウピースフル		★
7	ショウナンナデシコ	★
8	レディオスター
9	ミスティネイル		★
10	サルサレイア	★	★
11	コスモポポラリタ		★
12	ハピネスマインド
13	クレールアドレ
14	テリオスベル	★

★…プラスデータに該当した馬

【まとめ】
｢★｣が複数付いたのはグランブリッジ､サルサレイアとなった｡

グランブリッジはダート1800m以上が[3.1.0.0]で､前走のJBCレディスクラシック(盛岡ダート1800m)は2ヶ月半ぶりでクビ差②着に入った｡休み明け以外の地方交流重賞は①①着で､中3週の今回は上積みがありそう｡今年は馬番7番以内だと①①①着で､斤量55kgでも重賞勝ちがあるから､斤量増(53→54kg)でも最内枠からロスなく立ち回れれば｡

サルサレイアは20年クイーン賞勝ち馬サルサディオーネの半妹｡船橋ダート1800mが③⑤④着で､サルサディオーネが勝った20年クイーン賞はハンデ51kgで2秒1差③着に入っている｡昨年のクイーン賞は不良馬場で⑤着だったが､地方での馬券圏内は良～重馬場の時なので､極端な馬場悪化がなければ侮れない面がありそう｡

ショウナンナデシコは近2走が③③着だが､馬体重が474～478kgだった｡地方交流重賞は馬体重が479kg以上だと②①①①①着で､そのうち船橋ではダート1600mで2戦2勝｡斤量58kgでの重賞勝ちがあり､ハンデ57.5kgは守備範囲だろうから､中3週で馬体が回復すれば｡

テリオスベルは前走のJBCレディスクラシック(⑥着)で序盤の行き脚が付かず､向こう正面で外を通って進出して一旦先頭に立ったが､最後は伸び切れなかった｡地方交流重賞はJpn2～Jpn3だと②③②着で､斤量55kgでも連対歴がある｡ダートOPでのふた桁馬番は5走前のスレイプニルS(東京ダート2100m)①着だけなので､8枠14番からスムーズに進出できれば｡

ホウオウピースフルは今回が初ダートとなる｡近2走が⑤⑫着だが､レース上がりが34秒7～35秒2で切れ負けした感じだった｡芝OPでの馬券圏内はレース上がりが35秒7以上の時なので､適度に上がりがかかれば｡過去の馬券圏内は斤量54kgの時で､55kgだと⑧⑱⑤着なので､今回はハンデ55kgがポイントか｡

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