地方競馬情報
関東オークスのポイント
【好走ポイント】
[1]馬番5番より外枠の中央馬
15年以降、馬番5番より外枠の中央馬が8連勝中。該当馬:パライバトルマリン、フェブランシェ、メイショウオーロラ
[2]前走が東京プリンセス賞で③着以内の馬
17年以降、前走が東京プリンセス賞で③着以内の馬が6年連続で馬券圏内に入っている。該当馬:サーフズアップ、メイドイットマム
[3]父か母父がノーザンダンサー系の中央馬
過去5年のうち、父か母父がノーザンダンサー系の中央馬は出走馬がいた4回すべてで勝利している。該当馬:フェブランシェ
※人気傾向
過去5年で1番人気は[1.1.1.2]、2番人気は[1.1.1.2]。6番人気以下で馬券圏内に入ったのは18年6番人気①着のハービンマオだけ。※地方馬
13年以降、中央馬が10連勝中というレースだが、5番人気以内の南関所属馬が5年すべてで②~③着に入っていて、いずれも前走③着以内だった。今年、前走③着以内の南関所属馬は、サーフズアップ、メイドイットマム、ワイズゴールド。※ダート1400m以上で②着に0秒5差以上での①着がある馬
過去5年の勝ち馬は、いずれもダート1400m以上で②着に0秒5差以上を付けて①着があった。今年はコアリオ、スギノプリンセス、パライバトルマリン、フェブランシェ、マインドユアミモザ、メイショウオーロラ、メイドイットマム、ワイズゴールドが該当。番 | 馬名 | [1] | [2] | [3] |
1 | ワイズゴールド | |||
2 | サーフズアップ | ★ | ||
3 | クレメダンジュ | |||
4 | フークエンジェル | |||
5 | スギノプリンセス | |||
6 | ベストホリデー | |||
7 | マルグリッド | |||
8 | コアリオ | |||
9 | メイドイットマム | ★ | ||
10 | パライバトルマリン | ★ | ||
11 | メイショウオーロラ | ★ | ||
12 | マインドユアミモザ | |||
13 | フェブランシェ | ★ | ★ |
【まとめ】
複数で「★」が付いたのはフェブランシェのみとなった。
フェブランシェはJRAのダートが中山ダート1800mで2戦2勝で、いずれも先行策からメンバー3位以内の上がり38秒5~38秒9で押し切っている。この2戦はいずれもふた桁馬番で、8枠13番に入ったのは悪くなさそう。地方交流重賞は初めてだが、半姉パッシングスルーはこのコースの20年エンプレス杯で③着に入っていて、母マイティースルーは09年関東オークス④着馬だから、300m延長でも外目をスムーズならクリアできても良さそう。ルメール騎手はクイーンマンボとのコンビで17年関東オークスを制している。
メイショウオーロラは過去3戦が[2.0.1.0]で、初の地方交流重賞となった前走の兵庫チャンピオンシップ(園田ダート1870m)は斤量55kgで2番手に付けたが、牡馬2頭に突き放されて2秒6差③着。牝馬限定戦はダート1800mでの斤量53~54kgで2戦2勝で、左回りの中京でも勝ち鞍がある。父ホッコータルマエはこのコースの川崎記念を3連覇(14~16年)しているから、初のダート2100mでも牝馬同士で斤量54kgならチャンスがありそう。
パライバトルマリンは過去3戦(①④①着)が東京ダート1600mで、約3ヶ月ぶりの前走は前半4F47秒1のペースで逃げて上がり37秒4で押し切った。ダート2100mは初めてだが、マリブムーン産駒はマドラスチェックが19年関東オークスで②着に入っていて、テン乗りとなる戸崎騎手はタイニーダンサー騎乗で16年関東オークスを制している。本馬は過去3戦の馬体重が498~506kgで①①着、518kgで④着なので、前走時馬体重(506kg)から極端な馬体増がなければベターか。
クレメダンジュは過去5戦が[2.2.0.1]で、馬券圏外は半年ぶりで行き脚が付かなかった2走前だけ(今回は中1週)。重賞は初めてだが、半兄コルテジア(20年きさらぎ賞①着)という血統で、能力を秘めていそう。4角5番手以内の時は②②①①着で、左回りでも連対歴があるから、ある程度の位置で流れに乗れればチャンスが出てきそう。ダートは良馬場で①①着、道悪馬場で②②⑦着なので、馬場状態にも注目したい。
サーフズアップは地方交流重賞が初めてとなるが、過去8戦は[3.4.1.0]で、初のダート1800mとなった前走の東京プリンセス賞(大井)は3番手追走から直線で進路を切り替える場面があったが、メンバー2位の上がり38秒3で押し切った。近4年の関東オークスで、東京プリンセス賞勝ち馬は③②②③着。馬番2番以内の時は②②②①着なので、2枠2番からロスなく走れれば。
メイドイットマムは船橋移籍後がダートに限ると①①①③着で、前走の東京プリンセス賞は最内枠から先団インに付けたが、サーフズアップに切れ負けした感じで0秒4差③着。地方交流重賞は昨年のエーデルワイス賞(門別ダート1200m、⑤着)だけで、その時は出遅れながら上がり38秒3で③着と0秒3差だった。全兄コマノジャスパは芝2600mでの勝ち鞍があり、左回りのダートは船橋&浦和で2戦2勝なので、初の川崎&ダート2100mでも折り合って運べれば。
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